競艇違反!森世里(もりせり)が自身でフライングを判断、即刻帰郷、航法指導指示違反
鳴門競艇場で開催中のヴィーナスシリーズ。
そこで前代未聞の事件が発生!
スタート後、森世里(もりせり)が自身でフライングを判断。
1マークを回る前に減速してしまいました。
競艇のルールでは、選手自身がフライングの判断をしてはいけません。
競艇違反!森世里(もりせり)が自身でフライングを判断、即刻帰郷、航法指導指示違反
それでは問題となったレースを見てみましょう。
鳴門競艇場ヴィーナスシリーズ5日目7R。
森世里(もりせり)は4号艇で出走。
(出走メンバー/ST)
- 安井瑞紀(.04)
- 来田衣織(.08)
- 鈴木成美(F0.1)
- 森世里(F0.7)
- 島田なぎさ(.00)
- 倉持莉々(.01)
レース開始。
スタートは全員0台と速すぎるタイミング!
集団Fになりそうなスタートでしたが、フライングは鈴木成美(F0.1)、森世里(F0.7)の2人だけ。
ただし森世里はスタート後、上体を起こして一気に減速!
そのまま1Mをゆっくり回ってピットに帰郷しました。
Fに自身で気づいたのでしょうか?
レバーを大きくアジャストした様子が映像で分かります。
さて、森世里が行ったことは大問題。
競艇のルールには「選手自身がフライングの判断をしてはいけない」という決まりがあります。
フライングの判断はボートレース審判員が行います。
Fを切ったと自分で決断し、減速してしまった森選手。
今回のケースは「自らレースを放棄した」と判定されてしまいます。
+.07という非常識なFでガッカリしたのは分かりますが、競艇のルールは厳守しなくてはいけません。
森選手に追加の処分が課されることは間違いないでしょう(〇ヶ月出場停止など)
競艇・フライング判定の流れを解説!信号機に全てまかせよう
フライング判定の流れを知ることで、今回の件が一層分かると思います。
さっそく流れを見てみましょう。
- フライング発生
- 失格・欠場信号灯が点灯(F確認中は点灯→確定後に消灯)
- 失格・欠場艇表示装置が点灯(Fを切った枠番が表示)
上記のようにF判定は信号機に丸投げでOKです。
選手自身が判断することはありません。
では、選手はどのタイミングでFを確認するのでしょうか?
「失格・欠場信号灯」、「失格・欠場艇表示装置」は共に大時計の隣にあります。
よって、レーサーは1Mを回った後に信号機を目にします。
それまでに減速することはありえません。
Fを切った選手が気づかずに、Fまくりを決めるのはこのためです。
これはルール上しかたない事なのです(1号艇は悲惨ですが)
さて、今回の件が「競艇のルール違反」であることは明白です。
今後の対応に注目しましょう。