内容は「持続化給付金を不正受給したボートレーサー(競艇選手)」に対しての処分です。
※持続化給付金とは:新型コロナウイルスに対する緊急経済対策の一つ
処分の内容は以下の通り。
処分内容 | 人数 | 受給理由・期間 |
---|---|---|
出場停止4ヶ月 | 11名 | 「フライング又は出遅れによる理由」 選手会による注意喚起以降に受給 |
出場停止3ヶ月 | 13名 | 「フライング又は出遅れによる理由」 選手会による注意喚起以前に受給 |
出場停止2ヶ月 | 19名 | 「私傷病及び公傷等による理由」 選手会による注意喚起以降に受給 |
出場停止1ヶ月 | 24名 | 「私傷病及び公傷等による理由」 選手会による注意喚起以前に受給 |
戒告 | 148名 | 新型コロナウイルス感染症の影響による「開催中止や打ち切り」 「あっせん中止」、「競走不参加、前検不合格、途中帰郷」 「ボートレース以外の事業収入」による理由 |
給付金を受給していた選手215名全員に処分が下されました。
出場停止は合計で67名です。
処分の重さは「受給の理由と時期」で決定されました。
理由が「フライングまたは出遅れ」の選手は処分が重く、
受給時期が「選手会による注意喚起(7月7日)より後」の場合も重くなりました。
出場停止になった選手は「出走回数不足」で降級になるレーサーも多いと思います。
また、選手の斡旋(あっせん)に大きな影響が出てくるのは間違いないでしょう。
井口佳典選手と山田康二選手の出場停止が、不正受給と関係がある証拠は今のところありません。
ただし、タイミングがピッタリなので多くのファンが疑問に思うでしょう。
今後の動きに注目が集まります。