徳増秀樹(とくます・ひでき)選手のプロフィール
はじめに、徳増秀樹(とくます・ひでき)選手のプロフィールを見ていきましょう!
- 【生年月日】1974年11月29日
- 【デビュー】1994年11月
- 【身長】166cm
- 【体重】53kg
- 【血液型】A型
- 【出身地】静岡県
- 【支部】静岡支部
- 【登録期】75期
- 【登録番号】3744
- 【級別】A1級
徳増選手は、静岡県出身A1級のボートレーサー(競艇選手)。
同期には高濱芳久選手や濱村美鹿子元選手、2016年に癌で亡くなった今坂勝広選手などがいます。
同じ静岡支部の坪井康晴選手は、高校の後輩だったとのことです!
ボートレーサー(競艇選手)になったきっかけは父の言葉
徳増選手がボートレーサーを目指すきっかけは、父からの勧めだったそうです。
高校生の頃、進路を考えていなかった徳増選手に対し、お父さんは「実力次第でいくらでも稼ぐことができる競艇にチャレンジしてみたらどうか」と提案。
そして徳増選手はボートレーサーになることを決意したそうですよ!
この時のお父さんの言葉が、徳増選手の人生を変えたのですね。
ちなみに「秀樹」という名前は、徳増選手のお父さんが西城秀樹のファンだったことから名付けられたそうですよ。
ライバルは故・今坂勝広選手
徳増選手は、自身のライバルは同県同期の今坂勝広選手だと語っています。
思うような成績を残せず苦労した徳増選手にとって、デビュー当時から順調に成績を残す今坂勝広選手は目標であり、ライバルでもありました。
当時の徳増選手は「何で今坂に負けなきゃいけないんだ!」という気持ちがあったそうですが、その後「お互いに認め合えるようになってからは成績が上がり、良い意味でのライバルになれた」とインタビューで語っています。
2016年、胃癌により今坂勝広選手は亡くなりますが、徳増選手は「今でも今坂勝広選手は良いライバル」だと語り、「何やってんだよ、俺ならこうできるぞ」と笑われないようにレースに挑んでいるといいます。
徳増選手がSG初優勝を果たした際にも、今坂選手の存在が精神的な支えになったようですよ。
とても良いライバル関係ですね。
優勝時のお決まりは「敬礼」
徳増選手といえば、優勝時に敬礼をしながらゴールする「敬礼ポーズ」が有名です!
この「敬礼ポーズ」は2010年から始めたもので、応援をしてくれてたファンへの感謝を込めているそうですよ。
これからも徳増選手の「敬礼ポーズ」をたくさん見たいですね!
徳増秀樹(とくます・ひでき)選手のレーススタイル
徳増選手の進入は基本的に枠なり進入が多いですが、コース取りについて「カドからのレースとカド受け、5コースの100起こしが好き」だと語っています。
「6コースからは勝つイメージが湧かない」とのことで、6号艇の時だけはアウトコースを避ける傾向があります。
徳増選手のコース別3連対率を見てみましょう!
- 【1コース】90.6%
- 【2コース】76.9%
- 【3コース】54.2%
- 【4コース】61.5%
- 【5コース】38.9%
- 【6コース】6.2%
データを見ても、6コースのみ3連対率が低いことが分かりますね。
1コースは90.6%と高い数値をマークしており、6コースを除けばどのコースからでも連に絡む実力を持っていることが分かります。平均スタートタイミングは0.11と、非常に早いです。
徳増選手は特に一般戦においては常に舟券に絡んでくるため、一般戦出場の際は注目です!
徳増秀樹(とくます・ひでき)選手の優勝歴
つぎに、徳増選手のSG・G1での優勝歴を見てみましょう!
SGの優勝歴
- 【2020年】第30回グランドチャンピオン(宮島)
GIの優勝歴
- 【2010年】浜名湖賞 開設56周年記念競走(浜名湖)
- 【2013年】尼崎センプルカップ 開設61周年記念競走(尼崎)
- 【2018年】G1第63回東海地区選手権競走(宮島常滑)
一般競走での優勝回数は非常に多い徳増選手。
2015年に徳山で行われた「すなっちウインターカップ」での優勝により、史上13人目の全24場制覇を達成するほどの腕前を持ちます。
これまでSGでの優勝には一歩届かずでしたが、2020年にデビュー26年目でSG初優勝!
ゴールではおなじみの「敬礼ポーズ」で会場を沸かせました。
この時1号艇での優出は初めてだったことから、手が震えるほどの緊張感があったと言います。
この優勝により賞金3,300万円を獲得し、ランキングは26位から4位まで上昇。
レース後は、「グランプリに毎年出場できるような選手になりたいし、優勝したい」という目標を語っていました。
グランプリで徳増選手の「敬礼ポーズ」が見れる日が待ち遠しいですね。
徳増秀樹(とくます・ひでき)選手の獲得賞金
つぎに、気になる徳増選手の獲得賞金を見てみましょう!以下は、過去5年間のデータです。
- 【2016年】46位:41,422,000円
- 【2017年】93位:33,022,000円
- 【2018年】33位:52,638,000円
- 【2019年】13位:78,574,000円
- 【2020年】14位:88,742,500円
前述の通り、2020年にはSG初優勝で掴んだ賞金3,300万円もあって、9,000万円近い賞金を獲得していますね!
2019年・2020年と20位以内にランクインが続いているように、近年の活躍がよく分かりますね!
2021年の活躍も今からとても楽しみです。
徳増秀樹(とくます・ひでき)選手のプライベートについて
ここからは、徳増選手の趣味などのプライベートについて調べてみたいと思います!
趣味はアニメやゲーム
徳増選手は、アニメを見るのが好きみたいです!
インタビューでは「気分で観る作品のジャンルは違うけど、さまざまなキャラクターや世界観に影響されている」と話しています。
2016年に多摩川で行われた「G1ウェイキーカップ」の選手紹介の際は、多摩川のイメージキャラクターである「静波まつり」のTシャツを着用し、「今回も嫁(静波まつり)からパワーをいただいたので、より一層濃くいきます!」と発言し、その意外な一面から会場を沸かせました!
また、将棋や麻雀も好きなようで、「駆け引きをしたり、思い通りにならないところが魅力」だと語っています。
麻雀は静岡支部のメンバーとよくやるみたいですよ!
2010年に結婚!活躍を支える家族の存在
詳しい情報は出てきませんでしたが、徳増選手は2010年に結婚をしており、お子さんがいらっしゃるようです。
結婚を機に、「自分1人でいるのと守らないといけないものがあるのとでは覚悟が違う」と語っており、家族の存在もSGタイトル獲得に影響があったようです。
家庭を持つことで思ったよりもお金もかかり、F2をしてしまった際は車を売るほど生活が苦しくなったこともあったそうです。
そのようなこともあり、「生半可な気持ちじゃ生活できない」と家族のためにも覚悟を決めてから、数々のレースでより結果を残せるようになったようですよ!
アニメやゲームが好きだという意外な素顔、そして家族の生活を守るためにも熱い気持ちを持ってレースに挑む徳増選手の姿を知ると、より応援したくなりますね!
まとめ:徳増秀樹(とくます・ひでき)選手は今後も活躍が期待できる選手!
2020年に45歳にして見事SG初優勝を飾った徳増選手。
徳増選手の優勝には、同期でライバルの故今坂勝広選手や、家族の存在が大きく関係していそうでしたね。
特に今坂勝広選手の存在は大きかったようで、「彼がいなかったら僕はここまで頑張れていないです」と語っています。
プライベートでは、アニメ好きという意外な一面もありました!
選手の様々な一面を知ることで、レースがより楽しくなりそうですね。
これからも、優勝時に見ることができる徳増選手の「敬礼ポーズ」を楽しみに、応援していきたいと思います!