ボートレース常滑(常滑競艇場)の特徴から予想ポイントを解説!
ボートレース常滑の水質は海水ですが、レース開催中は水門が閉じられているため、潮の満ち引きの影響がありません。
広いコース幅や、年中吹いている「向かい風」がレースに影響を与えるので、まずはボートレース常滑の特徴から、着目すべきポイントを解説していきます。
ボートレース常滑(常滑競艇場)ではインを軸に予想を!

ボートレース常滑のレースでは選手も全速力で走ることができるのでスピード勝負を楽しむことができます。
バックストレッチ幅が全国平均101.9mに対し、ボートレース常滑は128mと、かなりの広さを持つため対岸にぶつかる心配がありません。
「イン逃げ」が強いボートレース場です。
また、一般競走では準優制を採用した4日間の短期決戦が多く、実力上位の選手を1号艇に配置したイン逃げ勝率の高いレースが開催されます。
スタート勘を掴んだ地元選手が有利に!スタート展示を要チェック!
年中向かい風が吹いていることから、走り慣れていない選手だとスタートが届かなかったり、フライングをしてしまうことが多くあります。
また本番ピットが通常はボート側面3分の1くらいの長さに対し、ボートレース常滑はボートがすっぽり入るくらい長く、ピット離れに失敗する選手が多いです。
ということで以下の点に着目してみましょう。
- 日頃の練習でスタート勘を掴んでいる地元選手をチェック。
- ピット離れで遅れる選手がいないかスタート展示をチェック。
ボートレース常滑(常滑競艇場)で活躍する愛知支部の3大強豪レーサー!
さて、スタート勘を掴んでいる地元選手が有利ということで、ボートレース常滑をホームとした愛知支部の強豪レーサーを3名紹介します!
池田浩二選手

池田浩二選手と言えば常滑市出身の愛知支部を代表するトップレーサーです。
過去に賞金王を2回も獲得するほどの実力の持ち主です。
数々のSG優勝を飾り、残るタイトルはチャレンジカップとオーシャンカップのみ!
グランドスラムに近い選手です。
レースではハイレベルなターン「ウィリーモンキー」を得意としています。
「ウィリーモンキー」はもはや池田浩二選手の代名詞とも言えるでしょう。
平本真之選手

平本真之選手も愛知支部を代表する、毎年賞金ランキングで上位にランクインしているトップレーサーです。
プロペラ調整に重点を置いていることで有名です。
進入は基本的に「粋なり」で強引なインコース取りや前づけを行わないことが特徴。
2コースを得意としています。
磯部誠選手
ボートレース常滑(常滑競艇場)の季節によって変わる傾向
季節によって有利なコースが変わるということもおさえておきましょう。ここではボートレースの季節ごとの傾向からポイントを攻略していきたいと思います。
春はモーター勝負の季節!
春先から初夏にかけて2マークの後ろ側から追い風が吹きますが、春一番などの強風で無ければレースに影響を及ぼすことはありません。
スピードターンをする選手が有利な水面となり、アウトコースからもモーターのパワーがあれば「まくり」が決まり、高配当が飛び出すことが!
モーターの実績を重視し、舟券戦略を立てることがポイントとなります。
夏は2マークでの逆転劇が多い!
夏は午後になると伊勢湾から海風が吹くようになります。
競走水面に対して斜め向かい風となり2マークで波立つごとがしばしば。
向かい風の強さを考慮して舟券戦略を立てることがポイントとなります!
向かい風が強ければ2マークでの逆転も期待できるので外枠を絡めたボックス買いがおすすめです。
秋は2、5コースの活躍が目立つ!
秋は一番水面が穏やかで走りやすい季節です。
モーターのパワーとスピード勝負になりますが基本的には「イン逃げ」を軸に予想をするのがポイント。
しかし、センターからも全速で攻められるためインとの競り合いも多く見られます。
そんな時に2、5コースからの「差し」の出番が!
インとセンターに実力上位の選手が入るレースでは2、5コースを絡ませたボックス買いで高配当を狙うのがおすすめです。
冬は安定板を装着するレースが増える!周回展示を要チェック!
冬は西高東低の気圧配置になると伊勢湾に白波がたつほどの強風が吹き荒れるため、安定板を装着するレースが多くなります。
安定板を装着するレースでは周回展示で波乗り巧者を見極めて舟券戦略を立てることがポイントに!
周回展示で座ったままターンをする選手は本番でも攻めてこないことが多いため、注意が必要です。