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競艇・萩原秀人(はぎはらひでと)が最多勝利争いトップ!田口節子が逆転を狙う

競艇・萩原秀人(はぎはらひでと)が最多勝利争いトップ!田口節子が逆転を狙う

10月に入り、いよいよ賞金争いも佳境に入ってきました。
この時期、気になるは競艇の年間タイトル争いです。

今年は、特に最多勝利争いが熱くなっています!

現在の1位は萩原秀人(はぎはらひでと)の103勝。
ただし、2位の田口節子は91勝と、12勝差です。

一般的に、ボートレースで12勝差を埋めるのは非常に難しいとされています。
ただし、ここにきて事態が急変!

萩原選手は、急遽記念レースのあっせんが連続することになりました。
※記念レースとは、G1以上の競走のことを指します。

競艇・萩原秀人(はぎはらひでと)が最多勝利争いトップ

ボートレースの年間タイトルは主に以下の3つです。

  • 最多賞金
  • 最高勝率
  • 最多勝利

最多賞金については、年末のSGグランプリ(賞金1億円)があるので、まだまだわかりません。

年間勝率では、6年連続1位だった峰竜太に代わって、池田浩二がトップです!
峰選手の記録を破れるのか注目ですね。

そんな中、最多勝利争いに注目です。
ちなみに勝利数とは、1着を取った数のことです。

その勝利数でトップを取るには、走るレースのグレードが大事になってきます。
当然、SG競争だと簡単に1着は取れません。
反対に、一般戦ですと、1着率は大幅にアップします。

過去に最多勝利数トップになった選手は、フライングのペナルティとして「一般戦しか出場できなかった」といったパターンが多いです。
今年では池田浩二がそうですね。
また、2020年の峰竜太や、2019年の篠崎元志も、フライングによるあっせん停止のペナルティーで、一般戦を走る機会が増えました。
その結果、白星量産に繋がったのです。

さて、2021年の萩原選手ですが、幸か不幸か記念レースのあっせんがほとんど入りませんでした。
今年の優勝は7回ですが、全て一般戦です。

しかし、勝利数が1位となり、このまま独走か?といったタイミングであっせんが急増
まずは10月3日のびわこG1周年があっせん、そして江戸川G1周年、平和島SGボートレースダービー、三国G1周年と、4節連続で記念レースを走ります。

こうなってくると、さすがに白星の量産は厳しいでしょう。

一方、田口節子はSGダービーには出場しますが、その後は一般戦、特に女子戦が続きます。
田口選手ほどのレーサーなら、女子戦は白星量産の大チャンス
ここで期待されるのは、女子選手の最多勝です。
もし、女子選手が最多勝利数1位となれば、2001年の大島聖子以来の快挙です!

さらに、3位、4位の江口晃生、山崎郡も一般戦が続きます。
また、女子賞金ランキング1位の遠藤エミ(6位)も、女子戦が続くので逆転の可能性があります。

このまま萩原選手が逃げ切れるでしょうか、それとも田口選手の逆転勝利となるか。
2021年は、勝利数争いも激アツです!