競艇・前本泰和（まえもとやすかず）が引退、理由はヘルニア

引退の経緯：理由は持病のヘルニア

2月22日、前本泰和が引退を発表。
日本モーターボート競走会には、引退届けを提出済みとのこと。
公式の出場予定には、斡旋情報が載っていますが近々削除されるようです。

引退理由は持病のヘルニア。
首と腰に抱えていたヘルニアが悪化したそうです。

現役最後のレースはG1児島（2月）となりました。
成績（413223515着）

前本泰和は1992年に70期生としてデビュー。
所属は広島支部です。

初勝利はデビュー1ヶ月後！
そして、デビュー5年後に初優勝と、着実にキャリアを重ねます。

その後も、安定した成績で43期連続でA1級を継続。
広島支部の絶対的エースとして活躍しました。

2022年には、地元ボートレース宮島でSGオールスターに初出場。
成績は準優勝戦3着と、開催を盛り上げました。

前本選手といえばプロペラ調整力が有名。
一説には、「現役ナンバーワンの調整力」とも言われ、多くの選手が参考にしました。

そのため、前本選手の「モーターが出ていない」事は滅多にありません。
余程の下位モーターなら、ペラ調整後にモーター整備で仕上げます。

どんなモーターでも機力を出す選手でした。

前本泰和のレース成績を見てみましょう。

SG優勝は通算2回。
SGグランプリシリーズ（住之江・2013年）
SGグランドチャンピオン（児島・2021年）です。

G1優勝は通算6回。
一般戦を含めた合計優勝回数は133回でした。

他には、2007年に7節連続優勝（現在も最長記録）
2016年に全24場制覇など、素晴らしい成績を収めています。

そして43期連続でA1級を継続、通算勝利数は2420勝でした。
2500勝まで、あと80勝でしたが、持病の影響で突然の引退となりました。

【前本泰和：主な成績】

【前本泰和：プロフィール】