とにかく広い!ボートレース蒲郡の水面特徴
ボートレース蒲郡は、1990年から「ムーンライトレース」という名で通年ナイターを実施している会場です。
競走水面は海と繋がってはいますが、水門の用途が増水時の放出のみなので、水質は塩分濃度の低い汽水です。
また、ボートレース蒲郡の競走水面は全国屈指の広さを誇っています。
その広大さゆえ、スピードを乗せたままの豪快なターンが決まりやすいようです。
そんなボートレース蒲郡の水面特徴を詳しく見ていきましょう!
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)は1コースと4コースの艇に注目!
ボートレース蒲郡は、1コースの1着率が約60%もある「イン有利水面」です。
それと同時に、カド(4コース)からの全速旋回が決まりやすい「スピード水面」でもあります。
4コースの選手が1着になる割合はそこまで高くはないですが、3連対率(舟券に絡む割合)は全国トップクラスです。
ボートレース蒲郡は基本的に「枠なり進入(1号艇~6号艇の艇番通りにコースを取ること)」になる会場なので、舟券を買う際は1号艇と4号艇に注目しましょう。
1年を通して風もなく静水面なので予想がしやすい!?
ボートレース蒲郡は1年を通して強い風が吹くことが少ない会場です。
向かい風が2m以上吹くと、『1コースの1着率が下がり、4コースの1着率が上昇』します。
風速が高くなるほどその度合いは強くなり、5m以上にもなると、それぞれ(1コース・4コース)の下がり幅・上がり幅は10%にもなるので注意が必要です。
また、追い風が5mを超える強さで吹くと、1号艇の1着率は35%まで下がり、4号艇の1着率は20%まで上昇します。
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)で稼ぐための作戦!
ボートレース蒲郡のコース別3連対率は以下のようになっています。(2019年12月1日~2020年11月30日)
- 1コース:83.3%
- 2コース:54.5%
- 3コース:52.0%
- 4コース:53.0%
- 5コース:38.5%
- 6コース:19.6%
当会場は2~4コースの2着率が僅差だということもあり、他会場よりも点数を多めに買わないと的中させることが難しい会場です。
その分、配当金が全体的に高くなります。
購入点数が増えれば賭け金はどうしても高くなりますが、その分中穴(2,000円以上の配当)も多く飛び出すようになっています。
このことから、ボートレース蒲郡は基本的に『ミドルリスク・ミドルリターン』の勝負が楽しめる会場と言えそうです。
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)の基本的な買い目はこれ!
ボートレース蒲郡の基本的な買い目は、「1-234-2345」の9点買いです。
占有率は約40%で、平均払戻金は1,700円です。
風が弱い日はこの買い目でかなりの的中率が狙えますが、3m以上の風が吹く日はレースが荒れやすいため、あまり通用しなくなります。
特にボートレース蒲郡では、冬に強い「季節風」が吹くようになります。
スタンドが壁になるためそこまで強くなりませんが、3mを超える風が吹くので注意が必要です。
的中率を上げるなら「企画レース」にも注目すべし!
ボートレース蒲郡では、第7Rで「進入固定レース」が実施されています。
進入固定レースは、強制的に枠なり進入となるレースのことです。
普通のレースよりも予想がしやすくなるので、狙い目といえます。
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)を熟知!地元選手紹介
ボートレース蒲郡をホームグラウンドにする愛知支部の選手をご紹介します。
今回ピックアップしたのは、2019年の獲得賞金ランキングでベスト100に入ったトップ選手たちです。
蒲郡競艇場のレースで出走表で名前をみたら、舟券に絡めておきましょう!
赤岩 善生(あかいわ・よしお)選手
ボートレース蒲郡の平均年間出場数が4回と比較的多い選手です。
当会場での優勝数が20回を超える「蒲郡巧者」です。
2006年に賞金王シリーズ戦でSG(スーパーグレード=最上グレードの大会)優勝を果たしました。
2017年5月1日~2020年4月30日までの直近3年間の当会場勝率は7.80。
2019年度の賞金獲得ランキングは26位でした。
磯部 誠(いそべ・まこと)選手
デビューから10年ちょっとしか経っていないのにも関わらず、既にトップ選手の仲間入りを果たしている注目の若手です。
今年(2020年)2月に行われた「中日新聞東海本社杯」では、全レースで1着を勝ち取る『完全優勝』という偉業を達成しました。
2017年5月1日~2020年4月30日までの直近3年間の当会場勝率は7.41。
2019年度の賞金獲得ランキングは40位でした。
まとめ:ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)では1号艇と4号艇を軸に予想すること!
最後に、ボートレース蒲郡の特徴についてまとめていきます。
- 1号艇1着率60%の「イン有利水面」
- それと同時に、全速旋回がしやすい「スピード水面」
- 通年風が強い日が少ない「静水面」
- 基本的な買い目は「1-234-2345」の9点
基本的な作戦としては、1着率の高い1コースを軸に舟券を組み立てることになります。
ボートレース蒲郡は、4コースの2着率が2・3コースと並ぶほど高いため、多めの点数を買わないと的中が難しい会場です。
舟券の投票先がバラけやすいことから配当金が高くなりやすく、「ミドルリスク・ミドルリターン」の勝負を楽しめます。
普段は穏やかな水面ですが、風の影響を受けやすく、3m以上の風が吹いた日はレースが荒れる傾向にあります。
また、コース幅が広いことから「スピード展開」になることも多いです。
アウトコース(5・6コース)に全力旋回を得意とする選手が番組されていると、着順がさらに読みにくくなるので、注意が必要です。
ボートレース蒲郡でのレースを予想する際は、ぜひ上記のことを参考にしてみてください!