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日本初!新燃料「E30ガソリン」をボートレースびわこにてテスト使用開始!考えられる影響は?

日本初!新燃料「E30ガソリン」をボートレースびわこにてテスト使用開始!考えられる影響は?

ボートレースびわこでは、2025年5月1日から開催されたGⅢオールレディースより、環境に配慮した新燃料「E30ガソリン」のテスト使用が始まりました。

6月からはボートレース大村でもテスト使用が実施される予定です。

今回はこの「E30ガソリン」について、利用目的や考えられる影響、実際使用した選手の感想などを詳しくご紹介します。

新しいガソリンがびわこで使用開始

新しいガソリンがびわこで使用開始
新しいガソリンがびわこで使用開始

2025年5月1日からボートレースびわこにて、 環境に配慮した新燃料「E30ガソリン」のテスト使用 が始まりました。

このガソリンは エタノールを30%含んだ地球環境に優しい燃料 で、日本で燃料として使用されるのは初の試みとなります。

今後は、ボートレース大村でも6月22日から7月20日まで同様にテスト使用が実施される予定です。

新燃料・E30ガソリンとは?

新燃料・E30ガソリンとは?
新燃料・E30ガソリンとは?

E30ガソリンは、従来のレギュラーガソリンに対してエタノールを30%混合した燃料です。

これは カーボンニュートラルの取り組みの一環で、燃焼時のCO2排出量を約12〜15%削減できる とされています。

E30ガソリンを利用する目的

E30ガソリンを利用する目的
E30ガソリンを利用する目的

E30ガソリン導入の最大の目的は、環境負荷の軽減 です。
温暖化対策が求められる現代において、 CO2削減 は大きな課題となっています。

競艇界が先陣を切る形でこの新燃料をテスト導入することにより、環境意識の高さを示すとともに、将来的な本格導入へ向けたステップとなるでしょう。

E30ガソリンが導入されることにより起こる影響

レースのタイムが変わる可能性がある

これによる影響
これによる影響

E30ガソリン導入による影響は、環境に関する点だけではありません。
選手の調整やレース展開など、考えられる様々な影響についてご紹介します。

レースのタイムが変わるかも
レースのタイムが変わるかも

今回のE30ガソリン導入により、選手の間では 起こし(スタート加速時) の感覚が変わったという声が多く上がっています。

水野望美は「起こしが今までと違うけど、3日目になってようやく感覚をつかめた」とのこと。
一方で、寺田は「燃料が変わったからとは限らない」と、影響は限定的との見方も。

このように選手によって評価が分かれているのが現状ですが、加速力やエンジンの反応に微細な変化があるのも事実です。

大村の騒音問題が緩和される可能性がある

大村は騒音が減る?
大村は騒音が減る?

また、6月からE30ガソリンが使用されるボートレース大村はナイター開催が多いため、 騒音問題 にも注目が集まっています。

新燃料によってエンジン音が変化する可能性があるため、もしかすると今後は 夜間の騒音が軽減されることも期待できるかもしれません

あくまで予想段階の話ではありますが、住宅地に近い競艇場にとって音の問題は切っても切れない課題。
今後のテスト結果次第では、 騒音対策としての新燃料導入という視点 も出てくるでしょう。

E30ガソリン導入による今後の変化に注目

E30ガソリン導入の今後の影響に注目
E30ガソリン導入の今後の影響に注目

E30ガソリンの導入は、競艇界にとって環境保護への重要な一歩です。

また、レースタイムやモーターの反応、さらには騒音への影響まで、多方面での変化が注目されるこの取り組み。

今後の開催情報や選手のコメントに注目しつつ、新たな競艇の進化を楽しみに待ちましょう。