深川真二がイン逃げで通算優勝100回達成!
ボートレース尼崎で行われたG2尼崎モーターボート大賞。
深川真二がイン逃げで優勝しました!
これで通算100回目の優勝を達成!おまけに自身初のG2優勝となりました。
準優勝戦までは調整で苦戦していた深川選手、それでも優勝戦直前にペラをバッチリ合わせてきました。
しかし優勝戦は風速8mの向かい風!
深川選手はスタート「0.22」と平凡なスタートを切ってしまいます。
そこをアシストしたのは2号艇の上野真之介、うまく3号艇の壁になってくれました。
続いて5、6号艇が攻めてきましたが、深川選手はイン逃げを決めます。
通算100Vのインタビューでは「これからは普通にいかせてもらいます」と笑顔で回答。
「年寄りが頑張らないと面白くないですから」と気合のコメントです。
さて、これまでに通算100勝を達成したボートレーサーは深川真二を含めて18人しかいません。
通算100勝は、2021年5月に白井英治が達成して話題になりました。
他には「今村豊、松井繁、今垣光太郎」など錚々たるメンバー!
100勝を達成した深川選手はレジェンドの仲間入りですね。
深川真二といえば前づけ!強さの秘密とは
深川真二といえば前づけ!
スタートやターン力もお見事ですが、やはり印象に残るのは前づけでしょう。
深川選手は、どれくらい前づけを行うのでしょうか?
それはコース別侵入率を見ると明らかです。
直近1年間で5コースからの侵入は0回!
4、6コースからの侵入も限りなく0に近いです。
深川真二は、ほぼ100%前づけに行くレーサーです。
その証拠に、2015年江戸川競艇場で見せた45m起こしの前づけが有名。
無理のある前づけに加えて潮の流れが強く、前代未聞の起こし位置となりました。
それでもスタートタイミングはバッチリ!
しっかり3着に残しました。
上記の前づけは極端な例ですが、前づけを行うと「深イン」になることがほとんど。
- 深インとは:スタートの起こし位置が深くなること
深インになると助走距離が短くなり、スタートが難しくなります。
しかし、深川選手の各コーススタートタイミングを見ると・・・バッチリスタートが決まっています。
コース | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
---|---|---|---|---|---|---|
平均ST | 0.14 | 0.16 | 0.12 | 0.14 | データ無し | 0.08 |
助走距離が短くなってもスタートを決める深川選手。
今季はF持ちですが、このままの勢いで挽回しそうです。