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上田龍星がG1準優勝戦でフライング、競艇の事故罰則強化後2人目

上田龍星がG1準優勝戦でフライング、競艇の事故罰則強化後2人目

児島競艇場で開催中のG1キングカップ。
上田龍星は準優勝戦に出走しましたが、コンマ04のフライングを切ってしまいます

4月から開始された事故罰則強化後、中岡正彦に次ぐ、2人目の新罰則適用者になってしまいました。

レース詳細、児島キングカップ準優勝戦12R

さっそく、レースの詳細を見てみましょう。

【出走表/ST】

  • 1号艇:島村隆幸(.02)
  • 2号艇:篠崎仁志(.02)
  • 3号艇:上田龍星(+.04)
  • 4号艇:稲田浩二(.05)
  • 5号艇:守屋美穂(.02)
  • 6号艇:菊地孝平(.04)

風速は2mで雨が降っていましたが、スタートはそれほど難しくないコンディションでした

そして、スリット付近、③上田龍星はかなり早いスタート
Fを切ったことは、誰が見ても明らかでした。
スタート後、すぐに実況でフライングが告げられます。

スタート後のレースでは、上田選手は自身のフライングに気づかず、まくり差しを狙います。
しかし、舳先が上手く返らず、1号艇の引き波を思いっきり浴びて転覆します。

このレースはフライングかつ、転覆するという悲惨な結果になってしまいました。
なお、レース結果は「1-2-5」、払戻金は1,190円でした。

隠れF2に注意!上田流星のフライング休み期間

今回フライングを切った上田龍星ですが、前回のフライング休みがまだ未消化です。
そのため、上田選手は隠れF2となり、予想する際には注意が必要です。

(上田龍星のフライング一覧)

Fを切ったレース F休み 備考
4月23日多摩川 6月5日~7月9日 非常識なフライング
5月13日児島 7月10日~8月8日 G1準優勝戦のF

隠れF2場合、フライング休みが(30日×2)なので、今期は60日間の休みが決定しています。
※4月に切ったFは、非常識なフライング(コンマ05以上)なので、+5日間追加されます

60日以上も休むので、今期のF2は絶対に厳禁
スタートで攻めるレースは難しいでしょう。

今後、上田選手のダッシュ一撃は狙いにくいということです。

フライング事故罰則強化により、G1半年間出場不可

4月から実施されたボートレースの事故罰則強化により、上田龍星は2人目の新罰則適用者となってしまいました。

(罰則強化後のF)

開催 日時 レーサー
PG1若松マスターズチャンピオン 4月22日 中岡正彦
G1児島キングカップ 5月13日 上田流星

そして、ペナルティは以下のようになっています。

(新ペナルティ)

レース 新ペナルティ
SG優勝戦のF SG:2年間除外
G1、G2:1年間除外
SG準優勝戦のF SG:1年間除外
G1、G2:半年間除外
G1、G2優勝戦のF G1、G2:1年間除外
G1、G2準優勝戦のF G1、G2:半年間除外

適用されるのは、フライング休み終了後となります。
上田選手の場合は8月9日以降ですね。

この罰則強化によって、上田選手は厳しい状況に立たされることになりました。
今後は、一般戦メインのレースが続きます。