ミッドナイトボートレース(ミッドナイト競艇)の売上結果
競艇史上初のミッドナイトボートレースがついに開催されました。
通常のレースと違う点は開催時間です。
1Rの締め切り時間が午後5時17分、12Rの締め切り時間が午後9時54分となっています。
記念すべき第1回大会は下関競艇場。
出場レーサーも豪華メンバーが揃いました。
SG覇者6名や、ヤングダービー覇者の羽野直也、そして女子レーサーでは今井美亜や長嶋万記が参戦しました。
それでは下関ミッドナイトボートレースを詳しく見ていきましょう。
エンジン音や照明の光漏れは大丈夫?
ミッドナイト競艇で最も懸念されたのはエンジン音の騒音問題!
開催前に地域住民の同意は得たようですが、ボートレースのモーターは爆音です!
ミッドナイトは夜間ですし、騒音問題が起こってしまっては今後の継続に大きな痛手です。
対策としては、レース場周辺に騒音装置を設置。
常に音量がオーバーしていないか入念にチェックします。
そして1マーク後方には臨時の防音ネットを設営。
このような対策もあって、今節は特に問題なく終えたようです。
また、照明の光漏れもありませんでした。
ミッドナイト競艇の売上結果は?
ミッドナイトボートレースの売上はどうだったのでしょうか。
売上が伸びないようなら、今後は中止の可能性も考えられます・・・
結果ですが、ミッドナイト下関は売れに売れて大成功でした!
初日の売上は8億円。
節間を通して57億9673万5300円の売上を記録しました。
注目すべきは10R〜12Rのラスト3レースです。
この3レースの売上は約4億円、なんと1日全体の半分を占めています。
これはミッドナイトの恩恵と考えて間違いないでしょう。
他のナイター開催場を見てみますと、1日の売上は平均して約5億円。
初日は下関ミッドナイトレースの圧勝だったといえます。
その後もミッドナイトの勢いは止まりません。
2日目は8億円超え、3、4日目も9億円超え、そして5、6日目は11億円を突破しました。
当初、下関競艇場の売上目標は40億円。
今回は、予想を遥かに凌ぐ結果になりました。
G2レースにも勝利!さらに女子戦をも上回る売上に!
同時期に開催していた津競艇場の「G2モーターボート大賞」の売上は43億7975万2600円。
G2レースにも売上で勝っています。
ここで確認してもらいたいのですが、ミッドナイトレースは通常の一般戦です。
それにも関わらず、記念を超える売上を記録したので驚きです。
また、同時期に開催していた女子戦、桐生競艇場の「ヴィーナスシリーズ」の売上は48億38万6840円。
初開催にして、ボートレースのドル箱ともいえる女子戦をも上回りました。
それではミッドナイトの売上好調について詳しく見ていきましょう。
ミッドナイトの強みは後半3レース
ミッドナイトの12レースを比較してみると、ラスト3レースの売上が非常に高いです。
1Rから9Rまでの売上は一般戦とさほど変わりません。
ただし、10Rでは約3倍の売上を記録。
続く11R、12Rと売上はさらに伸び続けます。
下関ミッドナイトレース最終日・レース別売上
- 9R:約5000万円
- 10R:約1億5000万円
- 11R:約1億6000万円
- 12R:約3億5000万円
競艇では初めての試みでしたが、騒音問題も起こらず売上も好調!
ミッドナイト競艇は大成功といえますね。
2回目のミッドナイトは大村競艇場で行われます(12月2日〜12月7日)
場別の売上ではトップクラスを誇る大村競艇場。
2回目の開催も楽しみです。