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今年の競艇は例年より早めの開催!「リーグ戦(マスターズリーグ)」や「シリーズ戦(ルーキーシリーズ、ヴィーナスシリーズ)が1月からスタート

今年の競艇は例年より早めの開催!「リーグ戦(マスターズリーグ)」や「シリーズ戦(ルーキーシリーズ、ヴィーナスシリーズ)が1月からスタート

今年の「リーグ戦(マスターズリーグ)」「シリーズ戦(ルーキーシリーズ、ヴィーナスシリーズ)」の開催スケジュールは例年と比べて若干違います。

例年なら1月中旬から開催されていましたが、今年はかなり前倒しです。

1月3日から徳山でオールレディース

1月10日からは若松でルーキーシリーズ

そして1月13日から蒲郡でヴィーナスシリーズが開催されます。

今回は昨年行われた各リーグ戦の優勝者レースの傾向を見てみましょう。

ルーキーシリーズは若手レーサーによる一般戦

ルーキーシリーズは30歳未満の若手レーサーが対象
ルーキーシリーズは30歳未満の若手レーサーが対象

ルーキーシリーズは、登録6年未満の若手レーサーによる一般戦です。

ルーキー戦の上位には、G3の「イースタンヤング」と「ウエスタンヤング」、そしてプレミアムGI競走の「ヤングダービー」があります。

それぞれ30歳未満の若手レーサーが対象です。

ルーキーシリーズは予想が当てにくい

ルーキー戦は予想が難しいと言われています。

その理由は以下の5つです

  • 選手のデータが少ない
  • 整備力に期待できない
  • ターンが安定しない
  • スタートが安定しない
  • 風や波に影響されやすい

レーサーは経験の浅い新人選手ばかり

通常、新人選手は大外の6コースを走ることが多いです。

そのため、6コース以外のデータがどうしても足りません

そんな中、ルーキー戦では内のコースも走ります。

「インからのスタートはどうか?、逃げは上手いのか?、2コースからの差しは?」など、展開が読みづらく予想が難しいです。

では予想はどうするか? 狙うのは、特別枠で斡旋されるA級の若手選手です。

出場選手のごく一部ですが、実力が飛び抜けているので予想しやすいと思います。

基本的に整備力に期待できない

経験の浅い新人選手なので、ペラやモーターの整備力は低めです。

悪いモーターは悪いまま、良いモーターは良いまま、前節のモーター評価がそのまま参考になるケースが多いです。

ただし、中には整備力が高い若手選手もいるので油断できません。

整備力が不透明な点も予想しにくい一因と言えますね。

ターンが安定しない

若手選手はターンにバラつきがあります。

昨日は良いターンをしてたのに、今日のレースは散々・・・といった裏切りが起こりやすいです。

よって、同枠からの前走成績が役に立たない事もしばしば。

スタートが安定しない

こちらもターンと同様、経験が浅い若手選手にありがちです。

極端に遅かったり、逆に早すぎたりなど・・・予想が難しいです。

風や波に影響されやすい

風や波が強いレースは要注意です。

水面が荒れると、途端に走りが悪くなる新人レーサーは多くいます。

なぜなら水面状況が悪い日は、早く走ることより転覆しない事が最優先だからです。

艇のバタツキを抑える事で手一杯のレーサーもいます。

ボートレース初心者の方は、ルーキー戦には手を出さない方がよさそうですね。

大穴を狙うのも面白いですが、少しリスクが大きい気がします。

去年のルーキーシリーズは上田龍星が大活躍!

2020年は全25戦が開催され、上田龍星が優勝4回と大活躍の年でした。

上田選手は1月の第1戦、第2戦を連勝。

さらに7月と最終戦の12月でも優勝を飾りました。

そして、前田篤哉が10月の第18戦で初優勝、続く第19戦でも連続優勝です。

最優秀新人賞に輝きました!

優勝4回

上田龍星

優勝2回

仲谷颯仁、豊田健士郎、村松修二、前田篤哉

優勝1回

永井彪也、羽野直也、馬場剛、吉田裕平、松尾拓、宮之原輝紀、川原祐明、木下翔太、新開航、島村隆幸、石丸海渡、中田達也、白神優

マスターズリーグは45歳以上のレーサーが登場

1年間でマスターズリーグは10戦
1年間でマスターズリーグは10戦

マスターズリーグとは、45歳以上のレーサーを対象としたレースです。

マスターズリーグ戦競走の優勝者は翌年度のG1マスターズチャンピオンへの優先出場権が与えられます。

1年間でマスターズリーグは10戦が行われます!

去年はそれぞれ異なる選手が優勝し、複数回の優勝はありませんでした。

さて、今年のマスターズチャンピオンですが「下関競艇場で4月20日」から行われます。

最後の優先出場権となるマスターズリーグ第10戦は今月19日から鳴門競艇場で開催されますよ。

マスターズリーグで優勝した選手はこちら

優勝1回

野中義生、橋本久和、岡瀬正人、金子良昭、中辻博訓、吉川昭男、平尾崇典、芝田浩治、野添貴裕、山一鉄也

オールレディースは登録年数の制限なし!

登録年数の制限がありません
登録年数の制限がありません

オールレディースとは、女子レーサーによる一般戦で登録年数の制限がありません。

2020年度から12節から24節に開催日を大幅拡大! 女子レーサーの人気もうなぎ上りです。

去年は3勝した守屋美穂や松本晶恵など、実力者が順当に優勝した結果となりました。

そんな中、印象的だったのは昨年最後の大会、出口舞有子が6年目にして初優勝を飾った大会です。

1枠からコンマ03の好スタートを決めて逃げ切りました!

見てない方は是非リプレイをご覧ください。

オールレディースの優勝者は、レディースチャンピオンの優先出場権が得られます。

出口選手は初優勝かつ、レディースチャンピオン出場も果たしたので大変盛り上がった大会となりました。

オールレディースで優勝した選手はこちら

優勝3回

守屋美穂、松本晶恵

優勝2回

田口節子、大瀧明日香、堀之内紀代子

優勝1回

大山千広、寺田千恵、落合直子、平高奈菜、西村美智子、長嶋万記、廣中智紗衣、日高逸子、深川麻奈美、海野ゆかり、宇野弥生、出口舞有子

ヴィーナスシリーズは登録16年未満の女子レーサーが参戦

登録16年未満の女子レーサーが参戦
登録16年未満の女子レーサーが参戦

ヴィーナスシリーズとは、登録16年未満の女子レーサーによる一般戦です。

去年のヴィーナスシリーズは全部で22戦が行われました。

優勝者を見てみると、 平山智加が4回、大山千広が3回と実力者が揃って複数優勝。

その他、優勝1回の選手も上位クラスの女子レーサーが優勝しました。

その中でも、印象に残った大会が3つあります。

7月には土屋南がデビュー初優勝(ヴィーナスシリーズ第9戦)、

そして11月に入ると西舘果里がデビュー初優勝(ヴィーナスシリーズ第16戦)、

さらにデビュー17年目の菅野はやかがデビュー初優勝(ヴィーナスシリーズ第17戦)です!

2節連続で初優勝者という珍しい結果となりました。

ヴィーナスシリーズで優勝した選手はこちら

優勝4回

平山智加

優勝3回

大山千広

優勝1回

藤崎小百合、中谷朋子、鎌倉涼、竹井奈美、佐々木裕美、土屋南、遠藤エミ、中村桃佳、廣中智紗衣、小野生奈、田口節子、守屋美穂、西舘果里、菅野はやか、川野芽唯

まとめ:水神祭が見れるかも!?普段目立たない選手にも注目

今回はリーグ戦やシリーズ戦を見てきました。

SGやG1と違って初優勝など、普段目立たない選手にもスポットが当たるレースです。

初優勝の選手は記念に水神祭が行われるなど、感動するシーンも多いですよ。

そして、優勝選手はSGやG1など、大きな大会の優先出場権が与えられます。

リーグ戦やシリーズ戦を見ると、一層ボートレースが楽しめます!