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平高奈菜・連日の斡旋(あっせん)で休みなし!競艇の斡旋の仕組みとは

平高奈菜・連日の斡旋(あっせん)で休みなし!競艇の斡旋の仕組みとは

多摩川ヴィーナスシリーズが開催中。
優勝候補は平高奈菜選手です。
しかし、平高選手の斡旋状況はあまりにもハード!

3月28日に終了したSG福岡ボートレースクラシックから、2日休みで福岡ヴィーナスシリーズに前検入り。
その後も、連日の斡旋で休みなし!流石の平高選手も疲労が残るはず。

今回は競艇の斡旋の仕組みについて紹介します。

平高奈菜選手のスケジュールは以下の通り。

レース期間
SG福岡ボートレースクラシック3月23日〜3月28日
福岡ヴィーナスシリーズ4月1日〜4月6日
浜名湖オールレディース4月8日〜4月13日
多摩川ヴィーナスシリーズ4月15日〜4月20日
常滑オールレディース4月22日〜4月27日
尼崎一般5月1日~5月6日

「福岡ヴィーナスシリーズ」終了の翌日が「浜名湖オールレディース」の前検日なので休みなし。
さらに「浜名湖オールレディース」の翌日が「多摩川ヴィーナスシリーズ」の前検日で休みなし。
その後の「常滑オールレディース」でも同様に休みなし。
なんと28日間の休みなし!となっています。

※前検日とは:レース前日に「身体検査、モーター抽選、ボート抽選、試走、スタート練習」などを行います

最近の女子戦の斡旋はハード過ぎ!

平高選手だけではなく「福岡、浜名湖、多摩川」の女子戦3連続斡旋は他のレーサーもいます。
「角ひとみ、中川りな、三浦永理、冨名腰桃奈」の4レーサー。
しかも冨名腰桃奈選手はB2級選手です。

女子戦の売上が好調なこともあって、女子戦の開催数も多くなっています。
その分、公平な斡旋が難しくなっているのでしょう。
それにしても最近の女子戦の斡旋はハード過ぎますね。

競艇の斡旋の仕組み

競艇選手は年に1回斡旋依頼書を提出します。
提出先は「日本モーターボート競走会のあっせん課」こちらが選手の斡旋を行います。
そして斡旋が決まったら、開催の1ヶ月前に選手の元へFAXが送られてきます。(昔は往復葉書)
選手が斡旋拒否をしない場合は、特に返信の必要はなく自動的に参加となります。

斡旋日数の目安ですが、A級選手は月に約3節、B1級選手は月に約2節、B2級選手は月に1節までとなっています。

  • A級選手:月に約3節
  • B1級選手:月に約2節
  • B2級選手:月に1節

ただし、SG、G1、女子戦が重なると斡旋が多くなります
競艇の斡旋はこのような仕組みとなっています。

出走日数や出場メンバーに偏りが生じないように「公平に斡旋」が行われるそうですが・・・前述した通り、女子レーサーの斡旋はかなりハードな内容となっています。

斡旋拒否も可能

ボートレースでは、斡旋拒否(不参加)も可能です。

斡旋発表から15日以内ですと不参加の手続きが可能。
斡旋発表から15日以上経過しても、電報を「施行者と日本モーターボート競走会」に送れば拒否することができます。
今後、斡旋拒否の女子レーサーが出てくるかもしれませんね。