新しいガソリンがびわこで使用開始
このガソリンは エタノールを30%含んだ地球環境に優しい燃料 で、日本で燃料として使用されるのは初の試みとなります。
今後は、ボートレース大村でも6月22日から7月20日まで同様にテスト使用が実施される予定です。
新燃料・E30ガソリンとは?
これは カーボンニュートラルの取り組みの一環で、燃焼時のCO2排出量を約12〜15%削減できる とされています。
E30ガソリンを利用する目的
競艇界が先陣を切る形でこの新燃料をテスト導入することにより、環境意識の高さを示すとともに、将来的な本格導入へ向けたステップとなるでしょう。
E30ガソリンが導入されることにより起こる影響
レースのタイムが変わる可能性がある
水野望美は「起こしが今までと違うけど、3日目になってようやく感覚をつかめた」とのこと。
一方で、寺田は「燃料が変わったからとは限らない」と、影響は限定的との見方も。
このように選手によって評価が分かれているのが現状ですが、加速力やエンジンの反応に微細な変化があるのも事実です。
大村の騒音問題が緩和される可能性がある
新燃料によってエンジン音が変化する可能性があるため、もしかすると今後は 夜間の騒音が軽減されることも期待できるかもしれません 。
あくまで予想段階の話ではありますが、住宅地に近い競艇場にとって音の問題は切っても切れない課題。
今後のテスト結果次第では、
騒音対策としての新燃料導入という視点
も出てくるでしょう。