競艇のゴールデンウィーク戦とは
競艇・ゴールデンウィーク戦の特徴、魅力
控えめなレースを加速させる要因として、宿舎の制度が関係している気がします。
ボートレーサーは一節間、宿舎で過ごすことになります。
そこでは控室が用意されて、3〜4人の選手が同じ部屋で共同生活を送ります。
寝室は個室が用意されているのですが、TVが置いてあるリビングは同室のメンバーと共有。
ちょうどシェアハウスのようなイメージです。
そして、同室になるメンバーは同支部の選手同士が通例。
そのせいもあって、同支部同士での強引なレースってやりづらいですよね。
だって約1週間の共同生活で無理に攻めたレースをすると・・・そのあと微妙な空気になりませんか(笑)
どんな選手でも「今日は先輩相手だから攻めれない!」こういった心理は絶対にあります。
それはレースを見ているとよくわかります。
同支部の先輩には遠慮する?藤山翔大の例
「同支部の先輩には遠慮する」といった仮説を検証してみましょう。
例えば4月23日の尼崎一般戦です。
1号艇が岡村仁で6号艇が藤山翔大なんですけど。
(出走表)
- 岡村仁
- 金子猛志
- 豊田訓靖
- 牧宏次
- 渡辺崇
- 藤山翔大
今節、藤山選手のモーターは爆伸び!
コメントで「今節のモーターは選手生活の中でワンツーになるほどの良いモーターです」と言っていました。
さて、レース内容です。
トップスタートは岡村仁ですが、僅差で藤山翔大もコンマ13の好スタート!
スリット後、一気に藤山選手が伸びます。
本来の藤山選手なら絶対にまくるレース・・・しかしまくり差しに落としました。
結果は「1-6-2」、これは「先輩後輩の間だから遠慮した!」と考えられます。
ちなみに岡村仁は藤山翔大とyoutubeで共演するほどの間柄。
今節は同部屋かどうかまでは知りませんが、先輩をまくったらそのあと空気が重くなっちゃいますもんね(笑)
あれだけいつも「まくるまくる」って言ってる藤山翔大でさえこうなります。
ボートレースには同支部の先輩後輩の遠慮がある、と言えるいい例です。
競艇・ゴールデンウィーク戦は級別審査後に注意!
「本命が来やすい、荒れにくい」といった地元戦。
しかしゴールデンウィーク戦は級別審査に注意が必要です。
競艇の級別審査(後期)は4月30日まで。
ということは、4月中は地元戦でも強引に仕掛けてくる選手がいます!
勝負駆けの選手には要注意です。
しかし5月以降になると勝負駆けが終了。
より一層、同支部に対して遠慮するんじゃないですかね。
そうなると舟券的に穴が出にくく、本命レースが増えてきます。
5月以降のゴールデンウィーク戦は本命党におすすめ!
今のうちに、狙う支部の先輩後輩を調べておくと良いかもしれません。