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津競艇場で改修工事・予想のポイントや特徴が変化!優勝戦の結果

津競艇場で改修工事・予想のポイントや特徴が変化!優勝戦の結果

11月3日、ボートレース津で行われた優勝戦。
このレースでは、非常に珍しいことが起きました。
なんと優勝戦メンバー全員のチルトがプラス!これは滅多に見ないケースです。

  • 1号艇:河合佑樹(+0.5)
  • 2号艇:石塚久也(+1.0)
  • 3号艇:椎名 豊(+1.0)
  • 4号艇:村田修次(+0.5)
  • 5号艇:土屋智則(+3.0)
  • 6号艇:佐藤 翼(+1.5)

現在、津競艇場では改修工事の真っ最中。
予想のポイント特徴が大きく変化しています。

津競艇場で改修工事・予想のポイントや特徴が変化

津競艇場のレースライブを見ると、ピットの後ろ側で改修工事を行っている様子が伺えます。
現在は水面を掘り起こしているようです。

ボートレース津では「競技棟の建て替え、新選手管理棟の建設工事」が2024年まで行われます。
さらに「1ヶ月〜半年ほどの長期休場期間を数回設ける」ということなので、かなり大規模な工事ですね。

レース休催期間(予定)

  • 2021年(令和3年)2月12日~3月16日、6月21日~9月10日
  • 2022年(令和4年)12月~2023年(令和5年)4月
  • 2024年(令和6年)6月、12月

合計49カ月の長期工事のため、当然レースへの影響は大きくなります。

最大の影響はピットアウトです。

まず、展示と本番ピットの位置が変更、現在はスタンド側からピットアウトしています。
これにより選手の動きが制限!
ピット離れによるコース取りができなくなりました
要するに「ピット離れの良さ」が完全に不要となったのです。

その結果、ボートレース津ではチルトをはねる選手が続出
(チルトをはねるとピット離れが難しくなるが、伸び足が良くなります)
コース別勝率にも変化が表れました。

津競艇場といえばインが強いイメージですが、現在では大きく変わっています。
各コース別勝率を、工事前と工事後で比べてみましょう。

※数字は概算になります

枠番1着率(工事前)1着率(工事後)
1コース64%56%
2コース12%15%
3コース10%12%
4コース8.5%10.5%
5コース5%4%
6コース1%2%

この数字を見ると、明らかにインが弱くなっています
対して、5コース以外は全て勝率アップ!
どこからでも狙えるレース場に変わりました。

決まり手もまくりが増え、3、4コースからの一撃が多い印象です。
今回の改修工事の影響で、大穴が狙えるレース場に豹変したといえます。

津競艇場の優勝戦で稀なケースが発生!全員チルトをはねる

大きく変わったボートレース津。
11月3日の優勝戦では、その影響が顕著に表れました。

出場レーサー全員がチルト上げてレースに参加!
このレースの結果は「3-5-2」払戻金は17,320円と万舟決着でした。

元々、津の優勝戦はイン勝率が非常に高く約90%もありました。
しかし工事が始まってから、優勝戦のイン勝率は約40%と大幅ダウン!
17戦して、たったの7勝です。

今節の優勝戦は、3コースの椎名豊がチルト1.0でまくり!
2コース石塚久也のドカ遅れもあって、まくり快勝となりました。

これからの津競艇場は、優勝戦であっても1号艇に過度な信頼は禁物
チルトをはねての「まくり、まくり差し」に注目です。