競艇死亡事故・小林晋(こばやししん)が転覆して殉職
(出走表)
- 1号艇:大江純
- 2号艇:本部真吾
- 3号艇:浜野孝志
- 4号艇:吉田稔
- 5号艇:幸田智裕
- 6号艇:小林晋
小林晋は6号艇で出走、スタートは一直線に揃いました。
1M以降、小林選手は4番手をキープしています。
しかし、2周バックストレッチで4号艇と接触、転覆してしまいます。
その後、後ろを走る5号艇と接触。
小林晋は多摩総合医療センターに緊急搬送されました。
集中治療室で治療を行いましたが、15時52分に死亡が確認。
死因は現在調査中とのことです。
小林選手は85期生で、「井口佳典、湯川浩司、田村隆信」といった銀河系世代のレーサーです。
1999年11月にデビュー、ペラグループは宮内由紀英がリーダーのJPCに所属していました。
級別はA2級とB級を行き来していますが、最近はB級での出走が多めでした。
優出は12回ありますが優勝経験はありません。
ご冥福をお祈りします。
競艇死亡事故一覧・小林晋で32件目
小林晋の事故で、ボートレースの死亡事故は32件となりました。
以下は競艇死亡事故一覧です。
- 西塔莞爾:1953年1月7日(児島)
- 横溝幸雄:1953年12月24日(唐津)
- 大井手善信:1954年2月5日(唐津)
- 中島常价:1962年1月6日(琵琶湖)
- 小笠原政敏:1962年7月25日(鳴門)
- 大西昭:1963年7月9日(常滑)
- 川添一夫:1965年2月22日(若松)
- 和泉定治:1965年3月23日(児島)
- 中井紘司:1965年12月23日(芦屋)
- 半田弘志:1968年5月14日(若松)
- 中村五喜:1968年10月14日(唐津)
- 蛇山清:1970年11月1日(鳴門)
- 石塚一雄:1972年11月12日(平和島)
- 池田博:1973年10月7日(多摩川)
- 筒井博利:1977年9月30日(若松)
- 一瀬隆:1978年8月14日(大村)
- 花田龍美:1981年8月24日(大村)
- 勝股勇:1982年1月23日(江戸川)
- 安心院信行:1983年1月24日(三国)
- 宮本力:1985年1月3日(江戸川)
- 清水正博:1989年1月6日(桐生)
- 水野定夫:1993年11月22日(江戸川)
- 有吉貴之:1997年9月4日(津)
- 伊藤公二:1998年3月23日(浜名湖)
- 沢田菊司:1999年11月6日(平和島)
- 木村厚子:2003年5月25日(津)
- 中島康孝:2004年3月28日(尼崎)
- 坂谷真史:2007年2月26日(住之江)
- 岩永高弘:2010年5月14日(若松)
- 鈴木詔子:2013年11月2日(下関)
- 松本勝也:2020年2月9日(尼崎)
- 小林晋:2021年1月12日(多摩川)
約2年に1回のペースで死亡事故が発生する競艇、今回も不幸な事故が起ってしまいました。
ヘルメットの改良、水面の安全性、指導の徹底など、昔と比べて安全面が強化されてきましたが・・・まだまだ危険なボートレース。
今後の安全策にも注目が集まります。