BoatFan!ロゴ

競艇年間タイトル2022(最優秀、最優秀新人、最多賞金獲得)を紹介、ボートレースの受賞

競艇年間タイトル2022(最優秀、最優秀新人、最多賞金獲得)を紹介、ボートレースの受賞

2022年もいよいよ大詰め、今年の競艇年間タイトル争いを紹介します。

最優秀選手最多賞金獲得選手はSGグランプリの結果で決まるので今回は保留。
現在、ほぼ確定しているタイトルを中心に見ていきます。

なお、表彰式は来年の2月に行われることが通例。
2021年、2022年は新型コロナウイルスの影響で表彰式が中止でしたが、今年はどうなるでしょうか。

競艇の年間タイトル一覧!最優秀選手、最多賞金、記者大賞はGP後

競艇の年間タイトルは大きく分けて以下の8つがあります。

  • 最優秀選手(1番良い成績を残した選手、グランプリ覇者が選ばれやすい)
  • 最優秀新人(デビュー3年以内の新人レーサーが対象)
  • 最多賞金(獲得賞金額トップの選手)
  • 最高勝率(最も高い勝率を残した選手)
  • 最多勝利(最も1着数が多い選手)
  • 優秀女子(女子の中で優秀な成績を残した選手)
  • 記者大賞(全国ボートレース記者クラブ会に加入している記者による投票)
  • 特別賞(上記の賞に選ばれなかった選手でSG優勝者など)

この中でSGグランプリの影響が大きいのは(最優秀選手、最多賞金、記者大賞)の3つ。
それ以外の賞は、かなり候補が絞られます。
1つずつ見ていきましょう。

最優秀新人選手は末永和也と定松勇樹の2人の争いに

最優秀新人選手は末永和也と定松勇樹の2人に絞られる
最優秀新人選手は末永和也と定松勇樹の2人に絞られる

最優秀新人は124期以降の選手が対象。
いわゆるルーキーやヤングと言われる世代です。

2022年は末永和也定松勇樹の2人に絞られました。

末永選手はPG1ヤングダービー優勝戦での豪快ターンが印象的。
その後、若松競艇場のファン感謝3Daysで優勝しました。

対する定松選手はルーキーシリーズで優勝。
ただし、勝率や獲得賞金の差で末永選手が圧倒的に有利な状況です。

最高勝率は受賞権利のない峰竜太がトップ!池田浩二の受賞が濃厚

競艇の最高勝率と言えば峰竜太
しかし出場停止の影響で、今年の受賞権利はありません

それでも2022年の峰竜太は勝率8.29とトップの成績!
最強レーサーが意地を見せています。

峰選手を除いた勝率争いでは、池田浩二毒島誠に絞られます。
ただし毒島選手はフライング休みで停滞、池田選手の逃げ切りが濃厚です。

  • 峰竜太:勝率8.29
  • 池田浩二:勝率8.28
  • 毒島誠:勝率8.06

※12月10日現在

最多勝利は新開航で確定!益田啓司はF休み

最多勝利は新開航で確定
最多勝利は新開航で確定

最多勝利は118期の新開航でほぼ確定(12月10日時点で120勝)
益田啓司が7勝差で肉薄しますが、この後はF休みなので逆転は不可能です。

新開選手は今年の優勝回数10回と絶好調です。

優秀女子は遠藤エミで決定!女子レーサー初のSGチャンプ

優秀女子は遠藤エミで決定
優秀女子は遠藤エミで決定

優秀女子はSGボートレースクラシックで優勝した遠藤エミで決まりです。
これは100%間違いなし、PG1クイーンズクライマックスの結果で左右されることはないでしょう。

特別賞は椎名豊、片岡雅裕が候補

ボートレースの特別賞は、他の賞に該当しなかった選手に贈られます。
2022年はSG初制覇が「椎名豊、片岡雅裕」の2人。
両者とも勝率、1着数など好成績を収めています。

また、特別賞はクイーンズクライマックスを優勝をしながら、優秀女子に選出されなかったレーサーが受け取る場合もあります。
最優秀女子は遠藤エミで確定なので、クイーンズ覇者が受賞するかもしれませんね。

競艇年間タイトル過去一覧!1997年~

競艇の年間タイトルは1971年からスタート
今とは制度が違い、敢闘(かんとう)選手や最多優勝がありました。
そして1996年に制度が変更、今の形に落ち着きます。

それでは、過去の受賞レーサーを見てみましょう。

最優秀選手最優秀新人最多賞金最高勝率最多勝利優秀女子記者大賞特別賞
1997年服部幸男原田幸哉服部幸男今村豊村上信二大島聖子服部幸男該当者なし
1998年松井繁瓜生正義松井繁今村豊林通山川美由紀松井繁永滝芳行
1999年松井繁平尾崇典松井繁植木通彦桂林寛山川美由紀今垣光太郎該当者なし
2000年西島義則平田忠則市川哲也植木通彦市川哲也寺田千恵西島義則該当者なし
2001年田中信一郎田村隆信田中信一郎今村豊大島聖子寺田千恵市川哲也市川哲也
2002年植木通彦中島孝平植木通彦今垣光太郎松野京吾角ひとみ植木通彦加藤峻二
2003年田中信一郎吉田俊彦田中信一郎山崎智也坪井康晴日高逸子田中信一郎松井繁
2004年今村豊吉永則雄今村豊今村豊木村光宏海野ゆかり今村豊該当者なし
2005年辻栄蔵石野貴之辻栄蔵松井繁湯川浩司日高逸子辻栄蔵該当者なし
2006年松井繁峰竜太松井繁松井繁徳増秀樹横西奏恵松井繁山崎智也
2007年魚谷智之岡崎恭裕魚谷智之服部幸男木村光宏寺田千恵魚谷智之湯川浩司
2008年松井繁篠崎元志松井繁吉川元浩岡本慎治横西奏恵井口佳典該当者なし
2009年松井繁平山智加松井繁今垣光太郎大嶋一也濱村美鹿子松井繁加藤峻二
池田浩二
2010年中島孝平平高奈菜中島孝平魚谷智之勝野竜司日高逸子中島孝平該当者なし
2011年池田浩二山田康二池田浩二瓜生正義瓜生正義田口節子池田浩二該当者なし
2012年山崎智也該当者なし山崎智也白井英治深川真二三浦永理山崎智也井口佳典
田口節子
2013年池田浩二岩瀬裕亮池田浩二瓜生正義守田俊介平山智加池田浩二該当者なし
2014年菊地孝平江崎一雄菊地孝平瓜生正義田頭実日高逸子菊地孝平該当者なし
2015年山崎智也村上遼山崎智也峰竜太峰竜太寺田千恵山崎智也該当者なし
2016年瓜生正義山田祐也瓜生正義峰竜太渡辺浩司松本晶恵瓜生正義石野貴之
2017年桐生順平羽野直也桐生順平峰竜太吉川昭男遠藤エミ桐生順平石野貴之
長嶋万記
2018年峰竜太大山千広峰竜太峰竜太田頭実小野生奈峰竜太毒島誠
松本晶恵
2019年石野貴之宮之原輝紀石野貴之峰竜太篠崎元志大山千広石野貴之吉川元浩
毒島誠
2020年峰竜太前田篤哉峰竜太峰竜太峰竜太平高奈菜峰竜太今村豊
2021年瓜生正義畑田汰一瓜生正義峰竜太石川真二遠藤エミ瓜生正義該当者なし

制度が変わった後、最優秀選手の受賞回数1位は松井繁の5回。
最高勝率は峰竜太の7回、最優秀女子は寺田千恵の4回です。

2022年はどのレーサーが受賞するでしょうか。
まずはSGグランプリの行方に注目です。