實森美祐がフライング(F2)優勝は香川素子、PG1レディースチャンピオン2022結果
さっそく優勝戦を見てみましょう。
(レディースチャンピオン優勝戦)
枠番 | 進入コース | レーサー | ST |
---|---|---|---|
1号艇 | 1 | 實森美祐 | F+06 |
6号艇 | 2 | 平山智加 | 0.1 |
2号艇 | 3 | 大山千広 | 0.2 |
3号艇 | 4 | 香川素子 | 0.3 |
4号艇 | 5 | 松尾夏海 | 0.8 |
5号艇 | 6 | 藤崎小百合 | 0.4 |
注目は平山智加の前づけ。
本番前の進入(練習)は以下の通りです。
- スタート特訓1(12356/4)
- スタート特訓2(1236/45)
- スタート展示(1236/45)
この結果、多くのファンが進入(1236/45)を予想。
しかし本番、平山選手が強気に前づけ!
途中放ってたのでゴリゴリではなさそうですが、すんなり入って(16/2/345)の隊形へ。
後のインタビューで大山千広は3コース勝負。
香川素子は起こしが不安だったのでダッシュを選択したとのこと。
よって起こしは100m、特殊な隊形のわりに浅めとなりました。
1号艇からすると非常に厄介!
死角から行き足バツグンの「大山千広、香川素子」が攻めてくる。
そして想定外の進入、實森美祐の精神状態はどうか?
さて、レース開始。
スタートは全員0台とギリギリの勝負に!
「平山、大山、香川、藤崎」がスリット前に大きくアジャスト。
対して實森選手は全速・・・
0.05秒以上早い非常識なフライングとなりました。
続いて1M。
1の引き波を浴びた6、2は押しが足らず。
最内差した香川素子がバックで伸びて優勝!ターンも完璧でした。
香川選手はPG1「BBCトーナメント2023」と、SGボートレースクラシック2023の出場権を獲得。
賞金ランクは女子6位に浮上しました。
対して實森美祐は痛恨のF2。
ペナルティでF休み後の6ヶ月間、G1、G2に出場できません。
PG1レディースチャンピオン2022総括、丸亀競艇場
今年のレディースチャンピオンは大盛り上がり!
優勝戦で惜しくも散った實森美祐、水神祭を挙げた中村かなえなど、若手レーサーが活躍しました。
そして、渡辺千草、角ひとみなど、ベテラン勢も底力を発揮!
地元勢も印象に残るレースを連発しました。
レディースチャンピオン2022の節間売上は124億3778万3600円。
これは大会史上最高額です。
依然として女子戦の人気は衰えず。
次のビッグレースは年末のクイーンズクライマックスです。