競艇場別、売上ランキング
競艇場ごとの売上ランキングを紹介します。
紹介する期間は(2017~2022年)です。
2022年・大村でグランプリ開催
2022年次の売上ランキング(2022年1月1日~12月31日)をどうぞ。
順位 | 競艇場 | 売上 |
---|---|---|
1位 | 大村 | 1907億3714万6600円 |
2位 | 住之江 | 1681億2851万2800円 |
3位 | 丸亀 | 1522億6087万3300円 |
4位 | 桐生 | 1480億485万7500円 |
5位 | 下関 | 1458億7048万5700円 |
6位 | 若松 | 1404億2508万5900円 |
7位 | 蒲郡 | 1326億5068万8100円 |
8位 | 戸田 | 1009億675万2200円 |
9位 | 唐津 | 997億9853万1600円 |
10位 | 尼崎 | 989億8283万700円 |
11位 | 宮島 | 876億7871万6900円 |
12位 | 芦屋 | 873億4450万1500円 |
13位 | 浜名湖 | 845億9946万5500円 |
14位 | 常滑 | 800億3289万9200円 |
15位 | 徳山 | 795億2332万400円 |
16位 | 多摩川 | 773億6203万8900円 |
17位 | 鳴門 | 766億3382万5800円 |
18位 | 平和島 | 749億5170万2800円 |
19位 | 福岡 | 742億3320万8100円 |
20位 | 児島 | 742億3320万8100円 |
21位 | 三国 | 740億43万8400円 |
22位 | 江戸川 | 699億7654万1500円 |
23位 | 津 | 624億4860万2600円 |
24位 | びわこ | 624億2732万6300円 |
大村競艇場が3年連続で売上1位!
グランプリ開催もあって、昨年から約150億円の売上を伸ばしました。
最下位の競艇場でも600億円越え。
全体の売上が向上しています。
2021年・全場で売上UP
2021年度の売上ランキング(令和3年4月1日~令和4年3月31日)をどうぞ。
順位 | 競艇場 | 売上 |
---|---|---|
1位 | 大村 | 1759億4913万6100円 |
2位 | 住之江 | 1575億6249万5400円 |
3位 | 蒲郡 | 1546億217万9700円 |
4位 | 若松 | 1498億4144万2900円 |
5位 | 丸亀 | 1485億1732万7700円 |
6位 | 桐生 | 1433億6066万3000円 |
7位 | 下関 | 1402億5853万700円 |
8位 | 芦屋 | 968億9942万1800円 |
9位 | 戸田 | 900億2037万7500円 |
10位 | 福岡 | 867億5万6200円 |
11位 | 多摩川 | 863億1417万2300円 |
12位 | 宮島 | 861億5057万4800円 |
13位 | 児島 | 834億7991万900円 |
14位 | 徳山 | 826億6147万300円 |
15位 | 平和島 | 817億1206万5400円 |
16位 | 唐津 | 778億3479万1600円 |
17位 | 浜名湖 | 758億6746万8100円 |
18位 | 尼崎 | 740億905万700円 |
19位 | 江戸川 | 724億5265万200円 |
20位 | 琵琶湖 | 722億4048万9000円 |
21位 | 鳴門 | 713億6056万3200円 |
22位 | 三国 | 670億9968万2400円 |
23位 | 常滑 | 625億5630万5900円 |
24位 | 津 | 551億7043万5300円 |
昨年に続いて大村競艇場が1位!
2000億円達成まであと少しです。
そして、全ての競艇場で売上UPに成功!
特に福岡競艇場は一気に10位以上順位を上げました。
福岡は浚渫(しゅんせつ)工事を行い「うねりを減らす」など、予想しやすい環境を整えようとしています。
また、唐津競艇場はリニューアルでスタイリッシュな場に生まれ変わりました。
売上は横這いでしたが、SGグランドチャンピオン開催など2022年度は売上大幅UPに期待できます。
2020年・大村が過去最高売上を記録
2020年次(1月1日から12月31日)の売上ランキングをどうぞ
順位 | 競艇場 | 売上 |
---|---|---|
1位 | 大村 | 1368億9683万7900円 |
2位 | 住之江 | 1268億6384万2700円 |
3位 | 丸亀 | 1209億8033万1700円 |
4位 | 蒲郡 | 1208億2168万8800円 |
5位 | 下関 | 1160億3491万4000円 |
6位 | 桐生 | 1116億2601万6800円 |
7位 | 若松 | 1113億840万4400円 |
8位 | 平和島 | 812億9792万700円 |
9位 | 徳山 | 739億9421万8800円 |
10位 | 芦屋 | 691億6389万2200円 |
11位 | 戸田 | 686億6720万5800円 |
12位 | 鳴門 | 686億1321万9100円 |
13位 | 浜名湖 | 674億726万8400円 |
14位 | 多摩川 | 663億3672万8900円 |
15位 | 宮島 | 662億8366万3300円 |
16位 | 唐津 | 657億3602万6500円 |
17位 | 琵琶湖 | 610億3616万8500円 |
18位 | 尼崎 | 595億8735万4700円 |
19位 | 三国 | 572億381万2600円 |
20位 | 児島 | 527億5.692万4.700日 |
21位 | 江戸川 | 527億4135万2800円 |
22位 | 常滑 | 515億9272万6800円 |
23位 | 津 | 498億1494万7900円 |
24位 | 福岡 | 447億2213万4100円 |
どの競艇場も売上は好調! 2000年に赤字に転落した「琵琶湖競艇場」も610億と売上を伸ばしています。
大村競艇場2020年度の売上が全国1位!開設以来初
4月14日、大村競艇場の2020年度の売上が1591億7000万円と発表されました。
※年度(4月1日から3月31日)の売上となります
こちらは過去最高の金額!前年度比で50・8%の増加です。
もちろん全国24場の売上でトップ。
さらにボートレース大村が年度別売上で全国一位になるのは開設以来初めてです。
これほど急上昇した理由は、やはりコロナ禍の影響が大きいでしょう。
大村競艇場の本場での舟券売り上げは17億4000万円(前年度比63%減)と前年より大幅減少。
しかし、電話やインターネット(テレボート)による売り上げが1300億6000万円(同77・2%増)と大幅アップに成功しました。
インが日本一強い大村競艇場、「予想しやすいと」初心者のファンも多いです。
今後も売上を伸ばし続けるでしょう。
2019年
続いて2019年度の競艇場別売上ランキングを見てみましょう。
順位 | 合計 | 売上 |
---|---|---|
1位 | 住之江 | 1116億4054万700円 |
2位 | 大村 | 1055億8138万2000円 |
3位 | 蒲郡 | 1013億7310万7500円 |
4位 | 桐生 | 982億4251万7300円 |
5位 | 丸亀 | 887億5904万5100円 |
6位 | 若松 | 840億1254万6400円 |
7位 | 下関 | 797億3428万9800円 |
8位 | 徳山 | 641億8629万8100円 |
9位 | 平和島 | 634億1431万0100円 |
10位 | 戸田 | 594億7878万6500円 |
11位 | 芦屋 | 593億6350万2600円 |
12位 | 唐津 | 577億7443万9400円 |
13位 | 多摩川 | 532億5626万2600円 |
14位 | 尼崎 | 523億8907万3400円 |
15位 | 福岡 | 505億1777万6200円 |
16位 | 浜名湖 | 499億4945万2100円 |
17位 | 宮島 | 498億8764万4000円 |
18位 | 常滑 | 497億3070万5900円 |
19位 | 児島 | 479億4712万9000円 |
20位 | 江戸川 | 469億5982万6200円 |
21位 | 三国 | 451億9313万5200円 |
22位 | 鳴門 | 447億0878万1200円 |
23位 | 琵琶湖 | 401億1337万9800円 |
24位 | 津 | 392億7852万0400円 |
2019年は大村競艇場が2位まで上がってきました!
2018年
続いて2018年度の競艇場別売上ランキングを見てみましょう。
順位 | 競艇場 | 売上 |
---|---|---|
1位 | 住之江 | 1033億4620万6300円 |
2位 | 蒲郡 | 919億6085万2700円 |
3位 | 丸亀 | 890億9061万0500円 |
4位 | 桐生 | 870億7331万2200円 |
5位 | 若松 | 788億8765万1600円 |
6位 | 大村 | 728億3760万1800円 |
7位 | 下関 | 708億7148万9000円 |
8位 | 戸田 | 644億6144万0800円 |
9位 | 芦屋 | 626億1716万8400円 |
10位 | 平和島 | 618億6813万7200円 |
11位 | 徳山 | 520億1770万8700円 |
12位 | 浜名湖 | 498億7037万3800円 |
13位 | 尼崎 | 492億0508万4100円 |
14位 | 唐津 | 471億4706万0600円 |
15位 | 多摩川 | 440億4923万3700円 |
16位 | 福岡 | 437億3281万0000円 |
17位 | 江戸川 | 407億9448万7000円 |
18位 | 鳴門 | 387億6880万7500円 |
19位 | 児島 | 386億6839万1500円 |
20位 | 琵琶湖 | 382億3225万2300円 |
21位 | 三国 | 375億5140万6800円 |
22位 | 津 | 370億8806万7600円 |
23位 | 宮島 | 368億0595万6400円 |
24位 | 常滑 | 358億4653万0200円 |
2018年は蒲郡競艇場が2位、最下位は常滑競艇場でした。
2017年
続いて2017年度の競艇場売上ランキングです。
順位 | 競艇場 | 売上 |
---|---|---|
1位 | 住之江 | 947億7838万9800円 |
2位 | 丸亀 | 885億0488万9200円 |
3位 | 若松 | 843億6373万3100円 |
4位 | 蒲郡 | 833億0236万6500円 |
5位 | 桐生 | 773億9437万8900円 |
6位 | 下関 | 675億5003万1800円 |
7位 | 大村 | 576億7718万9400円 |
8位 | 芦屋 | 543億4291万2100円 |
9位 | 平和島 | 515億1586万6500円 |
10位 | 戸田 | 509億9064万4900円 |
11位 | 唐津 | 477億1443万3200円 |
12位 | 福岡 | 461億2206万7000円 |
13位 | 徳山 | 436億3425万8400円 |
14位 | 浜名湖 | 434億7845万3800円 |
15位 | 琵琶湖 | 393億4089万6800円 |
16位 | 江戸川 | 379億9822万2800円 |
17位 | 尼崎 | 371億3995万3900円 |
18位 | 多摩川 | 362億2442万4800円 |
19位 | 常滑 | 358億5173万5600円 |
20位 | 鳴門 | 337億1607万0000円 |
21位 | 宮島 | 335億5782万2600円 |
22位 | 児島 | 321億2630万7100円 |
23位 | 津 | 306億6602万4100円 |
24位 | 三国 | 298億8953万5000円 |
2017年は福岡競艇場が12位と好調、最下位は三国競艇場でした。
競艇の売上推移
ボートレースの売上推移を年次別で見てみましょう。
年次 | 売り上げ |
---|---|
1990年 | 2兆1499億4601万6700円 |
1991年 | 2兆2200億1044万5800円 |
1992年 | 2兆1288億9723万2500円 |
1993年 | 1兆9984億8715万3400円 |
1994年 | 1兆8688億8646万5400円 |
1995年 | 1兆8121億9430万9400円 |
1996年 | 1兆8335億4724万3200円 |
1997年 | 1兆7751億7783万5400円 |
1998年 | 1兆6266億8645万6000円 |
1999年 | 1兆5044億4527万2600円 |
2000年 | 1兆3660億0431万9100円 |
2001年 | 1兆2893億4264万2900円 |
2002年 | 1兆2330億4010万0200円 |
2003年 | 1兆1053億9143万1400円 |
2004年 | 1兆0020億0979万2500円 |
2005年 | 9777億6266万4300円 |
2006年 | 9650億5370万8900円 |
2007年 | 9950億2020万7800円 |
2008年 | 9930億3392万4100円 |
2009年 | 9364億6963万8900円 |
2010年 | 8968億0963万8800円 |
2011年 | 8634億0720万6500円 |
2012年 | 9167億0314万4100円 |
2013年 | 9475億9354万6600円 |
2014年 | 9788億9318万700円 |
2015年 | 1兆0338億2066万9600円 |
2016年 | 1兆0875億3411万6500円 |
2017年 | 1兆2063億6086万7100円 |
2018年 | 1兆3236億5751万5600円 |
2019年 | 1兆5342億1092万3600円 |
2020年 | 1兆9014億8760万2100円 |
2021年 | 2兆3301億8782万3700円 |
2022年 | 2兆4432億2713万4200円 |
やはり「2019年から2020年」 までが目立って成長しています。
ちなみに、年次の歴代売上トップ6は以下の通りです。
順位 | 年次 | 売上げ |
---|---|---|
1 | 2021 | 2兆3301億8782万3700円 |
2 | 1991 | 2兆2200億1044万5800円 |
3 | 1990 | 2兆1499億4601万6700円 |
4 | 1992 | 2兆1288億9723万2500円 |
5 | 1993 | 1兆9984億8715万3400円 |
6 | 2020 | 1兆9014億8760万2100円 |
競艇全体の売上を紹介!2020~2022年
続いて、競艇全体の売上を見てみましょう。
紹介する期間は「2020~2022年」です。
2022年・ミッドナイトボートレースが大人気
2022年の売上は2兆4432億2713万4200円です。
集計期間は「2022年1月1日~12月31日」、前年比で4.8%の増加となりました。
2022年にボートレース界が行った、売上UPの施策を紹介します。
大村競艇場で初のSGグランプリ開催
2022年、一番の目玉は大村競艇場のSGグランプリでした。
優勝したのは白井英治。
師匠の今村豊も登壇し、大いに盛り上がりました。
大村競艇場の売上は1907億3714万円と歴代最高額。
開催発表から話題を集め、ボートレース全体を盛り上げました。
ミッドナイトボートレースが大人気!2023年は毎月開催
2021年10月から始まったミッドナイトボートレース。
2022年は6回の開催がありました。
そして、全てが売上好調。
そのことを踏まえて、2023年は毎月1節開催が決定されました。
21時以降もレースが楽しめて嬉しいですね。
2021年・売上は歴代最高額
2021年の売上は2兆3301億8782万3700円です。
集計期間は「2021年1月1日~12月31日」、前年比で122.5%の増加となりました。
ついに、1992年(平成4年)以来の2兆円を突破。
史上最高売上額となりました。
また、利用者数は4億2629万2937人(前年比121.6%)と、こちらも順調に増えています。
2021年も急成長を遂げました。
競艇2021売上・ミッドナイトボートレース、女子戦の売上好調
売上好調の要因としてはミッドナイトボートレースの開催が挙げられます。
レース名 | 売上金額 |
---|---|
下関ミッドナイトボートレース(10月20日〜10月25日) | 57億9673万5300 |
大村ミッドナイトボートレース(12月2日〜12月7日) | 61億2029万5200円 |
大村ミッドナイトボートレース(12月20日〜12月24日) | 65億4317万8700 |
2021年は3回開催し、どれもG1並の売上を記録しました!
2022年のミッドナイトボートレースにも期待が集まります。
また、人気の女子戦は相変わらずドル箱状態。
年末のPG1クイーンズクライマックスは売上185億3634万3800円を記録。
200億円に届かなかったものの、競艇2021グレードレース(SG、G1)売上ランキングでは4位となりました。
競艇2021グレードレース(SG、G1)売上ランキング
2021年に行われたグレードレースの売上です。
売上順位 | レース名 | 売上金額 |
---|---|---|
1位 | 賞金王決定戦 | 240億7516万4000円 |
2位 | ボートレースメモリアル | 195億1122万4000円 |
3位 | ボートレースオールスター | 188億3271万6200円 |
4位 | クイーンズクライマックス | 185億3634万3800円 |
5位 | オーシャンカップ | 150億9760万0900円 |
6位 | グランドチャンピオン決定戦 | 150億7166万4500円 |
7位 | チャレンジカップ | 142億6829万5200円 |
8位 | ボートレースダービー | 138億7789万1000円 |
9位 | ボートレースクラシック | 131億2750万1800円 |
10位 | マスターズチャンピオン | 103億977万9100円 |
11位 | レディースチャンピオン | 103億1627万0400円 |
12位 | ヤングダービー | 75億2926万0400円 |
13位 | バトルチャンピオントーナメント | 66億7532万6600円 |
2020年・売上大幅UP
2020年の売上は1兆9014億8760万2100円です。
集計期間は「2020年1月1日~12月31日」、前年比で123.9%の増加となりました。
2020年の当初、無観客開催が続いていました。
その影響で売上減少を危惧する声が多数存在。
しかし無観客の影響は意外に小さく、むしろ売上が前年度を大きく上回る競艇場が続出!
コロナによるステイホームと、テレボート(ネット投票)、電話投票との相性が良いとわかってきました。
そして、コロナ禍による混乱から落ち着きを取り戻した現在、ボートレースの売上好調は変わらず継続!
各レースで前年度の売上を次々と更新しています。
SG・G1などグレードレースの売上ランキング
各グレードレースの売上も注目です。
2020年SGレース
レース | 開催地 | 売上 |
---|---|---|
ボートレースクラシック | 平和島 | 68億4462万0700円 |
ボートレースオールスター | 住之江 | 152億4546万9800円 |
グランドチャンピオン決定戦 | 宮島 | 146億5161万1900円 |
オーシャンカップ | 鳴門 | 152億2968万6500円 |
ボートレースメモリアル | 下関 | 179億5821万8000円 |
ボートレースダービー | 大村 | 172億5021万1200円 |
チャレンジカップ | 蒲郡 | 172億0124万0800円 |
グランプリ・グランプリシリーズ (賞金王決定戦) | 平和島 | 207億3499万4600円 |
2020年プレミアムG1レース
レース名 | 開催地 | 売上 |
---|---|---|
マスターズチャンピオン | 津 | 53億9853万5700円 |
レディースチャンピオン | 多摩川 | 115億1225万0700円 |
ヤングダービー | 琵琶湖 | 77億4157万3700円 |
バトルチャンピオンシップトーナメント | 若松 | 87億2376万7300円 |
クイーンズクライマックス | 浜名湖 | 169億6950万9600円 |
ボートレースクラシックとマスターズチャンピオンを除いて全てのレースで前年より売上増加!
しかもボートレースダービーは前年比でプラス62.6%、バトルチャンピオンシップトーナメントは前年比プラス67.1%と、驚異的な成長を遂げました。
他の公営競技(競馬、競輪、オートレース)と比較
コロナ禍の中、公営競技の売上は好調です!
競艇、競馬、競輪、オートレースの4つを比較しました。
なお、競馬はJRA(日本中央競馬会)で計算しています。
公営競技 | 2018年売上 | 2019年売上 | 2020年売上 |
---|---|---|---|
競艇 | 1兆3236億5751万5600円 | 1兆5342億1092万3600円 | 1兆9014億8760万2100円 |
競馬 | 2兆7950億830万4000円 | 2兆8817億8866万1700円 | 2兆9834億5587万2000円 |
競輪 | 6541億1712万5300円 | 6604億6055万5100円 | 7499億9019万6400円 |
オートレース | 704億4768万7200円 | 738億9166万6800円 | 946億4554万800円 |
競馬はコロナ禍の中、9年連続の増加となりました。
競輪は正確な発表がまだですが、2020年度は7年連続の成長となる見込みです。
オートレースに関しても正確な発表がまだですが、2020年度は前年に比べて大幅成長の見込みです。
確かに公営競技は売上が好調です。
その中でも、やはり競艇の成長スピードは飛び抜けています!
なぜ競艇は大幅の売上増加を可能にしたのか
ここからは、なぜ競艇の売上が伸びたのか?について見てみましょう。
以下の5点に要因があると考えられます。
- テレボートなどオンライン化の普及
- SNSの普及「Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、YouTube(ユーチューブ)、Line(ライン)やInstagram(インスタグラム)」
- CMなど広報宣伝活動や「ボートレース」への呼称変更
- パチンコの衰退
- 女子戦の人気
まずはテレボートの普及です。
会員数は2018年の時点で60万人を超えています。
場所や時間の制約を超えて、競艇を楽しめるサービスは間違いなくボートレース人気を支えています。
コロナ禍によるステイホームとの相性もバッチリでした。
SNSの普及も人気の理由です。
今やどの選手も何らかのSNSを行っています。
さらにネットでの競艇予想や、BoatFan!(ボートファン)のような参加型のサービスなど、どこでも手軽に競艇予想が楽しめるようになりました。
加えて活発な広報宣伝活動も売上に貢献したようです。
ボートレースの公式サイトを見てもらえば明らかですが、人気タレントを多数起用したCMやホームページは非常に華やかです。
また、「ボートレース」への呼称変更もイメージアップへと繋がりました。
パチンコ・パチスロの客が競艇に流れている?
パチンコ、パチスロ業界が衰退しているとご存知でしょうか。
2019年のパチンコ、パチスロ参加人口は809万4000人、2020年では約716万人となりました。
ピーク時の遊技参加人口は約2842万人(1998年)だったので、著しく参加人口が減少しています。
※パチンコ・パチスロ参加人口(パチスロを年1回以上プレイしたことがある人)
パチンコ・パチスロの参加人口
年度 | 人数 |
---|---|
2018年 | 約820万人 |
2019年 | 約809万人 |
2020年 | 約716万人 |
※インターネットリサーチによるアンケート調査のため正確な数字ではなく目安としてお考えください。
コロナ禍の影響は言うまでもありませんが、パチンコ業界の逆風は以前から続いています。
詳しい詳細は省きますが、「改正遊技機規則の施行(出玉が少なくなった、勝てなくなった)、依存症問題対策、消費税増税、店内原則禁煙化」など様々。
パチンコから離れていったパチンカー達はそのままギャンブルを辞めるのでしょうか? 実は、一定の割合で競艇へ流れていると考えられます。
その理由はパチンコと競艇のギャンブル性が(多少)似ているからです。
それは、「最初に当たるかも・・・と思わせてその後の展開を楽しむ」といった内容。
初めの展開 | 当たるかも | 結果 | |
---|---|---|---|
パチンコ | スタートチャッカーに玉が入り保留 | リーチ | 当たり |
競艇 | 第1ターンマークの展開 | 第2マーク以降の2、3着争い | 的中 |
パチンコはスタートチャッカーに玉が入らないと、そもそも「当たるかも?」といった状態になりません。
競艇も第一マークで1着の艇を外したら「当たるかも?」とはなりませんね。
例えば、「競馬、競輪、オートレース」は最後の大逆転がレースの醍醐味!
対してボートレースは1マークで外れたらおしまいです。
公営競技の中では、競艇が最もパチンコとギャンブル性が類似しているといえます。
また、有名なパチンコライターやパチスロライターが、ボートレースYoutubeへ参戦している点も「パチンコ→競艇」への大きな要因でしょう。
ボートレース売上アップの一大要因は女子戦(レディース戦)にあり!
近年目立つのは女子戦(レディース戦)の人気です。
2020年に行われた、主な女子戦の売上を見てみましょう。
レース | 競艇場 | 売上 |
---|---|---|
クイーンズクライマックス | 浜名湖 | 169億6950万9600円 |
レディースチャンピオン | 多摩川 | 115億1225万0700円 |
G2レディースオールスター | 芦屋 | 102億7448万200円 |
G2レディースチャレンジカップ | 蒲郡 | 約52億円 |
上記意外の女子戦も売上好調です。
1節の売上が60億円以上となった女子戦は10開催以上! 特に以下の2レースは売れに売れました。
- オールレディース下関(2021年1月)83億円
- ヴィーナスシリーズ住之江(2020年7月)80億円
2020年は節間売上が20億円以下の女子戦は無し。
以前(約10年前)ですと、女子戦は売れたとしても20億円台です。
女子戦の人気ぶりが数字で見ると明らかですね。
まとめ:競艇の売上は年々上昇
今回は競艇の売上について見てきました。
- 2020年の売上は2兆超え!
- 年次売り上げ比較
- 競艇場ランキング2020
- SG・G1などグレードレースの売上
- 他の公営競技と比較
- 女子戦の売上
競艇人気と言われていましたが、実際に数字で見ると実感がわいてきました。
歴代の最高売上は1991年の2兆5千億円、これはバブル景気真っ最中の記録です。
このままの勢いですと新記録達成もあり得ます。
舟券がたくさん売れるほど払戻金も多くなるので、競艇ファンにとっても嬉しい話題ですね。
ボートレースのさらなる発展に期待しましょう。