中田夕貴(なかだゆき)が初優勝
桐生ヴィーナスシリーズの優勝戦。
1号艇は初の予選トップ通過となった中田夕貴。
級別審査が迫るこの時期、中田選手は優勝を決めればA1級昇格が濃厚。
さらに、11月のG2多摩川レディースチャレンジカップの出場権も獲得できます。
中田夕貴はデビュー初優勝だけでなく、様々なプレッシャーがある中でのレースとなりました。
- 1号艇:中田夕貴
- 2号艇:廣中智紗衣
- 3号艇:松本晶恵
- 4号艇:中谷朋子
- 5号艇:蜂須瑞生
- 6号艇:松尾夏海
優勝戦、中田選手は「0.08」のトップスタートを決めますが、ターンが少しふくれます!
廣中智紗衣の差しが入りそうでしたが、バックストレッチで振り切りました。
後は危なげないレースで初優勝!嬉しい水神祭となりました。
中田夕貴は2015年11月にデビューした117期生。
初出走から約6年での優勝です。
成績の方ですが、デビューから2021年前期までB級時代が続きます。
しかし、2021年後期からはA2級へ!
さらに来季は初のA1級となりそうです。
最初に中田選手が注目されたのは、2021年2月の浜名湖一般戦。
そこで「中田夕貴のモーターが凄い!」とボートレースファンの間で話題になりました。
この節では優出を果たした中田選手、その後のレースでも活躍が目立ちます。
ボートレースでは「超抜モーターを引いた選手はその後覚醒する」といったことがあります。
中田選手の活躍を見ると納得しますね。
もう一つ、中田夕貴の飛躍的な成長の背景として「浜田亜理沙への弟子入り」が挙げられます。
ボートレースの世界では、先輩レーサーへの弟子入りは日常茶飯事。
有名どころでは「江口晃生と毒島誠」「今村豊と白井英治」など、ほかにも多数の師弟関係があります。
中田選手は2020年12月に浜田亜理沙に弟子入りしたので、時期もぴったりですね。
両選手共に埼玉支部、そして女子レーサー同士なので良い結果に繋がったのかもしれません。
今節の優勝インタビューでも「いっぱい報告したい人がいるんですけど、師匠の亜理沙さんに報告したいです」とコメント、良好な師弟関係が伺えますね。
さて、中田選手は賞金98万円を獲得し女子賞金ランキング23位。
レディースチャレンジカップ初出場も決めたので、この勢いならクイーンズクライマックス出場までありそうです。
- 名前:中田夕貴(なかだゆき)
- 登録番号:4900
- 生年月日:1992/09/29
- 身長:154cm
- 体重:48kg
- 血液型:AB型
- 支部:埼玉
- 出身地:埼玉県
- 登録期:117期
- 級別:A2級