褒賞懲戒審議会とは?処分や表彰する選手や審判員、検査員について審議する議会
2025年2月末に褒賞懲戒審議会にて出場停止処分となった選手は5人
【小林甘寧】フライング&私物プロペラ持ち込みで3ヶ月出場停止
1つ目は11月末の一般戦。
フライングに加え、
フライングした後もレースを完走するまで走り続けてしまった
というルール違反をしてしまいました。
これにより即刻帰郷からの2ヶ月の出場停止。
さらに12月には、
外部のペラは持ち込み禁止にも関わらず児島のレースに私物のペラ2枚を持ち込み整備規定違反
。
これでさらに1ヶ月の出場停止となり、合計3ヶ月の出場停止処分となりました。
【天野誠】フライング後に走行継続で2ヶ月出場停止
2024年11月25日の浜名湖一般戦で、 フライング後にそのまま走り続けてしまったことで2ヶ月の出場停止処分 を受けました。
このレースでは1号艇だった天野と3号艇だった丸尾の2人がフライングとなり、丸尾は2マーク後すぐにピットに戻っていたのにも関わらず、天野はそのまま走り続け 完走 。
これは明確なルール違反なので、当然ながら処分対象となりました。
【島倉都】整備規定違反で2ヶ月出場停止

群馬支部所属の120期・B1級、 島倉都(しまくら・みやこ)は、2024年11月17日多摩川ヴィーナスシリーズで出遅れ(L)なり、整備不良が原因と判定され即刻帰郷、2ヶ月の出場停止処分 となりました。
1号艇で出走予定だった島倉は、ピットアウトから約15秒後にエンストし、再始動できない状態に。
キャブレターの平小ネジの脱落が原因とされ、
整備規定違反
に問われました。
整備不良も処分の対象となるのです。
【櫻本あゆみ】忘れ物で前検不参により1ヶ月出場停止

群馬支部所属の101期・A2級、 櫻本あゆみ(さくらもと・あゆみ)は、2024年の蒲郡クイーンズクライマックスシリーズ戦で前検不参となり、1ヶ月の出場停止処分 を受けました。
電車内に
忘れ物
をしてしまい、前検時刻に間に合わないと分かった時点で前検不参と判断しました。
もし遅刻して参加する
前検遅参
となっていればSG・PG1に1年間出場できないというさらに重い処分となっていたため、このような判断をしたのでしょう。
今回の出場停止がなければA1昇格の最低出走数にも到達していたため、かなり痛手となってしまったようです。
【小玉啓太】新幹線寝過ごしで前検遅参、1ヶ月出場停止

佐賀支部所属の131期・B1級、 小玉啓太(こだま・けいた)は新幹線で寝過ごし、参戦予定だった2025年1月12日の蒲郡一般戦に前検遅参となり、1ヶ月の出場停止処分 に。
時間に対する厳格な姿勢が求められる競艇界では、たとえ
個人的なミスでも処分の対象
となります。
寝過ごしという失敗ですが、公平性とプロ意識を重視する競艇界では容赦ない判断が下されました。