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瓜生正義(うりゅうまさよし)は家族思い?若い頃、賞金ランキングを紹介

瓜生正義(うりゅうまさよし)は家族思い?若い頃、賞金ランキングを紹介

瓜生正義(うりゅうまさよし)選手はSGグランプリ2021(賞金王決定戦)で見事優勝、賞金ランキング1位となりました。
通算でのSG優勝は11回、ボートレースを代表する選手です。
そんな瓜生選手ですが、若い頃は苦しい時代もあったそうです。
また、瓜生選手といえば家族思いのイメージが強いのですが「若い頃は違った?」など、プライベートについても紹介します。

瓜生正義(うりゅうまさよし)は家族思い?子供は4人、息子さんは?

瓜生正義(うりゅうまさよし)は家族思い?
瓜生正義(うりゅうまさよし)は家族思い?

瓜生正義といえば人格者のイメージが強いです。
想像通り、家族思いの優しいお父さんなのでしょうか?

瓜生正義は4人の子供を持つお父さん

瓜生選手は、4人の子供を持つお父さんです!

4人目の子供は2018年、瓜生選手が42歳の時に誕生。
「3人目の時は50歳まで現役で頑張ろうと思っていたけれど、また目標を変えないと」と笑顔で話していました。

そして2013年には息子さんの進学に合わせて、所属支部は福岡のまま福岡から東京に引っ越しています。
家族想いの一面が伺えますね!

まだまだ小さなお子さまを抱える瓜生選手、子供のためにも今後の活躍が楽しみです。

若い頃の瓜生正義は家族思いではない?趣味はゲーム

瓜生選手はご自身で「昔の僕は酷かったと思います」とコメント。
その理由ですが「若い頃は子供の世話をしなかったから」とのこと。

実は瓜生正義の趣味はテレビゲーム。
昔はテレビを独占して夜通しゲームをプレイ!そのまま酔い潰れて、子供が幼稚園に行くときは寝ていたそうです(笑)

かなり意外なエピソードですね。
その反省か、現在の瓜生選手は1番下のお子さんの面倒をよく見るそうです。
現在の瓜生選手はイメージ通りですね。

瓜生正義(うりゅうまさよし)は賞金ランキング2021で1位!グランプリ優勝2回

瓜生正義は、2021年の締めくくりとなったSGグランプリで2度目の優勝
見事なツケマイで大逆転優勝となりました。
優勝賞金1億円を手にした瓜生選手は賞金ランキング2021でも大逆転で賞金王に輝きました。
(獲得賞金1億7278万2000円)

2021年の瓜生選手はSGチャレンジカップやBBCトーナメントで優出と、後半戦で一気に加速!
そのまま勢いを緩めずグランプリ優勝まで駆け上がりました。

2022年は史上最多タイとなる3度目のグランプリ優勝に挑みます。

瓜生正義が3冠!最優秀選手、最多賞金獲得選手、記者大賞を受賞

競走会が発表した「令和3年優秀選手」で瓜生正義は3タイトルを受賞!

  • 最優秀選手(2回目)グランプリ優勝、賞金獲得額1位など年間を通じて最も優秀な成績を記録
  • 最多賞金獲得選手(2回目)獲得賞金額1位:1億7278万2000円
  • 記者大賞(2回目)全国ボートレース記者クラブ会に加入している記者による投票

注目だったのは最優秀選手です。
瓜生選手か峰竜太のどちらになるか意見が別れましたが、やはり賞金1位が重視されたようです。

これで瓜生正義は「令和3年優秀選手」で3冠となりました。

瓜生正義(うりゅうまさよし)選手のプロフィール

「第24回オーシャンカップ」での瓜生選手
「第24回オーシャンカップ」での瓜生選手

瓜生選手のプロフィールを見ていきましょう。

  • 【生年月日】1976年3月5日
  • 【デビュー】1997年月日
  • 【身長】159cm
  • 【体重】53kg
  • 【血液型】A型
  • 【出身地】福岡県
  • 【支部】福岡支部
  • 【登録期】76期
  • 【登録番号】3783

瓜生選手は、福岡支部に所属するA1級の競艇選手で、同期には、原田幸哉選手魚谷智之選手横西奏恵元選手などがいます。

ここからは、「遅咲きの天才」とも呼ばれる瓜生選手が、SG優勝を掴み取るまでの過去を振り返ってみます!

若い頃の瓜生正義(うりゅうまさよし)、SG優勝を掴むまで

「第33回グランプリ/グランプリS」での瓜生選手
「第33回グランプリ/グランプリS」での瓜生選手

瓜生選手は19歳という若さで競艇選手(ボートレーサー)としてデビューし、「天才」と呼ばれるほどの成績を残します。

そんな瓜生選手がSG初優勝を掴むのは、デビューから12年後。それまでにどんなことがあたのか、まとめてみます。

なんとなく足を踏み入れた競艇の世界で「天才」と称される

瓜生選手の出身である福岡県飯塚市は、オートレースで有名な街。
瓜生選手は幼い頃からオートレースを見て育ち、オートレーサーに憧れていたそうです。

瓜生選手のお父様は若い頃オートレーサーを目指したようで、瓜生選手も高校卒業後は「オートレーサーになろう」と漠然と考えていたと語ります。

しかし体が小さい瓜生選手を見て、知人から「ボートレーサーの方が向いているのではないか?」と勧められたことをきっかけに、高校3年生の時になんとなくボートレーサーの試験を受けたそうです。

すると、なんと1回目の受験で合格!何度も受験してやっと合格する選手が多い中での、一発合格です。

しかも、初めて競艇(ボートレース)を見たのは一次試験合格後だったそうですよ!

そして、高校卒業と同時に、養成所である「本栖研修所」に入学します。

なんとなく競艇の世界に足を踏み入れた瓜生選手でしたが、「本栖研修所」のリーグ戦で6度の優勝という最高記録をたたき出し、デビュー前から「天才」と呼ばれ注目を集めることになります。

まるでドラマのような展開ですね!

このエピソードだけでも、「天才」と呼ばれる意味が分かります。

若い頃は「無冠の帝王」、苦しい時期を乗り越える!

デビュー前から「天才」と呼ばれ注目を集めていた瓜生選手でしたが、肝心な目標を達成できずに何年も過ごすことになります。

その目標とは、「スペシャルグレード(SG)」のレースで優勝すること

2003年に住之江で行われた「第18回賞金王決定戦」では2位、2006年に平和島で行われた「第41回総理大臣杯」でも2位でゴールするなど、若い頃は悔しい思いを何度も経験します。

そのことから、若い頃は「SGに最も近い男」「無冠の帝王」などと呼ばれていました。

そしてデビューから12年、ようやくその流れを止める時が来ます。

2007年、住之江で開催された「第34回笹川賞競走」にて悲願の初優勝を飾ったのです!

2016年グランプリ覇者・2019年SGレースで10冠達成!

SG初優勝を果たしてから、瓜生選手の快進撃がはじまります!

初優勝の2年後には2度目のSG優勝、その後5年連続でSG制覇を成し遂げます。

そして2019年にはSG10冠を達成

これは、植木通彦・山崎智也と並んで歴代3位という驚異的な成績です。

この12年間の苦しい時代を経ての快進撃から、瓜生正義選手は「遅咲きの天才」とも呼ばれており、競艇史上、最も珍しい経歴を持つ選手の一人と言えるでしょう。

2020年には、優秀な成績を収めたレーサーに贈呈される「ゴールデンレーサー賞」を受賞しています!

瓜生正義(うりゅうまさよし)選手の優勝歴

瓜生選手のSG・G1での優勝歴をまとめてみます。

SGの優勝歴

  • 【2007年】笹川賞競走(住之江)1コース:抜き
  • 【2009年】笹川賞競走(福岡)2コース:差し
  • 【2010年】全日本選手権競走(桐生)4コース:差し
  • 【2011年】東日本大震災 被災地支援競走グランドチャンピオン決定戦競走(児島)2コース:まくり
  • 【2011年】モーターボート記念競走(福岡)4コース:まくり
  • 【2012年】モーターボート記念競走(桐生)1コース:逃げ
  • 【2013年】全日本選手権競走(平和島)1コース:逃げ
  • 【2016年】全日本選手権競走(福岡)1コース:逃げ
  • 【2016年】賞金王決定戦競走(住之江)1コース:逃げ
  • 【2019年】オーシャンカップ競走(常滑)1コース:逃げ

G1の優勝歴

  • 【1998年】マーメイドグランプリ(常滑)
  • 【2002年】新鋭王座決定戦(津競)
  • 【2003年】海の王者決定戦(大村)
  • 【2004年】ダイヤモンドカップ(福岡)
  • 【2007年】福岡チャンピオンカップ(福岡)
  • 【2008年】全日本覇者決定戦(若松)
  • 【2011年】東日本大震災 被災地支援競走 オールジャパン竹島特別(蒲郡)
  • 【2011年】ウェイキーカップ(多摩川)
  • 【2011年】九州地区選手権(福岡)
  • 【2013年】全日本王座決定戦(芦屋)
  • 【2013年】徳山クラウン争奪戦(徳山)
  • 【2014年】九州地区選手権(芦屋)
  • 【2015年】ウェイキーカップ(多摩川)
  • 【2015年】全日本王者決定戦(唐津)
  • 【2016年】全日本王者決定戦(唐津)
  • 【2016年】赤城雷神杯(桐生競)
  • 【2017年】宮島チャンピオンカップ(宮島)
  • 【2019年】つつじ賞王座決定戦(津)
  • 【2020年】競帝王決定戦(下関)
  • 【2020年】トーキョー・ベイ・カップ(平和島)

こうして一覧で見ると、本当に沢山の大会で優勝していることが分かりますね。

G1での優勝数も20回と、驚異的な成績を残しています。

ここまで優勝回数が多いと、気になるのはその獲得賞金ですね…。瓜生選手の獲得賞金について、調べてみます!

瓜生正義(うりゅうまさよし)選手の獲得賞金額は⁉

過去5年間(2016年~2020年)の瓜生選手の獲得賞金額をまとめてみます!

  • 【2016年】1位:2億1373万4000円
  • 【2017年】30位:4887万9500円
  • 【2018年】25位:5761万3000円
  • 【2019年】5位:1億2461万5000円
  • 【2020年】13位:9221万2500円
  • 【2021年】1位:1億7278万2000円

グランプリ覇者となった2016年は、獲得賞金がなんと2億円を超え、堂々の1位

翌年2017年に30位と落ちてしまいますが、2018年からはまた徐々に調子をあげ、2019年には5位に輝いています。

2020年は惜しくも1億円には届きませんでしたが、13位という好成績を収めています。

「遅咲きの天才」とも言われる瓜生選手、これからも目が離せませんね!

瓜生正義(うりゅうまさよし)選手の特徴・得意なコース

「第33回グランプリ/グランプリS」での瓜生選手
「第33回グランプリ/グランプリS」での瓜生選手

瓜生選手のレースでの特徴は基本的には枠なり進入で、どのコースからでも1着を狙える「オールラウンダー」ということです。

旋回技術、スタート力、整備力など、どれもトップクラスであり、4コース以内に入った際の勝率はかなり高いです。

エンジン整備にも定評があり、どんなモーターを引いても水準以上に仕上げる実力があります。

瓜生選手が出場するレースでは、舟券に絡むことを想定すると良いでしょう!

まとめ:瓜生正義(うりゅうまさよし)選手の快進撃はこれからも止まらない!

「第24回オーシャンカップ」での瓜生選手
「第24回オーシャンカップ」での瓜生選手

デビュー前から天才と話題になったにも関わらず、12年間SG優勝に届かなかった瓜生選手。

悔しい思いを沢山経験したはずですが、それでも諦めずに努力をし続けたことが、その後のSG10冠達成に繋がります。

43歳になった現在も獲得賞金ランキングの上位常連で、勝率が高くどのコースからも舟券に絡む実力を持ちます。

また、優しい性格から「正義のヒーロー」とも呼ばれ、他のボートレーサーからも慕われる瓜生選手。

趣味はゲームという意外な一面もありました!

これからも留まることなく、素晴らしいレースを魅せてくれることでしょう!