新概念データ(競艇日和)で逃げ率が60%以上あるか

まず新概念データとは何かです。
こちらは各選手を枠別に「逃がし率」、「差され率」、「まくられ率」などを算出。
選手のクセをデータ化し、1マークの展開をより立体的に予想できるようにしました。
考案したのはボートレース情報「BOATBoy」さんです。
さて、新概念データは別の記事で詳しく紹介予定なので、今回は「1枠の逃げ率」と「2枠の逃し率」だけに注目してください。
この2つの合計が100%を超えるレースはイン逃げ信頼!といって良いでしょう。
逃し率とは!
逃し率とは「2コースの逃し率」を差します。
その意味は「2コースの選手が負けて1コースの選手が勝った確率」です。
逃し率が高いと、2コースの選手が壁になりやすいです。
壁になると、3〜6コースの選手が攻めづらくなります。
特に、まくりを狙う3コースからの攻めを防いでくれます。
壁が信頼できた方が、当然1コースは逃げやすいです!
イン逃げ信頼のレースを探すには、逃し率のチェックは必須ですね。
予想しやすいレースとは「イン逃げ信頼のレース」
予想しやすいレースの見つけ方
場選び・イン逃げ率の高い競艇場で予想しよう(大村、芦屋、住之江、下関、徳山)

まずは場選びからです。
見るべき点は「イン逃げ率」、60%以上が望ましいです。
「2020年2月1日から2021年1月31日」のデータをチェクすると以下の5場が該当します。
- 住之江:60.9%
- 徳山:64.6%
- 下関:62.3%
- 芦屋:62.9%
- 大村:65.5%
このようなレース場を選ぶだけで的中率はグッと上がります。
間違っても「平和島」や「江戸川」、「琵琶湖」などイン1着率が低い場を選ぶのはNGです。
1Rは様子見、イン逃げが続くレースなのか
ちょっとしたポイントですが、1Rは様子見をした方が無難です。
なぜならその日の「水面や番組」がどういった傾向なのか分からないためです。
イン逃げ決まる日なのか、決まらない日なのか、様子見も重要です。
展示航走のチェックは「進入」「スタート」「展示タイム」
なぜなら、前付けの影響で進入が深くなったり、コースが変わったり、進入に慣れていない若手レーサーなど、予想が一気に難しくなるからです。
今回の例では、枠なり進入なのでOKです。
スタート展示と展示タイムもチェック
スタート展示も欠かせません。
注目は2、3号艇です。
カド受けが遅れていると、4号艇のまくりが決まりやすくなります。
もちろん、1号艇のスタートも重要です。
今回の例では、1、2、3号艇共にスタートは問題ありません。
これならしっかり壁になってくれそうですね。
他にも今節平均STなどで要チェックです。
展示タイムは1号艇の1番時計が理想
検証レースでは以下の通り。
枠番 | 選手 | 展示タイム |
---|---|---|
1号艇 | 竹田辰也 | 6.69 |
2号艇 | 沢田昭宏 | 6.78 |
3号艇 | 広次修 | 6.69 |
4号艇 | 木村光宏 | 6.73 |
5号艇 | 前野竜一 | 6.75 |
6号艇 | 池田剛規 | 6.72 |
1号艇が1番時計なので理想の展開です。
1号艇の勝率が1番高いか
2枠、3枠コースはカド受けになれるのか?

これで1号艇に「期待できる選手」を選ぶことができました。
しかし、いくら1号艇が良くても「2、3号艇が弱い」と勝てません。
具体的には4号艇の1発まくりにやられてしまいます。
2、3枠を走る選手には、カド受けになってもらう必要があります。
では、何を見ればいいのか?
それは2、3号艇の「勝率」です。
2、3号艇の勝率が低すぎないか
2、3号艇の勝率が低すぎるとカド受けとして安心できません。
平均より少し高めくらいが理想です。
また、4号艇の勝率が高すぎてもダメです。
1号艇が1番高くて、後は平均ぐらいが理想です(あまり見ませんが・・・)
今回の例では全ての条件を満たしていますね!
徳山競艇場の本命バトルは的中しやすい!

本命党の競艇ファンにオススメの大会があります。
それは 徳山競艇場で行われた一般戦「本命バトル」です。
大会は本日(2月28日)で終わりましたが、一般戦では「〇〇カップ本命バトル」のレースが一定の間隔で行われます。
内容は、各レース「A1」対「B級」の対決!
具体的には「A1級1人」対「B級5人(ほぼB1)」のレースとなっています、
ちなみに、A1級が2人や3人のレースもあります・・・人数の都合などあるのでしかたないです。
本命バトルがあるとレース選びも簡単ですが、通常は予想が難しいレースが多いですね。
競艇初心者の方は特に「予想しやすい」、「当てやすい」レースから舟券を購入したいと思います。
まとめ:イン逃げがわかると予想が格段に楽!
今回は勝てるレース(イン逃げ信頼)について見てきました。
- 徳山競艇場の本命バトルはおすすめ
- 予想しやすいレースとは
- 予想しやすいレースの見つけ方
- 場選び
- 展示航走をチェック
- 1号艇の勝率が1番高いか
- 2枠、3枠コースはカド受けになれるのか
- 新概念データで逃げ率が60%以上のレースを探す
当然ながら勝ちやすいレースは払戻金が少ない、といった特徴があります。
ここで大事なのはトリガミにならないこと!
インが堅く展開が読めるレースを選べば、予想する時の組み合わせは少なくて済みます。
理想は4点前後ですね。
トリガミにならないように注意しながら、勝てるレースで予想を楽しんでください。