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住之江競艇場(ボートレース住之江)で大事故発生!5艇が失格、完走は1号艇のみ

住之江競艇場(ボートレース住之江)で大事故発生!5艇が失格、完走は1号艇のみ

8月27日、住之江競艇場で優勝戦がありました。
そこで前代未聞の大事故が発生

なんと1号艇の須藤博倫選手以外、全員失格
内訳としては、3選手が転覆、1選手がエンスト、1選手が妨害失格となりました。

5艇失格のため、レースは1号艇の須藤博倫が一人だけゴール。
住之江競艇場の優勝戦で5艇が失格したことは初めてです。

住之江競艇場(ボートレース住之江)で大事故発生!5艇が失格

それでは問題の優勝戦を見てみましょう。

メンバーは以下の通りです。

  • 1号艇:須藤博倫
  • 2号艇:金子龍介
  • 3号艇:葛原大陽
  • 4号艇:高倉孝太
  • 5号艇:大須賀友
  • 6号艇:川田正人

スタートは123/456の枠なり。
そして6号艇の川田正人がトップスタートを決めます。

そのまま川田選手が6コースから内側に絞りますが・・・
5号艇の大須賀友に接触!
大須選手は押し出され、4号艇の高倉孝太、3号艇の葛原太陽にも次々と接触。

1M手前で5号艇の大須選手は跳ね飛ばされてしまいます

大須選手の舟は2メートル近く飛ばされ、そのまま4、3号艇を巻き込む大クラッシュ
選手達は水面に投げ出されました。

さらに2号艇の金子龍介にも、飛んできた5、3号艇が激しく衝突!
リプレイを見ると、ヘルメットに当たっているように見えます・・・大丈夫でしょうか。
そのまま金子選手はエンストで失格となりました。

当然ながら6号艇の川田正人は妨害失格、かなり危ないレースでした。

結局5艇が失格、1周2マークを回ったのは1号艇の須藤博倫のみ。
そのまま1艇で3周してゴール、通算64回目の優勝を決めました。

今回のレースは、6号艇の川田選手が無理に絞ったことが原因のようですね。
トップスタートを決めた大外の選手が、無理に絞って内艇に接触する事故はよくあります。

記憶に新しいのはSGオールスター2021のドリーム戦で、守屋美穂選手が6コースから無理に攻めて似たような事故になりました。

このパターンの事故は、かなり激しい転覆があるので印象に残りやすいです。
攻めるレースは迫力があるのですが、大事故につながるので今後ルールの改定があるかもしれません。

なお、売上げ金の99.9%にあたる1億6984万7600円が返還されました。