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競艇賞金王は馬場貴也、白井英治がボートレース徳山で逆転する条件は?

競艇賞金王は馬場貴也、白井英治がボートレース徳山で逆転する条件は?

SGグランプリは白井英治が優勝、優勝賞金1億円を獲得しました。

ただし獲得賞金ランキングは2位
1位はグランプリ準優勝の馬場貴也です。

  • 馬場貴也:187,346,000円
  • 白井英治:186,285,457円

※差額は約106万円

賞金ランキングの集計は12月31日まで。
両者の予定を見てみましょう。

馬場選手は斡旋無し
対して白井選手はボートレース徳山で出走します。

白井選手の逆転はあるのでしょうか。

白井英治の逆転1位を検証、全レース1着ならあるいは!

馬場貴也と白井英治の賞金差は約106万円
馬場選手の斡旋は無いので、白井選手の逆転を考えてみましょう

白井英治は徳山競艇場の斡旋が入っています(12月27日~1月1日)
よって年内のレースは5日間
どれだけ賞金を上積みできるでしょうか。

以下に条件をまとめました。

(賞金王逆転の条件)

  • 全レース1着になる
  • 出走回数を限界まで入れてもらう(5日間で10走)

あまり現実的ではありませんが、上記になった場合の獲得賞金は以下の通りです。

  • 1日目:予選1着(10.3万円)、ドリーム1着(12.5万円)
  • 2日目:予選1着(10.3万円)、予選1着(10.3万円)
  • 3日目:予選1着(10.3万円)、予選1着(10.3万円)
  • 4日目:予選1着(10.3万円)、予選1着(10.3万円)
  • 5日目:予選1着(10.3万円)、準優勝戦1着(12.5万円)

※ボートレース徳山は2号賞金のため、予選1着は10.3万円、ドリーム、準優勝戦は12.5万円

全て合計すると107.4万円
よって、白井英治が逆転して賞金ランキング1位に。
しかし、言わずもがなかなり厳しい条件です。

1番の理由は出走数になります。
5日間で10走ということは、節間で11走
こちらは滅多にありません。

ただし、全レース1着は可能性があります。
今節のボートレース徳山はA1級レーサーが5名だけ。
さらに新人選手、B級選手も多数参加します。

SGグランプリを優勝して勢いに乗る白井選手。
もしかしたら大逆転があるかもしれません。

(競艇賞金ランキングトップ10)

  • 【1位】馬場貴也:187,346,000円(GP2位)
  • 【2位】白井英治:186,285,457円(GP1位)
  • 【3位】山口剛:128,475,457円
  • 【4位】原田幸哉:118,830,000円(GP4位)
  • 【5位】片岡雅裕:115,966,485円(GP6位)
  • 【6位】磯部誠:114,175,000円(GP3位)
  • 【7位】深谷知博:113,905,000円(GP5位)
  • 【8位】桐生順平:96,086,133円
  • 【9位】池田浩二:96,045,000円
  • 【10位】椎名豊:94,741,133円

ボートレースの賞金!1号賞金場、2号賞金場の違い

ボートレースの賞金は「1号賞金場、2号賞金場」で異なります。
まとめると以下の通りです。

(1号賞金場)

レース1着2着3着4着5着6着
優勝戦74万円48万円38万円34万円31万円29万円
選抜戦20万8000円14万8000円11万3000円8万3000円6万4000円5万円
特選、ドリーム
準優勝戦
10万3000円7万4000円5万円3万円1万8000円1万円
予選8万1000円5万5000円4万円2万1000円1万4000円8000円

(2号賞金場)

レース1着2着3着4着5着6着
優勝戦98万円72万円56万円44万円41万円39万円
選抜戦27万8000円19万8000円14万8000円10万9000円8万5000円6万5000円
特選、ドリーム
準優勝戦
12万5000円8万8000円5万7000円3万4000円2万2000円1万2000円
予選10万3000円7万円4万9000円3万円2万円1万円

分類の仕方ですが、各場における1日の平均売上げで決まります。

集計期間は前年の1~12月まで。
詳しい区分は以下の通りです。

  • 1号賞金場:1日の平均売上げ3.5億円未満
  • 2号賞金場:1日の平均売上げ3.5億円以上

適用されるのは新年度の4月1日からとなります。

2022年12月22日現在、1号賞金場は常滑の2場のみ。
残り22場は2号賞金場となりました。

1号、2号では、賞金差が大きく不平等があります。
しかし、競艇の売り上げは年々向上
津、常滑が2号賞金場になるのは時間の問題でしょう。