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松井繁(まつい・しげる)選手を紹介!生涯獲得賞金ランキング1位の絶対王者!!

松井繁(まつい・しげる)選手を紹介!生涯獲得賞金ランキング1位の絶対王者!!

松井繁(まつい しげる)選手は、大阪支部に所属しているA1級の競艇選手。

1989年にデビューし、翌年にはA級に昇格するという大躍進ぶりをみせました。

以来、数多の大会を優勝し、2011年に競艇界の生涯獲得賞金ランキングで1位の座に着いています。

2020年の冬には、ご息女がミス日本2021のファイナリストに選ばれました。

当記事ではそんな松井選手の徹底分析します!

松井選手のプロフィールを紹介!

第65回ボートレースメモリアルでの松井選手
第65回ボートレースメモリアルでの松井選手
  • 生年月日 1969年11月11日
  • 出身地 大阪府吹田市
  • 身長 169cm
  • 体重 50kg
  • 血液型 O型
  • 所属 大阪支部
  • 登録期 64期
  • 登録番号 3415
  • デビュー日 1989年5月13日

松井選手は広島県出身。

1989年5月に地元である住之江競艇場でデビューしました。

同期には服部幸男選手、中里英夫選手、鈴木博選手、應治千代美選手らがいます。

弟子は兵庫支部に所属する山本隆幸選手らです。

松井選手は競艇界の生涯獲得賞金ランキング1位の選手

松井選手は2011年暮れに、公営競技史上初の生涯獲得賞金30億円突破を果たしました。

以来、トップを独走しており、現在進行形で記録を伸ばし続けています。

(2021年1月現時点で、通算獲得賞金額は38億円を超えています)

松井選手は車が大好き!

2018年に放送された、サンテレビ「ボートの時間」では愛車を披露。

車種は黄色の「アルファロメオ4C」。

2シーターのオープンカーです。

成績が悪い時にストレス発散でドライブするとのこと。

子供の時から乗り物が好きで、F1レーサーにも憧れていた時期があったそうです。

ちなみに、初めて買った車はホンダのインテグラ。

松井選手は甘いものも大好き!

競艇専門誌「BOATBoy」のインタビューで『アイスクリームは一日も欠かさない』と公言するほどのアイスクリーム好きのようです。

また、ドライブ先のカフェでスイーツを食べることもあるそうなので、どうやら甘いもの全般に目がないご様子。

ダンディなマスクに似合わず、舌は可愛らしいものを好むんですね(笑)

松井選手の特徴

松井選手は積極的に前付けを行う選手!
松井選手は積極的に前付けを行う選手!

2020年5月1日~10月31日までの集計データによると、1コース3連対率は91%を超えています。

松井選手が1号艇に番組されたレースでは、1号艇1着が固い買い目となります。

  • 1コース進入 94.3%
  • 2コース進入 79.3%
  • 3コース進入 66.7%
  • 4コース進入 46.7%
  • 5コース進入 50.0%
  • 6コース進入 0.0%

1コースはかなりの勝率を誇る松井選手ですが、2~3のコースの3連対率も引けを取りません。

また、松井選手は5・6号艇に番組されているレースでは、高い確率で枠なり進入を崩しますので、展示航走の動きにも注目です。

松井選手のグレード別戦績について

2021年1月6日現在、松井選手の各グレードの出場節数は、一般競走が「114回」、G3が「8回」、G2が「18回」、G1が「351回」、SGが「176回」です。

SGでの3連対率は「62.7%」、一般競走での3連対率が「88.3%」になります。

出場節数から、主にG1・SGで活躍している選手だということが分りますね。

一番出場節数の多いG1での通算3連対率は「71.0%」です。

どのグレードでも高い勝率を誇る実力者です。

松井選手が強い会場って一体どこ?

松井選手の各会場における3連対率をみてみると、一番低いのが蒲郡と徳山「約56%」で、高いのが地元会場である住之江「79.6%」でした。

三連対率が75%を超える会場は、住之江を含めて、津、三国、びわこ、尼崎、芦屋の6会場です。

地元会場は出場節数も多いので、住之江で松井選手の名前をみつけたときは積極的に舟券を買っていきましょう。

松井選手の主な優勝歴

SG

  • 1998年07月20日 第3回オーシャンカップ競走(三国競艇場)
  • 1999年12月23日 第14回賞金王決定戦競走 - 決定戦(住之江競艇場)
  • 2001年05月20日 SG第28回笹川賞競走(浜名湖競艇場)
  • 2006年07月30日 SG第11回オーシャンカップ(若松競艇場)
  • 2006年12月24日 SG第21回賞金王決定戦競走 - 決定戦(住之江競艇場)
  • 2008年03月30日 SG 第43回総理大臣杯競走(児島競艇場)
  • 2008年07月27日 SG第13回オーシャンカップ(蒲郡競艇場)
  • 2009年10月13日 SG 第56回全日本選手権(尼崎競艇場)
  • 2009年12月23日 SG第24回賞金王決定戦 - 決定戦(住之江競艇場)
  • 2013年07月28日 SG第18回オーシャンカップ(若松競艇場)
  • 2014年03月23日 SG第49回ボートレースクラシック 総理大臣杯(尼崎競艇場)

G1

  • 1997年05月08日 G1第26回つつじ賞王座決定戦 45周年記念競走(津競艇場)
  • 1997年08月03日 G1マーメイドグランプリ 開設44周年記念競走(常滑競艇場)
  • 1998年04月21日 G1モーターボート大賞競走(大村競艇場)
  • 1998年06月14日 G1第27回つつじ賞王座決定戦競走46周年記念競走(津競艇場)
  • 1998年11月08日 宮島開設44周年記念競走(宮島競艇場)
  • 1999年03月11日 G1太閤賞競走開設42周年記念(住之江競艇場)
  • 1999年09月19日 G1 モーターボート大賞(津競艇場)
  • 2000年02月14日 第43回G1近畿地区選手権競走(尼崎競艇場)
  • 2000年07月04日 ウェイキーカップ・46周年記念(多摩川競艇場)
  • 2000年07月31日 G1浜名湖賞 開設47周年記念競走(浜名湖競艇場)
  • 2000年11月07日 G1第44回戸田グランプリ競走(戸田湖競艇場)
  • 2002年02月01日 G1近松賞競走 開設49周年記念(尼崎競艇場)
  • 2002年09月29日 モーターボート大賞競走(多摩川競艇場)
  • 2002年10月08日 第30回 G1 高松宮記念特別競走(住之江競艇場)
  • 2003年03月02日 G1太閤賞競走 開設46周年記念(住之江競艇場)
  • 2003年03月16日 開設49周年記念競走 G1北陸艇王決戦(三国競艇場)
  • 2003年04月13日 G1ダイヤモンドカップ(多摩川競艇場)
  • 2003年06月20日 G1福岡チャンピオンカップ 開設50周年記念競走(福岡競艇場)
  • 2003年09月18日 G1巌流島決戦下関MB大賞(下関競艇場)
  • 2003年09月28日 G1第32回つつじ賞王座決定戦開設51周年記念競走(津競艇場)
  • 2003年10月25日 G1競帝王決定戦開設49周年記念競走(下関競艇場)
  • 2003年11月12日 G1モーターボート大賞(三国競艇場)
  • 2004年01月17日 G1近松賞 開設51周年記念(尼崎競艇場)
  • 2004年04月07日 G1びわこ大賞 開設52周年記念(びわこ競艇場)
  • 2004年11月18日 G1 ダイヤモンドカップ(浜名湖競艇場)
  • 2004年12月12日 G1競帝王決定戦 開設50周年記念競走(下関競艇場)
  • 2006年12月14日 モーターボート大賞競走(鳴門競艇場)
  • 2007年02月26日 G1太閤賞競走 開設50周年記念(住之江競艇場)
  • 2007年05月17日 G1全日本王座決定戦 開設55周年記念競走(芦屋競艇場)
  • 2007年12月14日 G1 ダイヤモンドカップ(びわこ競艇場)
  • 2008年01月20日 第54回G1全日本王者決定戦(唐津競艇場)
  • 2008年05月18日 G1大渦大賞開設55周年記念競走(鳴門競艇場)
  • 2008年06月10日 G1第37回つつじ賞王座決定戦開設56周年記念競走(津競艇場)
  • 2008年12月14日 G1 モーターボート大賞(津競艇場)
  • 2009年02月24日 G1モーターボート大賞~競艇マクール賞~(大村競艇場)
  • 2009年03月31日 G1太閤賞競走 開設52周年記念(住之江競艇場)
  • 2009年06月09日 G1大渦大賞開設56周年記念競走(鳴門競艇場)
  • 2010年02月09日 G1第53回近畿地区選手権競走(住之江競艇場)
  • 2010年11月10日 G1ダイヤモンドカップ(丸亀競艇場)
  • 2011年09月08日 G1大渦大賞開設58周年記念競走(鳴門競艇場)
  • 2011年12月07日 G1第55回近畿地区選手権競走(尼崎競艇場)
  • 2012年01月17日 開設59周年記念 G1近松賞(尼崎競艇場)
  • 2012年09月04日 開設60周年記念競走G1第41回つつじ賞王座決定戦(津競艇場)
  • 2012年11月06日 G1宮島チャンピオンカップ開設58周年記念(宮島競艇場)
  • 2014年02月11日 G1第57回近畿地区選手権(住之江競艇場)
  • 2014年05月08日 G1第43回つつじ賞王座決定戦開設62周年記念競走(津競艇場)
  • 2015年11月03日 SG第28回賞金王決定戦競走 - シリーズ戦(びわこ競艇場)
  • 2015年12月08日 SG第28回賞金王決定戦競走 - シリーズ戦(平和島競艇場)
  • 2016年01月17日 尼崎市市制100周年記念 G1尼崎センプルカップ(尼崎競艇場)
  • 2017年10月19日 開設61周年記念G1赤城雷神杯(桐生競艇場)
  • 2017年11月16日 G1福岡チャンピオンカップ開設64周年記念競走(福岡競艇場)
  • 2017年12月05日 G1尼崎センプルカップ 開設65周年記念(尼崎競艇場)
  • 2019年06月05日 開設63周年記念G1赤城雷神杯(桐生競艇場)

G2

  • 2006年04月29日 G2第10回競艇祭~競艇マクール賞~(大村競艇場)
  • 2013年04月28日 G2 男女バトルMB大賞(三国競艇場)
  • 2013年12月09日 G2第57回結核予防事業協賛秩父宮妃記念杯(びわこ競艇場)

G3

  • 2006年01月22日 第19回中日カップ(浜名湖競艇場)

2021年1月6日現在、前本選手のSG優勝回数は11回、G1優勝回数は53回です。

この並外れたSGとG1の優勝歴の数をみれば、生涯獲得賞金ランキング1位の座に着いたことにも得心がいきますね。

2003年に1年でG1を8回優勝。

2008年は同年でSGを2大会制覇&G1を4大会制覇。

翌年2009年は2年連続同年SGを2大会制覇&G1を3大会制覇。

~などなど、記録的な経歴を数えればキリがありません。

賞金獲得ランキングの順位

SG第50回ボートレースクラシックでの松井選手
SG第50回ボートレースクラシックでの松井選手

松井選手は例年、賞金獲得ランキングの100位圏内に入るトップレーサーです。

ここでは2002年以降のランキングのみを載せています。

以下の一覧をみると、1年に2億円以上の賞金を獲得している年が幾つかありますね。

生涯獲得賞金ランキング歴代1位となる選手の凄まじさが、よく分かります。

  • 2020年 110,177,000円 6位
  • 2019年 64,695,000円 23位
  • 2018年 57,837,000円 24位
  • 2017年 97,413,700円 9位
  • 2016年 95,095,000円 6位
  • 2015年 79,989,000円 11位
  • 2014年 113,559,000円 5位
  • 2013年 99,114,600円 6位
  • 2012年 125,378,000円 3位
  • 2011年 119,660,000円 3位
  • 2010年 103,741,000円 7位
  • 2009年 251,204,000円 1位
  • 2008年 212,593,000円 1位
  • 2007年 141,115,000円 4位
  • 2006年 228,005,000円 1位
  • 2005年 70,692,000円 15位
  • 2004年 152,103,500円 4位
  • 2003年 220,817,000円 2位
  • 2002年 156,611,000円 3位

まとめ:松井選手は、長年に渡って競艇界の王座に座り続ける男!

松井選手は2011年に公営競技史上初の生涯獲得賞金30億円を突破して以来、競艇界のトップを走り続けています。

舟券戦略においては、1号艇の際は1着固定、4~6号艇に番組されている際は展示航走をみてコース取りに注目してから投票しましょう。

余談ではありますが、松井選手は大阪人ということもあり、トークが軽快でとても面白いです。

松井選手はメディアへの露出も多く、サンテレビ「ボートの時間!」にも多く出演しています。

ボートの時間!はYoutubeでも無料でご覧いただけるので、ぜひ松井選手の魅力に触れていただければと思います。