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毒島誠(ぶすじままこと)がG1で完全優勝・13年振りの快挙!三国競艇場

毒島誠(ぶすじままこと)がG1で完全優勝・13年振りの快挙!三国競艇場

三国競艇場G1周年は毒島誠(ぶすじままこと)完全優勝で決着。
ボートレースの完全優勝は年間で7〜8人前後いるのですが、グレードレースの完全優勝はかなり稀です。
G1での完全優勝(パーフェクト優勝)は、2017年の遠藤エミが制したクイーンズクライマックス以来で4年ぶり

また、G1周年記念での完全優勝は2008年に中島孝平が桐生競艇場で達成して以来、13年振りとなりました!
また、毒島選手の優勝は7月のG2ボートレース甲子園以来で今年4回目、今後の巻き返しに期待です。

今回は、競艇の完全優勝についてお伝えします。

毒島誠がG1で完全優勝!三国競艇場

ボートレースの完全優勝ですが、年々達成者が減っています。
今年(2021年)ですと毒島誠を含めて4人達成、もちろん一般戦を含めます。
また、2020年は1年間で8人しか挑戦者がおらず、達成者も5人だけでした。

完全優勝達成レーサー

  • 2015年:16人
  • 2016年:14人
  • 2017年:8人
  • 2018年:7人
  • 2019年:9人
  • 2020年:5人
  • 2021年:4人(現在)

完全優勝といえば赤岩善生が有名。
完全優勝への挑戦は10回もあります。
しかも、その全てで優勝しており、達成率は100%です!

2000年以降で完全優勝に挑戦し、パーフェクトだったのは引退した今村豊と赤岩選手のみ。

完全優勝は最後の優勝戦が非常に難関です。
2000年以降、371人のレーサーが完全優勝に挑戦しましたが、優勝したのは242人!
達成率は65%しかありません。

ましてや近年は達成率が減少する一方。
優勝戦は、あえて1号艇を外す買い目も面白そうですね。

毒島誠の完全優勝!G1周年は13年振り

毒島誠の完全優勝は、G1周年では13年振り、G1では4年ぶりとなりました。
ここで、これまでのSG完全優勝G1完全優勝を振り返ってみましょう。

SG完全優勝

タイトル選手
1967年平和島・地区対抗石原洋
1982年下関・総理大臣杯彦坂郁雄
1982年桐生・全日本選手権安部邦男
1992年住之江・賞金王決定戦野中和夫
2000年多摩川・モーターボート記念競走市川哲也

G1完全優勝

タイトル選手
1960年尼崎周年倉田栄一
1967年平和島周年鈴木春己
1967年尼崎周年吉田弘明
1975年多摩川周年彦坂郁雄
1977年桐生・関東地区選新井敏司
1978年戸田周年彦坂郁雄
1983年浜名湖周年彦坂郁雄
1986年津周年今村豊
1987年桐生周年安部邦男
1999年住之江周年松井繁
2000年住之江・競艇名人戦高山秀則
2002年下関・中国地区選今村豊
2008年桐生周年中島孝平
2015年児島・マスターズ今村豊
2017年大村・クイーンズクライマックス遠藤エミ
2021年三国周年毒島誠

過去の記録を見ても、今回の毒島選手の達成は快挙と呼ぶに相応しいでしょう。
特に周年記念レースでは、6日間開催で8連勝なので他のレースよりも難易度は高いです!
これで勢いに乗った毒島選手、グランプリまでに逆転できるでしょうか。