今年のマスターズチャンピオンは2点、例年と大きく違います。
まずはマスターズ初のナイター開催です。
「ナイターは年輩選手には不利」と言われていましたが、最近はナイター開催のボートレース場が急増。
選手が慣れてきたのか、年輩選手の不利は改善している印象です。
また、マスターズチャンピオンの年齢制限は徐々に下がり、3年前からは45歳以上となっています。
まだ視力の影響は少ないでしょう。
それに下関競艇場はLEDを使った照明です。
「他場よりも水面が明るい」と評判の水面なので問題なさそうです。
続いて、今年は初めて参加選手全員が3000番台となりました。
これは、マスターズを3回制した2992番の今村豊選手の引退が大きいです。
来年からは4000番台の選手も参戦する見込みですが、強豪選手は3000番台に集中。
今後しばらくは3000番台の戦いになるでしょう。
PG1第22回マスターズチャンピオン・ドリーム戦
初日のドリーム戦は大注目です。
出場レーサーは以下の通り。
今回は下関競艇場での各コース別1着率とスタートタイミングをまとめました。
レーサー | 1着率 | スタートタイミング |
---|---|---|
1号艇:守田俊介 | 過去3年間出場無し | - |
2号艇:瓜生正義 | 20% | 0.11 |
3号艇:松井繁 | 15.4% | 0.17 |
4号艇:上平真二 | 20% | 0.16 |
5号艇:平尾崇典 | 0% | 0.2 |
6号艇:吉川元浩 | 0% | 0.18 |
これは予想が難しいですね。
1号艇の守田俊介選手ですが、下関競艇場は2017年11月以来の出場。
これだけ間が開くと勝率は落ちると思います。
守田選手は、今期の1号艇1着率は79.0%(全場平均)です。
3号艇の松井繁選手は当地G1競走でV3の実績があります。
現在はフライング持ちなのでスタートが遅め。
しかし、大事なレースのときはスタートを決めてきます。
6号艇の吉川元浩選手は新期に入ってG1レース3優出と好調。
ただし、下関6コースはさすがに遠いでしょうか。
その代わり、下関6コースからの3連率は50%を超えています。
歴代マスターズチャンピオン(競艇名人戦)優勝選手
マスターズチャンピオンの歴代優勝選手は以下の通りです。
今年はどのレーサーが優勝するのでしょうか。
年 | 競艇場 | レーサー |
---|---|---|
2000年 | 住之江 | 高山秀則 |
2001年 | 住之江 | 野中和夫 |
2002年 | 住之江 | 高山秀則 |
2003年 | 尼崎 | 新井敏司 |
2004年 | 住之江 | 大森健二 |
2005年 | 戸田 | 水野要 |
2006年 | 尼崎 | 万谷章 |
2007年 | 大村 | 大嶋一也 |
2008年 | 宮島 | 田中伸二 |
2009年 | 鳴門 | 山崎毅 |
2010年 | 徳山 | 西島義則 |
2011年 | 常滑 | 今村豊 |
2012年 | 下関 | 井川正人 |
2013年 | びわこ | 江口晃生 |
2014年 | 唐津 | 金子良昭 |
2015年 | 児島 | 今村豊 |
2016年 | びわこ | 田頭実 |
2017年 | 津 | 今村豊 |
2018年 | 福岡 | 渡邉英児 |
2019年 | 宮島 | 今垣光太郎 |
2020年 | 津 | 村田修次 |