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白石有美(しらいしあみ)が最も遅い水神祭!競艇のルーキー、新人は活躍するのか

白石有美(しらいしあみ)が最も遅い水神祭!競艇のルーキー、新人は活躍するのか

江戸川競艇場の女子戦4日目1R、白石有美(しらいしあみ)が3コースからまくり差しで勝利。
待望のデビュー初勝利となりました。

白石選手は2016年5月に118期生でデビュー、初勝利にかかった年数は5年8か月
492走目での初白星は史上最も遅い初勝利です。

競艇では、新人選手(ルーキー)の苦戦が指摘されていますが、どのような原因があるのでしょうか。

白石有美(しらいしあみ)が最も遅い水神祭!

白石有美が史上最も遅い初勝利、待望の水神祭となりました。
これまでの最遅記録は三宅諒の459走目でしたが、白石選手は492走目での勝利です。

これで白石選手の未勝利数は491でストップ。
実は未勝利数2位の松本真広(343走)も1月23日に福岡競艇場で初1着を獲得。
さらに未勝利数3位の表健太(264走)も1月9日に若松競艇場で初勝利を挙げています。

1月は初勝利が遠かった3選手が相次いで水神祭を挙げました!

このことからも、競艇の新人選手(ルーキー)はなかなか勝てない状況が伺えます。
なぜボートレースのルーキーは活躍しづらいのでしょうか。

ボートレースのルーキーは活躍しづらい

競艇の新人選手(ルーキー)が苦戦していることはデータを見ても明らかです。

2021年SGボートレースダービーでは、20代のレーサーは上條暢嵩(かみじょうのぶたか)ただ一人。
ダービー出場者の平均年齢は約40歳でした。

そして30歳未満のレーサーだけが出場できる、ヤングダービーのボーダーにも注目です。
2014年は6.31だったのが2021年では5.38と、1点近くも落ちています

(ヤングダービーボーダー)

  • 2014年:6.31
  • 2021年:5.38

また、122期以降のレーサーで優勝したのは畑田汰一のみ!
競艇の新人選手は間違いなく苦戦しています。

競艇の新人選手(ルーキー)が苦戦する理由

若手の苦戦がなぜ続くのか考えてみました。

まずは選手寿命が伸びたことです。
トレーニングや体のケアが年々進化して、ボートレースで活躍できる年齢が飛躍的に伸びました。
現在第一線で活躍しているのは40代のベテランレーサー達。
相対的に若手が不利な状況になっています。

また、ボートレースにはアマチュアが存在しない、という点も挙げられます。
モーターの整備なんて行う機会はないですよね。
ですが、こちらは昔から言われていたことです。

他にはペラグループ解散の影響で、師弟関係を築くことが難しくなった点も考えられます。
先輩からの指導が減ったので、当然若手は不利な状況へ!
それを受けて、各支部総力を上げて新人選手の育成に取り組んでいるようです。

さて、以上のことが考えられますが、根本的な原因は他にあるかもしれません。

今後も若手選手の苦戦は続きそうですが、ルーキーシリーズの増設など、新人に有利な環境も増えてきました。
新人レーサーの活躍にも期待しましょう。