菊地孝平が完全優勝!下関競艇場
3月17日に終了した下関一般戦、菊地孝平の完全優勝で幕を閉じました。
2022年の完全V達成者は初。
実は完全V挑戦者も菊地選手が今年初です。
以前なら、完全Vの挑戦者は2桁があたりまえ。
しかし「オーナーペラ、低出力型エンジン、枠なり侵入」などが原因で、完全優勝は激減しました。
最近話題になった完全優勝は、毒島誠のG1三国周年(2021年11月)
G1周年では13年振りの快挙となりました。
他には、2021年に藤山翔大、2020年には西山貴浩が達成など、人気レーサーが完全Vを飾っています。
ただし2021年の挑戦者は6人だけ。
6人とも完全Vを達成しましたが、明らかに人数が減っています。
ここで過去の達成人数と比べてみましょう。
過去10年間の完全優勝者(挑戦者)
年 | 挑戦者 | 達成者 |
---|---|---|
2022 | 1(3月時点) | 1(3月時点) |
2021 | 6 | 6 |
2020 | 5 | 4 |
2019 | 14 | 8 |
2018 | 13 | 7 |
2017 | 15 | 7 |
2016 | 20 | 13 |
2015 | 20 | 16 |
2014 | 21 | 13 |
2013 | 13 | 10 |
※ファン感謝3daysを除く
年々挑戦者が減っていますね。
それだけに菊地選手の完全Vはさすがです!
完全V達成となったボートレース下関は、今節から「新エンジン、新ボート」に変更。
よって調整はペラのみ!モーターパワーに頼るのは難しい状況です。
さらに菊地孝平は6号艇が2回!
そして優勝戦の2号艇には高野哲史が入ります。
高野選手は前節(G1唐津周年)優勝戦で1号艇。
しかし、4号艇の菊地選手にまくられて敗北しています。
というわけで今節はリベンジマッチ!
結果は菊地選手が「.08」のトップスタートから逃げ。
スタート巧者の菊地孝平らしいレースでした。
ちなみに菊地選手は今年のスタートタイミングが完璧!
現在の平均STは「0.099」と唯一の0台。
さらに今年は既に3回の優勝と絶好調です。
惜しくもSGボートレースクラシックには未出場ですが、今後の斡旋は充実しています。
「常滑、宮島、戸田」のG1レースに連続参加。
そして5月にはSGボートレースオールスターが控えます。
今後の活躍にも注目ですね。