第9回クイーンズクライマックス!賞金トップ7の女子ボートレーサー
賞金ランキング1位は守屋美穂選手。
今年は、2位の平山智加に約30万円の差をつけての大活躍!
ただし、クイーンズクライマックスにおいて賞金1位と2位の差はほとんどありません。
なぜなら、どちらのレーサーもトライアル第1戦の1号艇が与えられるからです。
とはいえ、1位で乗り込むクイーンズクライマックス、気持ちの面で全然違うでしょう!
これまでは、賞金ランキング、2コースが得意など、2番手というイメージが強かった守屋選手。
今年は賞金1位に恥じない活躍ぶりです。
夏のレディースチャンピオンでは1号艇で優出、直前のレディースチャレンジカップでも同様に1号艇優出を決めました。
どちらもあと一歩で優勝には届きませんでしたが、見事な成績です。
2位の平山智加選手は完全復活を遂げました。
レディースチャンピオンを制した走りは、産休前のポテンシャルを見事に発揮!
今年も咄嗟の判断力が光りました。
そして、平山選手はクイーンズクライマックス第2回大会で優勝しています。
今回は7年ぶりの女王となるのでしょうか?
過去のクイーンズクライマックスでは、4回連続で1号艇を引いたことがある強運の持ち主!枠番抽選にも注目ですね。
3位の小野生奈選手は、持ち前のターンスピードが今年も健在!安定感もあり着実に成績を残しています。
4位の平高奈菜選手は「2カ所を骨折」という大けがを克服して大活躍!安定した成績です。
5位の大山千広選手は「フライング2回」のため、ぶっつけ本番となりました。レースの勘はどうなのでしょうか?
6位の寺田千恵選手は同大会唯一の皆勤賞!
そんな寺田選手ですが、今年は最後まで追い込まれました。
クイーンズクライマックスの出場が危ぶまれた中、レディースチャレンジカップで見事優勝!
14位から6位まで一気に急浮上です。勝負強さは健在ですね。
そしてクライマックス唯一のV2レーサー、7位の松本晶恵選手は前人未到のV3に挑戦です。
(クイーンズクライマックス決定戦出場選手)
順位 | レーサー |
---|---|
1 | 守屋美穂 |
2 | 平山智加 |
3 | 小野生奈 |
4 | 平高奈菜 |
5 | 大山千広 |
6 | 寺田千恵 |
7 | 松本晶恵 |
8 | 細川裕子 |
9 | 香川素子 |
10 | 岩崎芳美 |
11 | 遠藤エミ |
12 | 田口節子 |
第9回クイーンズクライマックスのスケジュール

クイーンズクライマックスのスケジュールを見てみましょう。
期間は「12月26日から31日」まで、
上位12位の女子レーサーが登場する決定戦は28日(月)からスタートです。
同時開催のG3シリーズ戦は初日から開始されます。
そして初戦の枠番は既に発表されています。
第11R
- 1枠:平山智加
- 2枠:小野生奈
- 3枠:寺田千恵
- 4枠:松本晶恵
- 5枠:岩崎芳美
- 6枠:遠藤エミ
第12R
- 1枠:守屋美穂
- 2枠:平高奈菜
- 3枠:大山千広
- 4枠:細川裕子
- 5枠:香川素子
- 6枠:田口節子
トライアルは初日を含めて3日間です。
その後、トライアル3戦での得点上位6名のボートレーサーで優勝戦が行われます。
広大な水面の浜名湖競艇場!4コースが鍵を握る

今大会の舞台となるボートレース浜名湖。
全国屈指の広大な水面が最大の特徴!選手からは「乗りやすい」と評判の声が多数あります。
しかし、そんな浜名湖も一癖あります!
それは・・・浜名湖の女子戦は「4コースが強い!」です。
4コース勝率はなんと16%! 全国平均の女子戦は平均10%なので明らかに高いですね。
その証拠に、インの勝率は全国平均より低めです。
加えて、4コース以外の「まくり」や「まくり差し」もよく決まります。 ターンスピードのある選手は浜名湖で強い印象です。
反対に「速度を落とした差し」が得意な選手は苦戦しているようです。
浜名湖競艇場では、まくりを中心にガンガン攻めていく選手に注目しましょう。
もし、スピード系のレーサーが良いエンジンを引いた場合、高確率で1着になるでしょう。
さて、いずれにしろ起点になるのは4コースです。カド受けとなる3コースの選手が、上手く4コースを止めた場合はイン逃げが濃厚となります。
反対に4コースを止められない場合は、インがまくられる展開になりやすいです。
まとめ:大晦日まで続く今年最大の女子レースは必見です
今年最後のビッグレースを紹介しました。
- 賞金トップ7の女子ボートレーサー紹介
- 大会のスケジュール
- 浜名湖競艇場は4コースが要
今年のクイーンズクライマックスは守屋美穂や平山智加が優勝候補ですが、お伝えした通り浜名湖競艇場は一癖あります。
どの女子レーサーが優勝を手にするのか最後までわかりません。
華やかな年末の注目レース!予想が待ち遠しいですね。