競艇の年間タイトル一覧!最優秀選手、最多賞金、記者大賞はGP後
競艇の年間タイトルは大きく分けて以下の8つがあります。
- 最優秀選手(1番良い成績を残した選手、グランプリ覇者が選ばれやすい)
- 最優秀新人(デビュー3年以内の新人レーサーが対象)
- 最多賞金(獲得賞金額トップの選手)
- 最高勝率(最も高い勝率を残した選手)
- 最多勝利(最も1着数が多い選手)
- 優秀女子(女子の中で優秀な成績を残した選手)
- 記者大賞(全国ボートレース記者クラブ会に加入している記者による投票)
- 特別賞(上記の賞に選ばれなかった選手でSG優勝者など)
この中でSGグランプリの影響が大きいのは(最優秀選手、最多賞金、記者大賞)の3つ。
それ以外の賞は、かなり候補が絞られます。
1つずつ見ていきましょう。
最優秀新人選手は末永和也と定松勇樹の2人の争いに
最高勝率は受賞権利のない峰竜太がトップ!池田浩二の受賞が濃厚
競艇の最高勝率と言えば峰竜太。
しかし出場停止の影響で、今年の受賞権利はありません。
それでも2022年の峰竜太は勝率8.29とトップの成績!
最強レーサーが意地を見せています。
峰選手を除いた勝率争いでは、池田浩二と毒島誠に絞られます。
ただし毒島選手はフライング休みで停滞、池田選手の逃げ切りが濃厚です。
- 峰竜太:勝率8.29
- 池田浩二:勝率8.28
- 毒島誠:勝率8.06
※12月10日現在
最多勝利は新開航で確定!益田啓司はF休み
優秀女子は遠藤エミで決定!女子レーサー初のSGチャンプ
特別賞は椎名豊、片岡雅裕が候補
ボートレースの特別賞は、他の賞に該当しなかった選手に贈られます。
2022年はSG初制覇が「椎名豊、片岡雅裕」の2人。
両者とも勝率、1着数など好成績を収めています。
また、特別賞はクイーンズクライマックスを優勝をしながら、優秀女子に選出されなかったレーサーが受け取る場合もあります。
最優秀女子は遠藤エミで確定なので、クイーンズ覇者が受賞するかもしれませんね。
競艇年間タイトル過去一覧!1997年~
競艇の年間タイトルは1971年からスタート。
今とは制度が違い、敢闘(かんとう)選手や最多優勝がありました。
そして1996年に制度が変更、今の形に落ち着きます。
それでは、過去の受賞レーサーを見てみましょう。
年 | 最優秀選手 | 最優秀新人 | 最多賞金 | 最高勝率 | 最多勝利 | 優秀女子 | 記者大賞 | 特別賞 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1997年 | 服部幸男 | 原田幸哉 | 服部幸男 | 今村豊 | 村上信二 | 大島聖子 | 服部幸男 | 該当者なし |
1998年 | 松井繁 | 瓜生正義 | 松井繁 | 今村豊 | 林通 | 山川美由紀 | 松井繁 | 永滝芳行 |
1999年 | 松井繁 | 平尾崇典 | 松井繁 | 植木通彦 | 桂林寛 | 山川美由紀 | 今垣光太郎 | 該当者なし |
2000年 | 西島義則 | 平田忠則 | 市川哲也 | 植木通彦 | 市川哲也 | 寺田千恵 | 西島義則 | 該当者なし |
2001年 | 田中信一郎 | 田村隆信 | 田中信一郎 | 今村豊 | 大島聖子 | 寺田千恵 | 市川哲也 | 市川哲也 |
2002年 | 植木通彦 | 中島孝平 | 植木通彦 | 今垣光太郎 | 松野京吾 | 角ひとみ | 植木通彦 | 加藤峻二 |
2003年 | 田中信一郎 | 吉田俊彦 | 田中信一郎 | 山崎智也 | 坪井康晴 | 日高逸子 | 田中信一郎 | 松井繁 |
2004年 | 今村豊 | 吉永則雄 | 今村豊 | 今村豊 | 木村光宏 | 海野ゆかり | 今村豊 | 該当者なし |
2005年 | 辻栄蔵 | 石野貴之 | 辻栄蔵 | 松井繁 | 湯川浩司 | 日高逸子 | 辻栄蔵 | 該当者なし |
2006年 | 松井繁 | 峰竜太 | 松井繁 | 松井繁 | 徳増秀樹 | 横西奏恵 | 松井繁 | 山崎智也 |
2007年 | 魚谷智之 | 岡崎恭裕 | 魚谷智之 | 服部幸男 | 木村光宏 | 寺田千恵 | 魚谷智之 | 湯川浩司 |
2008年 | 松井繁 | 篠崎元志 | 松井繁 | 吉川元浩 | 岡本慎治 | 横西奏恵 | 井口佳典 | 該当者なし |
2009年 | 松井繁 | 平山智加 | 松井繁 | 今垣光太郎 | 大嶋一也 | 濱村美鹿子 | 松井繁 | 加藤峻二 池田浩二 |
2010年 | 中島孝平 | 平高奈菜 | 中島孝平 | 魚谷智之 | 勝野竜司 | 日高逸子 | 中島孝平 | 該当者なし |
2011年 | 池田浩二 | 山田康二 | 池田浩二 | 瓜生正義 | 瓜生正義 | 田口節子 | 池田浩二 | 該当者なし |
2012年 | 山崎智也 | 該当者なし | 山崎智也 | 白井英治 | 深川真二 | 三浦永理 | 山崎智也 | 井口佳典 田口節子 |
2013年 | 池田浩二 | 岩瀬裕亮 | 池田浩二 | 瓜生正義 | 守田俊介 | 平山智加 | 池田浩二 | 該当者なし |
2014年 | 菊地孝平 | 江崎一雄 | 菊地孝平 | 瓜生正義 | 田頭実 | 日高逸子 | 菊地孝平 | 該当者なし |
2015年 | 山崎智也 | 村上遼 | 山崎智也 | 峰竜太 | 峰竜太 | 寺田千恵 | 山崎智也 | 該当者なし |
2016年 | 瓜生正義 | 山田祐也 | 瓜生正義 | 峰竜太 | 渡辺浩司 | 松本晶恵 | 瓜生正義 | 石野貴之 |
2017年 | 桐生順平 | 羽野直也 | 桐生順平 | 峰竜太 | 吉川昭男 | 遠藤エミ | 桐生順平 | 石野貴之 長嶋万記 |
2018年 | 峰竜太 | 大山千広 | 峰竜太 | 峰竜太 | 田頭実 | 小野生奈 | 峰竜太 | 毒島誠 松本晶恵 |
2019年 | 石野貴之 | 宮之原輝紀 | 石野貴之 | 峰竜太 | 篠崎元志 | 大山千広 | 石野貴之 | 吉川元浩 毒島誠 |
2020年 | 峰竜太 | 前田篤哉 | 峰竜太 | 峰竜太 | 峰竜太 | 平高奈菜 | 峰竜太 | 今村豊 |
2021年 | 瓜生正義 | 畑田汰一 | 瓜生正義 | 峰竜太 | 石川真二 | 遠藤エミ | 瓜生正義 | 該当者なし |
制度が変わった後、最優秀選手の受賞回数1位は松井繁の5回。
最高勝率は峰竜太の7回、最優秀女子は寺田千恵の4回です。
2022年はどのレーサーが受賞するでしょうか。
まずはSGグランプリの行方に注目です。