舟券の種類や買い方に関する基本用語
払い戻し金
予想した舟券が的中した時に貰えるお金のことをいいます。
単勝(単勝式)
1着に入る艇を当てることをいいます。的中率は1/6
複勝(複勝式)
1着か2着に入る艇を当てることをいいます。
選んだ艇が1着でも2着でも当たりとなり、単勝式よりも的中率は高くなる分、払戻し金額が低くなる傾向があります。的中率は1/3
2連単(2連勝単式)
1着と2着の組み合わせを着順通りに当てることをいいます。
3-5を買った場合、3が1着・5が2着とならなければなりません。
的中率は1/30
そして、2連単全通りは30通りです。2連単が当たる確率は約3.3%、3連単と比べてはるかに的中しやすいです。
2連複(2連勝複式)
1着と2着の艇の順位関係なく当てることいいます。
着順を問わないため的中率は1/15と2連単より高くなります。
3連単(3連勝単式)
1着、2着、3着の組み合わせを着順通りに当てることをいいます。
的中率が1/120と最も低いです。
難易度が非常に高い分、高い配当が期待できます。
3連複(3連勝複式)
1着~3着に入る艇を順位関係なく当てることをいいます。
3着が加わる分、2連複よりもやや高い配当が期待できます。
的中率は1/20
拡連複(拡大2連勝複式)
1着~3着に入る2艇を順位関係なく当てることをいいます。
着順を問わないため的中率は3/15と3連複より高くなります。
ボックス買い
選んだ複数の艇の全通りの組み合わせを買うことをいいます。
例えば3連単で1、2、3号艇を選んだ場合「1-2-3」「1-3-2」「2-1-3」「2-3-1」「3-1-2」「3-2-1」の全てを買うことになります。
ながし
1艇または2艇を軸にして舟券を手広く購入することをいいます。
例えば3連単の場合、1着を1号艇、2着を2号艇、3着は3、4、5、6号艇のいずれかにするという購入方法です。
万舟券(まんしゅうけん)
1万円以上の配当金がついた舟券のことをいいます。
競馬でいう「万馬券」です。
レースや選手に関する基本用語
A1級
競艇選手の最上級の階級のことをいいます。
全レーサーの上位20%のトップレーサーがA1級です。
A2級
A1級の次に高い階級のことをいいます。
A1級を除いた上位20%のレーサーです。
B1級
A1級、A2級に次ぐ階級のことをいいます。
全レーサーのうち50%がB1級です。
B2級
A1級・A2級・B1級の条件を満たしていない選手の階級のことをいいます。
デビューしたての新人レーサーや事故率が高いレーサーが多いのが特徴です。
グレード制
4レースの格付け制度のことをいいます。
グレードが高ければ高いほどレベルの高いレースが繰り広げられます。
SG
最高峰のグレードのレースことをいいます。
出場できるのは原則A1級の選手のみとされています。
SG以下のグレードは高い順に「G1」「G2」「G3」「一般戦」となります。
コースやルールに関する基本用語
インコース
1番内側のコースのことをいいます。
競艇はインコースが勝つことが多く、基本的にインコースが圧倒的に有利とされています。
アウトコース
外側のコース(5~6コース)のことをいいます。
遠回りになるため、不利なコースとされていますが、このアウトコースを得意とする選手もいます。
ターンマーク
競艇場の水面に設置されているブイのことをいいます。
赤と白で塗られたトンガリ帽子のような形が特徴です。
正面スタンドから競走水面に向かって右側に浮いているのが「第1ターンマーク」、左側が「第2ターンマーク」となります。
大時計
競艇場のスタンド中央の水面寄りに設置されている直径3メートル以上の大きな時計のことをいいます。
正式名称は「発走信号用時計」
フライング(F)
大時計の針が0秒を指す前にラインを通過してしまうことをいいます。
ボートレースのスタートでは、大時計の針が0秒から1秒を指す間にスタートラインを通過しなければなりません。
フライング(F)をした艇に関する舟券は全額返還されます。
出遅れ(L)
大時計の針が1秒を過ぎてラインを通過してしまった場合のことをいいます。
出遅れ(L)もフライング(F)同様、その艇の舟券は全額返還されます。
展示航走
本番レースの直前にレースに出走する各選手が行うリハーサルのレースのことをいいます。
勝敗の予想の参考やボートやモーターの調子をお客様に見てもらうことを目的として行います。
競馬でいう「パドック」のようなものです。
まとめ
今回は初心者の方のために基本的な競艇用語に厳選して解説しました。
覚えられそうでしょうか?
基本がわかるだけで競艇の予想がしやすくなります。
競艇場の人とも仲良くなれるかもしれません(笑)
是非、覚えて競艇場へ行ってみてください。