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11月以降のボートレースの見どころ!最低体重増加、注目の新人レーサー、賞金王争いの行方は!?

11月以降のボートレースの見どころ!最低体重増加、注目の新人レーサー、賞金王争いの行方は!?

11月1日からボートレースの後期が始まります。

今回は11月以降の見どころをまとめました。

ルール変更では、最低体重が「51.0kgから52.0kg」へ引き上げとなります。

そして11月から新人レーサーが続々とデビューします!期待の新人女子レーサー「清水愛海」選手など詳しく紹介します。

さて、年内のレースもいよいよ佳境を迎えます。賞金王争いの行方が盛り上がってきました!

11月は「桐生、常滑、福岡、津」でそれぞれ周年が開催されます。賞金王はどのボートレーサーが手にするのでしょうか!?

競艇の規定体重が変更!11月1日から52.0kgへ

規定体重が変更!
規定体重が変更!

後期からのレースに大きく影響を与えそうなのは、規定体重の変更でしょう。

11月1日以降を初日とする開催から、男子の最低体重が「現行の51.0kgから52.0kg」に引き上げとなります。

1kgの増加は想像以上にレースへ影響を与えます。

ボートレーサーの中で、減量に苦しむ選手は数多く存在します。

彼らにとっては嬉しい変更ですね。

また、女子選手は現行の47.0kgのままです。

体重が軽い方が競艇は有利なので、女子レーサーが今後活躍するかもしれません! ちなみに改定理由としては、 男子選手の「平均体重と最低体重」との差が大きいので「健康維持や事故」を防止する狙いです。

現在、男子選手の平均体重は約54.0kgなので納得ですね。

今回の変更が良い結果になってくれることを願います。

フライングがリセット!競艇の期始めはスタートに注目

フライングがリセット
フライングがリセット

後期が始まって、フライングがリセットされます。

競艇選手のフライングは半年に1回、「5月1日と11月1日」にリセットされるルールです。

これによって、事故率の高い選手などは足かせが取れることになります。

すると、「勢いよくスタートダッシュを決めてくれるのでは?」といった期待を持ちますが、意外とそうではありません。

実は期始めはスタートが微妙です。

A1級に必要な出走回数の「70走」まで、無理をしない選手が多い傾向です。

その点も踏まえて、スタート展示を見ると面白いですよ。

もちろん、フライングの足かせが取れた選手が「スタートを決める」パターンもありますが、あくまで選手次第です。

11月以降にデビューを迎える127期の新人レーサーたち

127期の新人レーサーたち
127期の新人レーサーたち

11月以降にデビューする、期待の新人ボートレーサーを紹介します。

注目度ナンバーワンは127期のチャンピオンとなった山口の「清水愛海」選手。

歴代6人目の女子チャンプとなった彼女ですが、それだけではありません。

女子レーサーとして初めてリーグ戦で勝率1位を記録した大型新人なのです!

清水選手はこんなエピソードもあります。

「養成所では127期の転覆女王と呼ばれていました(笑)」

なんと転覆や落水は全部で45回(本人曰く)

清水選手は「スピードをもってチャレンジ精神」が魅力、過去にこんなエピソードがあるなんて意外ですね。

荘林教官の清水選手を高く評価しています。「大山千広」選手を超えるかも!との期待を持っているそうです。

女子レーサーのの中では、リーグ戦で優出3回を記録した佐藤ほのか選手(東京)も評価が高いです。

荘林教官が「優秀選手に選んでもいい」と評価するほどのセンスの持ち主。 リーグ戦での勝率は5.40と高くありませんが、今後に期待です! 127期の女性ボードレーサーは14名。

人数が多いだけでなく、レベルの高い選手が揃っているようです。

さて、もちろん男性陣も負けてはいません! 注目は、父親がボートレーサーの堀本裕也選手。

そして、勝率2位を記録している福岡の藤森陸斗選手。

いずれの選手も教官からの評価は非常に高いです。

新人レーサーたちのデビュー日をまとめました。皆さん応援しましょう。

登番名前支部デビュー競艇場
5147田中勇輔埼玉戸田(11/12)
5148松本怜福岡若松(11/14)
5149小形綾東京平和島(11/12)
5150坂本雄紀群馬桐生(11/8)
5151山下奈緒大阪住之江(11/4)
5152丸山祐也福岡福岡(11/18)
5153佐藤ほのか東京平和島(11/12)
5154村松栄太広島宮島(11/25)
5155内山七海福岡若松(11/14)
5156坂野さくら福井三国(11/18)
5157市川健太滋賀尼崎(11/18)
5158宮脇遼太福岡福岡(11/18)
5159笠間憲哉愛知常滑(11/13)
5160藤森陸斗福岡福岡(11/18)
5161登玉隼百兵庫尼崎(11/18)
5162松尾怜実福岡芦屋(11/8)
5163清水愛海山口徳山(11/2)
5164森田梨湖福岡芦屋(11/8)
5165小林愛実岡山丸亀(11/26)
5166仲道大輔愛知蒲郡(11/6)
5167小川竜太朗埼玉戸田(11/12)
5168池田なな大阪住之江(11/4)
5169堀本翔太愛知蒲郡(11/6)
5170佐藤太亮岡山児島(11/21)
5171清水未唯滋賀三国(11/18)
5172田村慶徳島鳴門(11/13)
5173谷口佳蓮香川丸亀(11/26)
5174川井萌静岡浜名湖(11/24)
5175島﨑丈一朗東京多摩川(11/11)

今後の賞金王争いの行方は!?

賞金トップの峰竜太
賞金トップの峰竜太

先日行われた大村の「ボートレースダービー」ではSG初優出が4人、SG優勝経験者が毒島誠だけという異例の優勝戦となり、キッチリ1枠の利を活かした「深谷知博」がSG初優勝を果たしました。

この大会は年末の「賞金戦線の第一関門」でもあります。

さて、2020年の賞金王は誰になるのか?考えてみましょう。

1位の峰竜太はなんと1億4千万円を突破!2位以下に4千万円以上の大差をつけて独走中です。

2位の吉川元浩も先日1億円を突破しました

3位は篠崎仁志、4位は毒島誠、5位は菊地孝平で、どの選手も9千万円オーバー。

中でも菊地は、年間を通した安定感が魅力です。SG優勝なしで5位なので驚きます。

しかし、先日のレースでフライング休みになったのでわかりません!

さて、「ボートレースダービー」で優勝し、一気に順位を上げたのが深谷選手です。なんと26位から6位まで急上昇!

そして7位はメモリアル覇者の寺田祥。

年末にかけて、賞金上位レーサーに注目が集まります。

賞金上位選手(1位〜10位※11月8日現在)

順位選手名獲得賞金額
1峰竜太143,222,000円
2吉川元浩102,856,932円
3篠崎仁志96,242,333円
4毒島誠93,410,000円
5菊地孝平91,440,000円
6深谷知博90,670,333円
7寺田祥87,984,000円
8瓜生正義87,288,500円
9白井英治85,561,000円
10徳増秀樹81,115,500円

11月は「桐生、常滑、福岡、津」でそれぞれ周年が開催!そして蒲郡チャレンジカップが目前です。

今年の賞金戦線もいよいよ佳境を迎えてきました!