今回はトップルーキーの規定が少し変更されました。
これまでは各地区3人以内の選出でしたが、2021年より地区を問わず登録6年以内のA1級選手という選出基準に変わりました。
基準変更もあって、ヤングダービー優出の上田龍星、女子トップレーサー大山千広、昨年の最優秀新人の宮之原輝紀、今年の最優秀新人有力候補の前田篤哉など10名のボートレーサーが選ばれました。
地域別に見ると以下の通りです。
- 関東2人
- 東海3人
- 近畿3人
- 九州2人
- 中国、四国なし
トップルーキーに選ばれた選手たちは以下のような取り組みがあり、スター選手になるためのスキルの向上を図ります。
- メディア対応やマナーなどの講習会
- G1やG2へ積極的に斡旋されることになっている。
続いて「フレッシュルーキー」の選出方法です。
選出基準は「登録5年以内の各レース場における推薦選手(各場2名ずつ)」です。
今回は48名が選出されました。
こちらは以下のような取り組みが行われます。
- フレッシュルーキー実技訓練(操縦訓練、整備講習、特別講話など)
- 斡旋措置(地元レース場中心)
フレッシュルーキーは人数が多いですが、選出された選手は嬉しい特典が多いですね。
特に斡旋措置は経験を積む絶好のチャンス!
例えば2年連続で戸田のフレッシュルーキーに選ばれた畑田汰一選手を見てみましょう。
今年は24節走って、そのうち13節が地元戸田競艇場です。
2節連続出場はなんと5回も!
今年はコロナの影響で、全体的に地元中心の斡旋が多かったのですが、
これだけの出場数はフレッシュルーキーならではの特権だったと言えますね。
さて、フレッシュルーキーと言えば女子レーサーの人気が高いです。
今年は9人が指名され、そのうち8人の選手が初指名。
体重変更もあり、女子選手が混合戦で活躍するレースが増えてきました。
今回の選出で、より一層女子レーサーが活躍するかもしれませんね。
トップルーキー
- 上田龍星 (大阪)
- 吉田裕平 (愛知)
- 黒野元基 (愛知)
- 大山千広 (福岡)
- 宮之原輝紀 (東京)
- 新開航 (福岡)
- 小池修平 (大阪)
- 前田篤哉 (愛知)
- 井上忠政 (大阪)
- 栗城匠 (東京)
フレッシュルーキー
桐生
- 島倉都 (群馬)
- 久保原秀人 (群馬)
戸田
- 畑田汰一 (埼玉)
- 尾上雅也 (埼玉)
江戸川
- 内山峻輔 (東京)
- 中村かなえ (東京)
平和島
- 久永祥平 (東京)
- 中島航 (東京)
多摩川
- 生田波美音 (東京)
- 渡邉健 (東京)
浜名湖
- 石原翼 (静岡)
- 川島拓郎 (静岡)
蒲郡
- 中野夢斗 (愛知)
- 倉田茂将 (愛知)
常滑
- 上田健太 (愛知)
- 前田滉 (愛知)
津
- 吉川貴仁 (三重)
- 畑竜生 (三重)
三国
- 西橋奈未 (福井)
- 佐藤悠 (福井)
びわこ
- 澤田尚也 (滋賀)
- 中島秀治 (滋賀)
住之江
- 上田紗奈 (大阪)
- 中村魁生 (大阪)
尼崎
- 森悠稀 (兵庫)
- 来田衣織 (兵庫)
鳴門
- 西岡成美 (徳島)
- 粟田祥 (徳島)
丸亀
- 木谷賢太 (香川)
- 船越健吾 (香川)
児島
- 安井瑞紀 (岡山)
- 前原大道 (岡山)
宮島
- 高橋竜矢 (広島)
- 實森美祐 (広島)
徳山
- 高岡竜也 (山口)
- 佐々木完太 (山口)
下関
- 井本昌也 (山口)
- 岡本翔太郎 (山口)
若松
- 原田才一郎 (福岡)
- 山口広樹 (福岡)
芦屋
- 羽野諒 (福岡)
- 荒牧凪沙 (福岡)
福岡
- 竹下大樹 (福岡)
- 加倉侑征 (福岡)
唐津
- 安河内健 (佐賀)
- 横田貴満 (佐賀)
大村
- 田川大貴 (長崎)
- 吉田翔悟 (長崎)