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【はじめてでもわかる】競艇のレースのグレードについて簡単解説!

【はじめてでもわかる】競艇のレースのグレードについて簡単解説!

レースには5つのグレード(格付け)が存在します。

高いグレードに行くほどレベルの高いレースが繰り広げられ、賞金が上がります。

グレードにも注目してみると、より競艇を楽しむことができるでしょう。

ということで今回はレースのグレードについて解説していきます。

5つのグレード

5つに分かれるグレード
5つに分かれるグレード

グレードは高い順に「SG」「G1」「G2」「G3」「一般戦」と5段階に分けられます。

最高グレードのSGから順に紹介していきたいと思います。

SG(スペシャルグレード)

SGレースのビジュアル
SGレースのビジュアル

最高峰のグレードに位置するのがSGです。

SGに出場するのは全国から集まった一握りのトップ選手達ばかりで非常に盛り上がります。

SGには以下のレースがあります。

開催は年に8回です。

  • ボートレースクラシック(総理大臣杯):3月開催
  • ボートレースオールスター(笹川賞):5月開催
  • グランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦):6月開催
  • オーシャンカップ:7月開催
  • ボートレースメモリアル(モーターボート記念):8月開催
  • ボートレースダービー(全日本選手権):10月開催
  • チャレンジカップ:11月開催
  • グランプリ(賞金王決定戦):12月開催
2019年の賞金王に輝いた石野選手
2019年の賞金王に輝いた石野選手

SGの優勝賞金は1700万円~となっています。

そして最高額はなんと…12月開催のグランプリの1億円です。

1700万円から1億円の賞金がかかっている戦いなので、選手達の意気込みも変わってきます。

SGに出場することは全レーサーの目標なのです。

賞金が高くて盛り上がるレースを楽しみたい方にはSGがおすすめです。

G1(グレード・ワン)

G1周年のビジュアル
G1周年のビジュアル

SGの次にグレードの高いレースがG1です。

出場条件はSGほど厳しくはありませんが、G1も全国から精鋭選手が集まるレースです。

G1には以下のレースがあります。

  • 周年記念競走:各レース場ごとに年1回開催
  • ダイヤモンドカップ競走:随時開催
  • 高松宮記念特別競走:10月にボートレース住之江競艇場で開催
  • 地区選手権競走:2月に地区ごとのボートレース場で開催

G1の開催は年間35回前後、優勝賞金は480万円~1500万円です。

G2(グレード・ツー)

G2記念杯のビジュアル
G2記念杯のビジュアル

G1に準ずるレースがG2です。

G2には以下のレースがあります。

  • レディースオールスター競走(毎年2月下旬 - 3月上旬頃)2017年新設。
  • レディースオールスター競走:毎年2月下旬開催
  • 全国ボートレース甲子園:毎年7月開催
  • モーターボート誕生祭競走:大村競艇場で開催
  • 秩父宮妃記念杯競走:びわこ競艇場で開催
  • モーターボート大賞競走:随時開催

G2の開催は年間8回前後、優勝賞金は450万円以上です。

G3(グレード・スリー)

G3オールレディースのビジュアル
G3オールレディースのビジュアル

続いてG3の紹介です。

G3には以下のレースがあります。

  • オールレディース競走:随時開催
  • マスターズリーグ競走:随時開催、45歳以上限定
  • 企業杯競走:各場ごとに年1開催
  • イースタンヤング・ウェスタンヤング(ヤングダービートライアル)

G3の開催は年間50回前後、優勝賞金は105万円以上です。

一般戦

1号艇にA1級選手を固定する企画の住之江ファイブ
1号艇にA1級選手を固定する企画の住之江ファイブ

SG~G3までの格付けをされないレースが一般戦です。

血液型選手権や支部別対抗など、様々な企画レースが行われています。

一般戦はB2級の新人選手からA1級のトップ選手までが出場可能なため、選手間の実力差が出やすいのが特徴です。

全国どこかしらの競艇場で365日必ず開催されており、優勝賞金は74万円以上です。

まとめ

2019年にSGを2連続優勝した吉川選手
2019年にSGを2連続優勝した吉川選手

いかがでしたか?

毎日行われている企画レースを楽しむのもよし、高額な賞金をかけた高いグレードの熱いレースを狙うのもよし。

様々なレースを楽しんでみてください。

以上、今回はレースのグレードについてお伝えしました。