競艇・高橋勲が連続フライングでF3
高橋勲が2走続けてのフライング。
1節で2回フライングをした場合、その節は即日帰郷になります。
ただし、高橋選手の2走目は「+.05」の非常識なF、どちらにしても即日帰郷のペナルティが課せられます。
(フライングによる即日帰郷)
- 1節で2回のフライング
- 非常識なフライング(+.05以上)
高橋選手は1月にも多摩川競艇場でフライングを切っているので、今期3本目のF(F3)。
1本目のF休みが未消化のため「2月16日から8月14日」まで合計180日(半年)の休みになります。
フライング休みだけでも痛いのですが、さらに深刻なのは事故点です。
フライングの事故点は20点、それが3回なので合計60点!
さらに待機行動違反(2点)と不良航法(2点)が1回ずつなので、合計64点の事故点があります。
そして、ボートレースには事故率というものがあります。
- 事故率:事故点の合計÷出走回数
高橋勲の出走回数は56回なので(64÷56)=事故率1.14です。
事故率が0.70を超えると強制的に来期B2級に降格!
さらに、事故率が1.00を超えると半年間休み(斡旋保留)となります。
半年間休みになると、F3の休みと合わせて1年間レースに出場できなくなります!
競艇では、これを「魔の8項」と呼んでいます。
- 魔の8項:正式名称「選手出場あっせん保留基準第8号」、勝率3.00未満の場合と事故率1.00以上の場合、6ヶ月間レースに出場できない、50走以上が対象、新人選手は適用されない
魔の8項を避ける方法として「49走で止める」といった選手もいます。
ただし高橋選手は、現在出走回数が56回。
残る斡旋である、2月11日からの戸田競艇場を走るしかありません。
事故率1.00を下回るためには、無事故完走で「9回」走り切ることが条件。
かなりギリギリのラインです。
過去、魔の8項に抵触した選手は13人。
福来剛や小芦るり華など、どの選手も1年間の休みとなりました。
高橋勲は次のレースが正念場!
F3なので半年休みは確定ですが、プラス半年はなんとしても避けたいところ。
無事に完走できるか注目です。