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競艇・熊谷直樹(くまがいなおき)が引退!SG競争2回優勝のA級ボートレーサー

競艇・熊谷直樹(くまがいなおき)が引退!SG競争2回優勝のA級ボートレーサー

2021年12月12日、ボートレーサー熊谷直樹(くまがいなおき)選手が平和島競艇場で引退会見を開きました。

翌日の13日には、選手登録削除となる予定です。
引退の決め手になったのは大村競艇場でのフライング(10月30日)
プロ意識の高いボートレーサーで有名な熊谷直樹、今回は熊谷選手の活躍について見ていきましょう。

競艇・熊谷直樹(くまがいなおき)が引退!

熊谷直樹が36年半にわたる選手生活にピリオドを打ちました。

引退の決め手になったのはボートレース大村でのフライング
これで今期はF2
A1に戻るのは再来年の1月頃・・・もうSGグランプリ出場は無理だと判断したそうです。

熊谷選手はSG2冠のボートレーサーですが、優勝したのは1997年の平和島SGオーシャンカップ、2000年の蒲郡SGボートレースオールスターと、ずいぶん前になります。

グランプリ出場から遠ざかって約10年。
熊谷選手は「1%でも可能性がある限り頑張ろうと思ってきました、けどフライングで可能性は完全にゼロになった」とコメントしました。

熊谷直樹はプロ意識の高いストイックな競艇選手

熊谷直樹といえばストイックなボートレーサー

フライング休みも、休みではない!と練習を欠かしません。
身体を鍛えたりと休みでもプロ意識を保ちます。

選手同士で旅行へ行ったエピソードでは、熊谷選手だけ「朝からトレーニングをしていた」という話もよく聞きます。
その結果、辿り着いたのがSG2回の優勝
ストイックな努力が結果として表れました。

引退会見では、選手生活における自己評価として「レースに対する姿勢は100点」と言い切りました。
プロスポーツ選手の中で、自己評価で100点とはっきり言える人はほとんどいません。
努力には絶対の自信があったのでしょう。

ただし、健康面のケアでは0点!という厳しい自己評価。
36年半のボートレース生活で体はボロボロ。
「首も腰もヘルニア、痛い所だらけ」とのことです。

また、今後についての質問には意外な回答が返ってきました。
親戚の家業を引き継いで農業を行うそうです。

熊谷選手は北海道出身、どんな農作物を作るのでしょうか。
意外な農業発言で会場が盛り上がるなど、印象的な引退会見でした。

  • 名前:熊谷直樹(くまがいなおき)
  • 登録番号:3200
  • 生年月日:1965年3月29日
  • 身長:159cm
  • 体重:54kg

北海道出身の56歳。東京支部。56期生。85年5月に多摩川でデビュー。
デビューから3年でSGに出場。
1997年の平和島SGオーシャンカップ優勝。
2000年の蒲郡SGボートレースオールスター優勝。
G1は8回優勝。
グランプリは4回出場し、全て優出。
同期は日高逸子など。
通算成績は2302勝、優勝81回。