フライングレースの詳細
下関ヴィーナスシリーズ(3月13日~18日)における、フライングの詳細を紹介します。
【出走表/ST】
枠番 | レーサー | スタート |
---|---|---|
1号艇 | 深尾巴恵 | .01 |
2号艇 | 福山恵里奈 | .08 |
3号艇 | 赤井睦 | .04 |
4号艇 | 平高奈菜 | F+.01 |
5号艇 | 岸恵子 | F+.01 |
6号艇 | 大廣咲季 | F+.03 |
風速は、追い風2メートルでしたが、集団Fが発生!
ダッシュ3艇がフライングとなりました。
3選手全員がスリット前にレバーを放りましたが、そもそもが早すぎるスタートのようです。
減速が間に合いませんでした。
特に6号艇の大廣咲季は非常に早いスタートを切っています。
スリット付近で豪快に放りましたが、全く間に合わず・・・
④平高奈菜、⑤岸恵子もつられて速いスタートを切ったと考えられます。
レース内容は以上です。
2つのSGに出場できない
今回のF2で、平高奈菜のフライング休みは60日追加されました。
既に1本目のF休みは消化しているので、最新の出場停止期間は「2023年5月29日~2023年7月27日」です。
これにより、出場が確定していたSGグランドチャンピオン、SGオーシャンカップが出場不可となってしまいました。
【出場権剥奪レース】
レース | 開催日 | 出場条件 | 出場資格獲得レース |
---|---|---|---|
SGグランドチャンピオン | 6月20日 | 選考期間内における SG優勝戦の完走者 |
SGボートレースオールスター 優勝戦6着(2022年) |
SGオーシャンカップ | 7月18日 | PG1・G1・G2の 優勝戦での着順点上位者 |
PG1クイーンズクライマックス 優勝戦2着(2022年) |
上記の通り、2つのビッグレースの出場権を失ってしまいました。
ただし、PG1レディースチャンピオンには出場可能です。
平高選手には、そちらで大いに活躍してほしいですね。
A2級降格が濃厚、勝率を紹介
現在、平高奈菜の勝率は6.08と低め。
対して、A1級の勝率ボーダーは約6.24前後になる見込みです。
A1級キープに期待したいところですが、F2なので、スタートで攻めることができません。
もし、A2級降格になってしまうと、2019年以来約4年ぶりになります。
そして、今期の級別審査期間は「2022年11月1日~2023年4月30日」まで。
平高選手の残り出走回数は3節です。
この期間中に、勝率を大幅に上げる必要があります。
なお、残り3節は「女子戦、G2、G3」であり、G1と比べて多くのレーサーが格下。
まだチャンスは残されています。
窮地に立たされた平高奈菜、今後のレースに注目が集まります。