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「ボートレースびわこ(びわこ競艇場)」での予想のコツはこれだ!基本をおさえて稼ごう!

「ボートレースびわこ(びわこ競艇場)」での予想のコツはこれだ!基本をおさえて稼ごう!

「イン受難水面」として知られる、ボートレースびわこは予想がむつかしいことで有名です。

そのため、あまり初心者向けの会場とはいえません。

この記事ではそんなボートレースびわこでも、初心者でも簡単に的中させる方法を伝授します!

インが強くない!?ボートレースびわこ(びわこ競艇場)の水面特徴

ボートレースびわこ公式サイトより
ボートレースびわこ公式サイトより

びわこは標高84mと高く、気圧が低いため、モーターの出足(回転がピークになる速度)が悪いです。

その為、スタートライン付近から航走を始める1~3号艇の「スロー勢」は苦戦を強いられます。

競艇は基本的にインコース程有利になる競技ですが、モーターの出足の影響でその有利性が他会場よりも弱いです。

そのため、一般的に弱いとされているアウトコースの艇も舟券に絡み易い会場です。

また、びわこはスタンドの脇にピットの配置された、「横ピット」の会場です。

横ピットの会場は艇番通りに1コース~6コースになる「枠なり進入」になりやすいです。

2020年10月26日には事故防止を目的に、第1ターンマーク(スタンドからみて競走水面の右側にある縞模様のブイ=旋回地点の目印)の移設が行われました。

振りが3m狭まり、スタンド側のコース幅が広くなりました。

ターンマークは振りが少ないほど、インコースは有利になります。

しかし、移設後もびわこの「イン受難水面」は変わらず健在しています。

春先は1マークが荒れる!

春になると、強い季節風が吹くと同時に、防波堤を越えてびわこからの「うねり」が第1ターンマーク(1マーク)に入り込んで来ます。

うねりが入ってくると、水面が不安定になるため全速ターンを決めるのが難しくなります。

そのため、「まくり(外側をターンした艇が内側の艇を抜くこと)」が決まりにくくなり、「差し(外側の艇がターン中に他の艇よりも内側のコースに入り込んで抜くこと)」が多くなります。

春から夏にかけては雪解によって琵琶湖の水位が上がるため、この季節は「うねり」が入り込みやすく、水面が不安定になります。

秋から冬になると、徐々に水面は穏やかになり、まくりも決まりやすくなります。

びわこは予想がかなり難しい?

びわこは予想を的中させるのが難しい会場です。

その理由は、競艇は基本的にインコースが有利な競技ですが、びわこはインコースが1着になる確率が他の会場と比べても低いです。

セオリー通りにレースが決まってくれないため、予想を当てるのは困難を極めます。

そのため、びわこで舟券を的中するのにはピンポイントを狙って少ない点数を買うのではなく、広く舟券を買っておく必要があります。

初心者は企画レースに注目すべし!

  • 1R:びわこ幕開け戦(1号艇A級選手、他B級選手5名を番組)
  • 5R:ゴゴイチびわこ(1号艇主力選手、2号艇A級選手、他B級選手4名を番組)
  • 6R:スゴ6!びわこ(1号艇に主にA2級選手、4号艇にA1選手、他B級選手3名を番組

びわこではG3以下の大会では基本、4つの企画レースが実施されます。

1Rの「びわこ幕開け戦」は、いわゆるシード番組です。

1号艇が級別の高いA級選手、他の艇をB級の選手の艇番が組まれています。

競艇は、様々な理由によって1号艇の選手が1着を取りやすい競技になっています。

その1号艇に特別強い主力選手を配置することで、1号艇が1着になる確率を上げています。

1着の艇がわかっていれば、3連単の予想が当たる確率も大きく上がります。

また、5Rの「ゴゴイチびわこ」では、1・2号艇にA級の主力選手、他艇B級の選手に番組しています。

1・2着に1号艇・2号艇が入りやすい組み合わせにしているので、1Rと同じシード番組ですね。

打って変わって、6Rの「チャレンジ6」では6号艇に主力A級、他艇にB級選手を番組しています。

艇番の有利性(1~5号艇>6号艇)と実力の順序(A級>B級)があべこべにして番組されています。

7Rの「456だセブン」でも4~6号艇にA級、1~3号艇にB級選手を番組しています。

(※6Rと7Rの企画レースは初日を除く予選実施日でのみ行っています)

的中を目指すのであれば、シード番組の1Rと5Rが狙い目です。

高額配当を目指すのであれば、6Rと7Rも狙い目となります。

ボートレースびわこ(びわこ競艇場)を熟知!地元選手紹介

滋賀支部に所属する、ボートレースびわこの水面をよく知る選手を紹介します。

予想の参考にしてみてくださいね。

守田俊介(もりた・しゅんすけ)選手

優勝賞金3,500万円を寄付したことのある守田選手
優勝賞金3,500万円を寄付したことのある守田選手

守田選手はターン巧者で、どのコースからでも舟券に絡める選手です。

2015年に「ボートレースダービー」でSG(スペシャルグレード=グレード最上級の大会)初優勝を果たしたのですが、この時の賞金3,500万円を日本財団・東日本大震災支援基金を通じて寄付したそうです。

3年後の2018年に、同じく「ボートレースダービー」で2度目のSG優勝を果たしました。

びわこでの優勝回数は23回です。

馬場貴也(ばば・たかや)選手

ターン巧者・馬場選手
ターン巧者・馬場選手

馬場選手もターン巧者です。

差し・捲り差しが得意で、アウトコースからでもよく舟券に絡みます。

2018年に「チャレンジカップ」でSG初優勝を飾りました。

びわこでの優勝回数は12回です。

ボートレースびわこ(びわこ競艇場)で稼ぐための作戦!

コース別3連対率(1~3着に入った割合のこと)は以下のようになっています。

(2019年12月1日~2020年10月31日)

  • 1コース:78.2%
  • 2コース:57.3%
  • 3コース:54.3%
  • 4コース:50.6%
  • 5コース:37.4%
  • 6コース:23.2%

2コース~4コースが他会場と比べると比較的舟券に絡みやすくなっています。

1~4号艇の4艇を絡ませた3連単は全24点。

そこから的中舟券を見極めるのは非常に難しいことです。

加えて、その24点に的中舟券が含まれている確率も50%(5・6号艇の3連対率が合計すると50%を超えるため)。

このため、初心者には「びわこ」で的中させることは難しいとされています。

しかし、とある『型に当てはめた賭け方』をすれば、他の会場と同じように簡単にびわこでも舟券を的中させることができます。

これから説明するのは、「初心者でも簡単にびわこで舟券を的中させる方法」です。

事前知識

これから説明する「初心者でも簡単にびわこで舟券を的中させる方法」では、レースのオッズを見る必要があります

オッズとは「該当の舟券が的中した場合に何倍になって返ってくるか」を示した数値です。

オッズが100倍の舟券を100円分購入していた場合、その舟券が的中していれば10,000円になって払戻されるということです。

100円あたりの払戻金が10,000円を超えた的中舟券を「万舟券」と呼びます。

オッズは、インターネット上で確認することが出来ます。

グーグル検索画面
グーグル検索画面

まず、Googleなどの検索エンジンで「競艇 今日」などで調べると、「本日の払戻金一覧」というタイトルのページが見つかると思います。

そちらを開いてみましょう。

本日の払戻金一覧
本日の払戻金一覧

すると、画像のようなページが開きます。

その日にびわこがレースを開いていた場合、この一覧の中にびわこが表示されています。

1R~12Rの欄ずらっと並んでいます。

開始前のレースには舟券の販売締切時間が表示されています。

レースが終わって順位が確定したレースにはその結果が表示されています。

  • 「組番」の欄には、左から1、2、3着になった艇が表示されています
  • 「3連単」の欄には、3連単の的中舟券の『100円あたりの払戻金』が表示されています
  • 「人気」の欄は、3連単の的中舟券が『何番人気』の舟券だったかを示しています

オッズが見たい場合は、まずチェックしたいレースの枠(締切時間や組番が書いてあるところならどこでも大丈夫です)にカーソルを合わせてクリックをします。

すると、次の画像のようなページに飛びます。

このページは「出走表」のページです。

(後ほど説明にも再登場します)

出走表のページ
出走表のページ
オッズのページ
オッズのページ

出走表のページの、「オッズ」と書かれている青い枠をクリックすると、該当レースのオッズをみることができます。

「びわこで初心者でも簡単に的中する方法」の概要

びわこが初心者に取って予想が難しい最大の理由は、『セオリー通りにレースが決まってくれない』という点です。

当地3連対率が高い選手が低い選手に負けたり、競艇のセオリーである「イン有利」を覆すような結果が出やすい会場です。

そのため、他の会場よりも多く舟券を買わないと、的中することはできません。

その代わり、的中舟券の払戻金も高くなるので、手広く買っても収支としては他の会場とあまり変わりありません。

とは言ったものの、1レースに賭ける点数が10点を超えると、的中しても払戻金が購入額より少なくなる可能性が高まります。

ですので、今回ご紹介する方法では、「レース開始直前のオッズの傾向ごとに買い目を変えて」「4~10点に買い目を抑え」ます。

具体的にどのように「買い目を変える」のかというと、まず、(1)『1着になりそうな選手をオッズの傾向から読み解き』1号艇が1着になりそうな場合、2号艇の場合、3号艇の場合、4号艇の場合の4パターンの内どれかを判断します

あとは、(2)『パターン別に指定された組み合わせで舟券を買う』だけです。

これだけで、高確率で的中舟券を掴むことが可能になります。

オッズを見ることを勧める理由

前項で、「オッズの傾向ごとに買い目を変える」ことを推奨していますが、これは一般的な予想方法とは異なります。

私がオッズの傾向をチェックすることを勧める理由は、初心者でも簡単に順当な予想が立てられるためです。

競艇ファン歴が長い人たちは、会場の性質・直前情報・選手データ・機力などを総合的にみた着順予想を立てます。

総合的な予想は、みんな同じ情報を基に立てるために偏りが出ます。

つまり、オッズが低くくなった人気の舟券ほど、的中する期待値が高いということです。

オッズの下がり具合をチェックすることで先輩たちの知恵を借りることが可能となります。

オッズから1着有力の艇を見分ける方法

ようやく本題に入ります。

具体的にどのようにオッズの傾向を読み解くのかを今からご説明します。

まず、該当レースの「オッズ」を見ます。

2号艇が1着有力なレースのオッズ表
2号艇が1着有力なレースのオッズ表

1~4号艇の列がそれぞれあるので、その列の中に今から指定する数値まで下がっている舟券があるかどうかをチェックします。

  • 1号艇のオッズが「10.0以下」まで下がっている舟券がある場合、『1号艇1着が有力』です
  • 2号艇のオッズが「30.0以下」まで下がっている舟券がある場合、『2号艇1着が有力』です
  • 3号艇のオッズが「50.0以下」まで下がっている舟券がある場合、『3号艇1着が有力』です
  • 4号艇のオッズが「60.0以下」まで下がっている舟券がある場合、『4号艇1着が有力』です

後は、このデータを元に次項以降に指定されている買い目を購入するだけです。

注意事項としては、2号艇~4号艇のオッズが下がるレースでは、1号艇をはじめとした他の艇もオッズが下がっているケースがあります。

つまり、4号艇が1着となる舟券のオッズが60.0まで下がっている時は、3号艇は50.0以下、2号艇も30.0以下まで下がっているという事です。

この場合は、4号艇>3号艇>2号艇>1号艇の順で、数字が大きい艇のパターンを優先して買うのが吉です。

複数のパターンの舟券を複合して買うのも有効的ではありますが、リスク管理上、点数は10点までに抑えたほうが良いでしょう。

「1号艇が1着有力」時のレースの買い目

1号艇が1着の舟券のなかにオッズが10.0以下のものが含まれる場合は、『1-23-345』がオススメの買い目になります。

これは、1-2-3、1-2-4、1-2-5、1-3-4、1-3-5の3連単5点買いという意味です。

舟券は一口100円から買えるので、最低賭け金はトータル500円ということになります。

当たっても最大で2倍程度なので、『ローリスク・ローリターン』な買い方です。

「2号艇が1着有力」時のレースの買い目

2号艇が頭の舟券のなかにオッズが30.0以下のものが含まれる場合は、『2-13-345』の5点がオススメの買い目になります。

的中すれば、10倍から30倍の払戻が期待できる、「ローリスク・ミドルリターン」の買い方です。

「3号艇が1着有力」時のレースの買い目

3号艇が1着の舟券のなかにオッズが50.0以下のものが含まれる場合は、『3-12-245』の5点がオススメの買い目になります。

的中すれば、15~50倍の払戻が期待できる、「ローリスク・ミドルリターン」の買い方です。

「4号艇が1着有力」時のレースの買い目

4号艇が1着の舟券のなかにオッズが60.0以下のものが含まれる場合は、『4-123-35』の5点がオススメの買い目になります。

的中すれば、20~60倍の払戻が期待できる、「ローリスク・ミドルリターン」の買い方です。

2着に4・5・6号艇・3着に6号艇の舟券を買った方が良いレース

前項に記したパターン別買い目に、何点か追加して舟券を買った方がよい場合があります。

「出走表」の画面から、2連対率と3連対率を見たときに、4~6号艇に2連対率が55%を超える選手がいた場合は、2着に該当する艇が絡んだ舟券を買い足した方が良いです。

また、同じく6号艇の3連対率が50%以上を超える場合は、3着に6号艇が絡む舟券を買い足しましょう。

6号艇の2連対率と3連対率が指定値を超えている時の出走表
6号艇の2連対率と3連対率が指定値を超えている時の出走表

例を挙げると、4号艇1着が濃厚だと判断できるレースで、出走表をみると6号艇の3連対率が50%超え、2連対率も55%を超えていた場合は、買い目は「4-1236-356」の7点になります。

まとめ:ボートレースびわこ(びわこ競艇場)で勝つならデータを過信せず広く買おう!

  • 1コースが1着になりにくく、予想がむつかしい
  • 春夏は水面が不安定で全速ターンが決まらない
  • 企画レースは1R・5R・6R
  • 舟券を買うなら1着のみ固定して広く買おう

春先から夏にかけては、水位が高くなり水面が不安定になります。

また、1コースにうねりが入り込んでくる影響もあり、4~6コースからの全速ターンが難しくなります。

秋から冬は水面も安定し、全速ターンも決まりやすくなります。

それと同時に、1コースの1着率も全国平均並まで上がります。

また、5m以上の強風が吹くと、1コースの1着率は40%近くまで下がります。

びわこは標高が高く、モーターの出足が弱いことからインの有利性が他会場に比べて弱いです。

そのため、アウトコースの艇が舟券に絡む可能性も比較的高く、3連単を的中させるのは難易度が高いです。

どれだけ有力な組み合わせがあっても、5点は買っておいた方がよいでしょう。

しかし、10点を超えるとトリガミ(的中舟券の払戻金が、一緒に買った不的中舟券の購入額を下回ること)も増えますので、1着になる艇に目星をつけて、最低限の購入を心がけましょう。