深川真二はなぜ優先艇保護違反をしたのか
そこで少しでも舳先がかかれば優先艇保護のルールで先にゴールできます。
今回のレースでは、1号艇に2号艇の舳先がかかっていました。
ただし、これは上からカメラで見た映像なので簡単に分かります。
選手の場合、この確認を目視で行うので相当厳しいです。
それに今回のレースは大接戦!冷静な判断はいつも以上に難しいでしょう。
(出走表)
- 深川真二
- 西山貴浩
- 長野壮志郎
- 里岡右貴
- 塩田北斗
- 入海馨
レースを詳しく紹介しますと、事故艇の発生で第2ターンマークが勝負に!
そこで2号艇の渾身の差しが入ります。
深川選手は「負けたくない」の一心で思いっきりかぶって直線勝負。
逃げ切れるかどうか、緊張感MAXの状態なのに「内艇の舳先が少しでもかかってるかな?」なんて冷静に判断できないですよ(笑)
その結果、自分の方が前に出ていると勘違いして外マイ。
恐らくレーサー心理としてはこんな感じです。
現状のルールでは、レーサーが優先艇保護の違反かどうかをレース中に判断するのは至難の業!
そんなに選手がわかりにくいルールだったら、もっとわかりやすいルールに変更すべきだと思いますね。
競艇のルールは問題が山積・優勝戦の待機行動違反
例えば待機行動違反。
予選や準優勝戦で待機行動違反をすると減点。
優勝戦進出がかなり遠のきます。
さらに待機行動違反を節間で2回すると賞典除外。
特別選抜、準優勝戦、優勝戦に乗れません。
ただし、優勝戦で待機行動違反をしても減点のみ。
賞典除外になってもラストレースなので関係ありません。
今回の優先艇保護違反とそっくりの不公平なルールです。
実体験!不良航法でも優勝は優勝?
僕も似たような体験があります。
思い出しただけで腹が立ちますが、競艇の不公平なルールで酷い目に遭いました。
それは2020年1月28日の徳山優勝戦。
(出走表)
- 秋山直之
- 田中和也
- 中岡正彦
- 佐藤博亮
- 村上純
- 大澤普司
人気の中心は秋山直之。
しかし2号艇の田中和也が爆伸び!
前づけがありそうなので、2がカドになると予想しました。
僕の狙いは2のカドまくり一撃です。
的中すれば配当は50万円以上!
激アツレースが始まりました。
さて、レース開始。
誰がどう見てもまくり切りるターンです。
僕は50万円の払戻金を確信しました。
水上の格闘技だからって、これはやりすぎです。
結果は1号艇が逃げ切り「1-4-3」です。
そして秋山直之は不良航法を取られます、あのダンプでは当然でしょう。
でも1着なので優勝になりました・・・って、これはおかしすぎますよ!
このような残念すぎるルールによる優勝は年に2回くらいあります。
皆さんお気をつけください。
さて、今回の件でルール変更の流れになれば嬉しいです。
優勝戦で違反をした選手を失格にしたら見栄えが良くないし・・・なんて古い考えだと思いますよ!
誰もが納得できるルールに変更し、ボートレースをもっと盛り上げてほしいです。