競艇・池田浩二選手のG1選出除外期間が決定
池田選手は昨年12月5日に若松競艇場で行われた「G1・BBCトーナメント戦」の準決勝で1本目のFを切りました。
そのフライング休みをまだ取っていないので、G1選出除外期間が未消化の状態です。
そして、今回のボートレース津G1・準優戦で2本目のFを切ってしまったのです。
池田選手は、1本目のG1選出除外期間が未消化のまま、追加でG1選出除外期間が上乗せとなりました。
これは2007年の「中野次郎」選手以来、2回目の稀なケースです。
中野選手の場合、F休み(30日+60日=90日)の後、G1選出除外(3ヶ月+3ヶ月=6ヶ月)となりました。
しかし池田選手の場合、1本目のF休み(2月11日から3月13日:合計30日)の後に斡旋が入っています。
よって2本目のF休みは斡旋レース終了後、(3月31日から5月29日:合計60日)までとなっています。
ではG1選出除外期間はどうなるのでしょうか?
当初の想定としては、2本目のF休み後(5月30日)から6ヶ月と言われていました。
しかし決定されたG1選出除外期間は「1本目のF休み終了後の3月14日から9月13日までの6ヶ月」です。
これは、「2本目のF休み期間」と「斡旋のレースに参加中」もG1選出除外期間に含まれることになります。
要するに1本目のF休み終了後、スグにG1選出除外期間が始まるわけですね。
競走会の発表では「中野選手に続く2件目の事例でかなりレアなケース。F休み期間とG1選出除外期間が2ヶ月くらい重複しますが、このようになりました」とのこと。
池田選手としては「最短での復帰」なので嬉しい発表でしたが、なんとも基準が曖昧でしっくりこない印象です。
ちなみに池田選手は今期の出走回数が77走です。
A1級の最低出走回数90走はクリアできるので、SGの出場は可能です。
それに選出除外期間を終えた後も、G1レースは沢山開催されます!
2回目のフライングは痛いですがG1選出除外期間が短く済んだ池田選手、復帰後のレースに期待です!