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選手会長の上瀧和則(じょうたきかずのり)が優勝!津競艇場

選手会長の上瀧和則(じょうたきかずのり)が優勝!津競艇場

津競艇場の一般戦、優勝したのは瀧和則(じょうたきかずのり)です。
上瀧選手は約1600名の競艇選手を牽引する選手会長
2020年5月から会長職兼任のまま現役復帰を果たしました。

今節は超抜モーターを引き当てた上瀧選手、優勝戦では4コースからまくって見事1着!
11年ぶりの優勝に輝きました。

選手会長の上瀧和則(じょうたきかずのり)が優勝!

上瀧和則現日本モーターボート選手会選手会長
昔からの競艇ファンにとっては「エースのジョー」としてお馴染みの選手です。

しかし、レースから離れていた期間が長いので知らない方もいるかもしれません。

上瀧和則は1968年5月20日生まれ。
濱村芳宏、川崎智幸、烏野賢太、倉谷和信など「花の60期生」の最年少選手です。
デビュー2期目に勝率5.55をマークしてA級に昇格。
その後デビュー2年2ヶ月で初のG1出場、デビュー2年4ヶ月で初のSG出場と、スピード出世のレーサーとして有名になりました。

上瀧選手のレーススタイルはイン屋です!
徹底したイン取りを駆使して、G1優勝17回、SG優勝4回を達成。
生涯獲得賞金は16億円を超えています。

日本モーターボート選手会選手会長へ就任

上瀧和則は2011年3月に選手会の副会長に就任しました。
当時、A1級のトップレーサーでしたが、就任後は斡旋をすべて辞退。
その年のSGオールスターも欠場しました。

そして翌年、2012年6月に選手会長に就任。
当時、現役A1級のレーサーが会長に就任するのは異例中の異例でした。
その後、現在まで約9年間会長職を務めています。

ちなみに2012年から2020年の間、上瀧選手の出走回数は0〜9回と極少。
ほとんどレースでは姿を見なくなりました。

しかし、2020年5月に突如会長兼任のまま現役復帰
上瀧選手は「会長は現場をよく知る必要がある」という考えを持っているそうです。

復帰後は2期目でA2級へ昇格!実力はまだまだ衰えていません。

上瀧和則・選手会長でもレースの出場は可能!

ここで疑問に浮かぶのは「選手会長へ就任したらレースに出場できないのか?」だと思います。

実は、権利さえ取ればレースへの出場は可能です。
もちろんグレードレースも走ることができます。
つまり「他の選手と条件は同じ」ということになります。

今節優勝したことで、上瀧和則の新期勝率は7.00以上が堅いです。
このまま好調をキープすれば7月からA1級に復帰!
G1やSGを走ることができます。

長らく現役から離れていた選手会長の上瀧和則、今後の活躍に注目です。