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びわこ競艇場のチルト角度が拡大!3度も使用可能、全国24場チルト一覧

びわこ競艇場のチルト角度が拡大!3度も使用可能、全国24場チルト一覧

びわこ競艇場の、チルト角度の範囲が拡大されました。
具体的には従来の「-0.5度~1.5度」から「-0.5度~3.0度」へと、大幅に調整範囲が広がります

この変更によって、ボートレースびわこの予想に、どのような影響があるのでしょうか。
また、全国24場のチルト角度について一覧で紹介します。

びわこ競艇場でチルト3が使用可能

2023年4月28日から、びわこ競艇場チルト角度が拡大されます。
具体的な調整角度は以下の通りです。

  • 従来:-0.5度、0.0度、0.5度、1.0度、1.5度
  • 今後:-0.5度、0.0度、0.5度、1.0度、1.5度、2.0度2.5度3.0度

注目すべきは、2.5度と3.0度のチルト角度です。

これまで、チルト2.5度を使用できる場は浜名湖だけでした。
新たに、びわこも2.5度を使用できるのは嬉しいですね。

そして、チルト3.0度は穴党ファンならおなじみの角度です。
伸びを求めるなら3.0度が最も適正!
今後のボートレースびわこでは、ダッシュからの一撃が増えそうです。

1コース勝率が低下する?今後の予想

チルト角度拡大によって、競艇予想はどのように変化するでしょうか。
現在のびわこ競艇場は、2020年10月に第1ターンマークを移設したことで、イン勝率が急増しています。

(びわこ1コース1着率)

  • 第1ターンマーク移設前:47%
  • 第1ターンマーク移設後:56%

以前のびわこはイン受難の水面として有名でしたが、現在ではむしろインが強いボートレース場になっています。
そして今回、チルト角度拡大によってイン勝率に変化が起こる可能性が高いです。

最も考えられるのは、ダッシュからの一撃が増加することです。
それに伴いイン勝率は低下するでしょう。
以前の47%には及ばないと思いますが、50%前後に下がると予想されます。

チルト3.0度からの、豪快なまくりに期待したいですね。

全国24場・チルト角度一覧

全国24場で設定されている、チルト角度の調整範囲を見てみましょう。

競艇場 調整範囲
戸田 -0.5度/0.0度/0.5度
桐生 -0.5度/0.0度/0.5度/1.0度
住之江、若松
福岡、大村
-0.5度/0.0度/0.5度/1.0度/1.5度
江戸川、徳山 -0.5度/0.0度/0.5度/1.0度/1.5度/2.0度
びわこ、浜名湖 -0.5度/0.0度/0.5度/1.0度/1.5度/2.0度/2.5度/3.0度
平和島、多摩川、蒲郡
常滑、津、三国
尼崎、鳴門、丸亀
児島、宮島、下関
芦屋、唐津
-0.5度/0.0度/0.5度/1.0度/1.5度/2.0度/3.0度

チルト角度の調整範囲は、競艇法によって定められています。
範囲ですが、最小角度が-0.5度、最大角度が3.0度となっており、各ボートレース場はその範囲内で自由に調整することが可能です。

そして、調整範囲は全部で6パターンが存在します。
新しい琵琶湖のチルト角度は、浜名湖と同じく、広い調整範囲となりました。

さて、2022年次の売上ランキングでは、無念の最下位だったボートレースびわこ(売上:624億2732万6300円)
今回のチルト角度拡大によって、再び人気の場になれるでしょうか。

改定された琵琶湖競艇場に注目です。