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B2級選手の賞金(年収)一覧とボートレースの平均収入!競艇選手の稼ぎに迫る

B2級選手の賞金(年収)一覧とボートレースの平均収入!競艇選手の稼ぎに迫る

競艇において、B2級レーサーは最も低い級別です。
そんなB2級ですが、平均年収は約500万円以上あります。

しかし、ボートレーサー全体の平均年収は1750万円以上ということを考えると、かなり低いと言えます。

実際、B2級レーサーの年収はどのくらいでしょうか。
2022年のデータを見てみましょう。

競艇選手(全体)の平均年収

まず、競艇選手の平均年収を級別ごとに紹介します。

(平均年収)

  • A1級:約3000万円
  • A2級:約1800万円
  • B1級:約1100万円
  • B2級:約500万円
  • 全選手トータル:約1750万円

B2級選手の年収は、平均で約500万円と少ないです。
しかし、新卒サラリーマンの給料と比べると、高いと言えますね。

ただし、この数字は平均値であり、B2級レーサーは約160人います。
競艇には、個人によって年収が大きく異なる、といった特徴があります。

それでは、詳しく見ていきましょう。

2022年、B2級選手の年収一覧

B2級レーサーの2022年の年収を見てみましょう。

このデータは、2022年12月31日時点でB2級だった選手のものです。
期間は、「2022年1月1日から12月31日」までとなっています。

レーサー年収
松尾夏海2029万
西村美智子1619万
山崎哲司1483万
石塚久也1325万
福山恵里奈865万
宮脇遼太853万
松井貫太812万
神里琴音808万
梅原祥平793万
成貞琳平790万
藤原早菜782万
宮崎つぐみ777万
坂野さくら777万
丸山祐也776万
福岡泉水770万
木村詳子743万
村松栄太729万
山下奈緒727万
西川拓利726万
森清友翔724万
藤本紗弥香720万
宮崎安奈716万
鰐部太空海702万
松尾怜実701万
向井田真紀690万
上瀧絢也676万
寺田空詩675万
佐藤ほのか667万
藤本元輝646万
山口貢輝639万
湯淺紀香638万
小野京平629万
中尾優香627万
吉川晴人621万
奥村明日香620万
沼田大都606万
森田梨湖602万
川原愛未601万
石倉拓美595万
高井駿弥592万
森口和紀573万
西山祐希567万
宮崎光基558万
田中宏典552万
中村将隆540万
高山敬悟536万
飯塚響530万
井町泰516万
斎藤凜514万
中野孝二509万
大月遊雅500万
勝野竜司498万
島崎丈一朗498万
藤井公人481万
桐村翔太480万
森世里468万
黄金井裕子465万
白石有美418万
池田なな413万
笠間憲哉410万
塩崎桐加394万
中村有裕588万
関野文527万
西村歩469万
石塚久也463万
近藤雄一郎458万
鰐部太空海456万
下野京香446万
木村颯393万
三馬崇史390万
岩谷真387万
横田悠衣387万
上野俊樹381万
楠本晃嗣379万
門田栞379万
筒井美琴377万
笹木香吾374万
関野文364万
嶋田有里360万
吉武真也353万
村田佳奈子352万
黒田剛352万
沼田七華349万
竹本太樹346万
三木晴斗342万
秦直也336万
永松良教333万
高橋龍治333万
菊地敬介326万
小宮涼雅325万
瀧川千依305万
飯田庄吾304万
藤原仙二295万
片山雅雄292万
藤堂里香286万
本田愛285万
倉富大誠283万
仲本舜282万
坂本奈央272万
藤井太雅262万
田嶋塁254万
赤井睦232万
梅内夕貴奈226万
高山弘斗224万
森田太陽219万
岩田凌211万
大澤真菜209万
西村歩200万
三井所尊春165万
濱崎寿里矢164万
石渡翔一郎162万
金子千穂160万
石本裕武155万
原田俊法139万
豊田結123万
羽田妃希121万
古場健也115万
松浦努110万
檀将太109万
樋江井愼祐105万
廣瀬凜104万
田中駿兵102万
杉山太陽96万
大島隆乃介88万
花田凱成87万
石田勇斗87万
山本幸也87万
山下拓巳86万
大廣咲季82万
松田真実75万
岡暢祐74万
城間盛渚71万
登みひ果70万
植木美帆67万
真田翔磨66万
小玉啓太66万
野田昇吾64万
山口晃朋64万
松田淳平60万
井上未都59万
佐々木海成58万
鈴木章司53万
渡邉昌成49万
井上遥妃49万
中本大樹42万
計盛光0万
山本宝姫0万
新田有理0万
千葉真弥0万
竹井奈美0万
坂咲友理0万
金子龍介0万
鳥飼眞0万
渋田治代0万
鈴木茂正0万

上位にランクインした「松尾夏海、西村美智子、山崎哲司」は、一時的にB2級に降格したレーサーです。
そのため、彼等の年収はA2級と同等になっています。

データを見ると、B2級の平均年収500万円に対して、500万円以下のレーサーが多数存在していることが分かります。
特に下位レーサーに目を向けると、年収が100万円以下の選手も多くいます。

同じ級別でも、年収に大きな差が生じる原因は出走回数の違いにあるようです。
後述しますが、1節間を無事故で走り終えた場合、どんなに成績が悪くても約23万円が支払われます。

  • 1節間とは:1開催のこと、レーサーは1つの開催で約8~10レース走ります

安全に走ることができれば、年収は500万円に近づくことが可能です。
しかし、500万円以下のレーサーが多いことからも、事故が多発していることがわかります。

競艇選手が1レースで稼ぐ収入は?

B2級レーサーが、1レース当たりどれぐらい稼げるか気になりますね。
ボートレースの賞金は着順によって異なりますが、以下の例を見てみましょう。

  • (例)新人選手選手が、1号賞金場で1節10回出走し、全て6着だった場合

1号賞金場での6着の賞金は8000円なので、「8000円×10回=8万円」となります。

上記加えて、レーサーには10種類以上の手当があります。
これらの手当はレース場や時間帯によって異なりますが、平均して約20万円と言われています。

  • ボートレースの手当:「出走手当、完走手当、ナイター手当、出場手当、スタート無事故賞、荒天手当、交通費」など10種類以上

したがって、「レースの賞金+各種手当」を合わせると、1節間の収入は約28万円程度になります。
ただし、交通費やその他の諸経費が引かれるため、手取りは約23万円前後になると考えられます。

また、B2級レーサーの斡旋は月に2回ほど行われます。
単純計算ではありますが、1ヶ月で「23万円×2=46万円」の収入となり、年収は「46万円×12=552万円」です。

(B2級レーサー・収入まとめ)

  • 1節間:23万円
  • 月収:46万円
  • 年収:552万円

オフィシャルからの発表にあるように、B2級の年収は約500万円で正しいようです。

ただし、B2級レーサーの年収は個人差が大きく出走回数が大きく影響します。

フライングや怪我で欠場しなかった場合は、どんなに成績が悪くても年収500万円です。
しかし、競技の特性上、怪我やフライングが起こる可能性が高く、不慣れな新人レーサーの場合はその割合が大きくなります。

平均年収だけ見ると恵まれているようですが、これだけ怪我の多い競技なので、B2級レーサーの懐事情は厳しいのかもしれません。