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前本泰和(まえもと・やすかず)選手は強烈な前付けでレースを荒らす!

前本泰和(まえもと・やすかず)選手は強烈な前付けでレースを荒らす!

前本恭和(まえもと やすかず)選手は、広島支部に所属しているA1級の競艇選手。

1992年にデビューし、2007年にG1初優勝を飾りました。

前付けの多さに定評がある選手で、艇番が大きい数字であるほどその割合は多くなります。

当記事ではそんな前本選手の徹底解剖します!

前本選手のプロフィールを紹介!

第33回グランプリでの前本選手
第33回グランプリでの前本選手
  • 生年月日 1972年4月9日
  • 出身地 広島県
  • 身長 164cm
  • 体重 49kg
  • 血液型 O型
  • 所属 広島支部
  • 登録期 70期
  • 登録番号 3573
  • デビュー日 1992年5月

前本選手は広島県出身。 1992年5月に徳山競艇場でデビューしました。

同期には濱野谷憲吾選手らがいます。

前本選手といえば強烈な前付け

前本選手は積極的に枠なり進入を崩す選手です。

特に6号艇に番組されたレースではほぼ必ずといって良いほど前付けします。

艇番が大きい数字になるほど前付けをする割合も大きくなる傾向にあるので、前本選手の艇番が大きいレースほど波乱な展開が期待できます。

前本選手はクジ運が悪い!?

前本選手は、自他共に認めるほど『ここ一番の抽選運が悪い』そうです。

主にエンジンと枠番抽選でそのクジ運の悪さが発揮されています。

本人はそのことを半場諦めているようです。

枠番抽選の運の悪さは得意の前付けでカバーしています。

前本選手の好物はお好み焼き!?

前本選手は地元広島のソウルフードであるお好み焼きを、月に1・2度くらいの頻度で食べに行っているそうです。

多くの広島県民が思っているように、お好み焼きといえば「広島」だという強い主張があるらしく、「(広島風お好み焼きの)『広島風』は正直いらないよね」という発言をカメラの前ですることもありました。

職人気質なようにみえて、意外とおちゃめな一面もありますね!

前本選手の特徴

第34回グランプリでの前本選手
第34回グランプリでの前本選手

2020年5月1日~10月31日までの集計データによると、1コース3連対率は91%を超えています。

前本選手が1号艇に番組されたレースでは、1号艇1着が固い買い目となります。

  • 1コース進入 91.9%
  • 2コース進入 86.8%
  • 3コース進入 75.8%
  • 4コース進入 58.3%
  • 5コース進入 28.6%
  • 6コース進入 0.0%

1コースはかなりの勝率を誇る前本選手ですが、2~3のコースの3連対率も引けを取りません。

得意な前付けでイン・センターコースが取れれば高い確率で舟券に絡むことでしょう!

前本選手のグレード別戦績について

2021年1月5日現在、前本選手の各グレードの出場節数は、一般競走が「422回」、G3が「45回」、G2が「12回」、G1が「158回」、SGが「57回」です。

SGでの3連対率は「47.7%」、一般競走での3連対率が「80.9%」になります。

出場節数から、主に一般競走・G1で活躍している選手だということが分りますね。

出場回数が多いにも関わらず、一般競走での勝率が8割を超えていることから安定した強さが窺えます。

前本選手が強い会場って一体どこ?

前本選手の各会場における3連対率をみてみると、一番低いのが平和島「60.3%」で、高いのが常滑「78.0%」でした。

三連対率が75%を超える会場は、常滑を含めて、江戸川、児島、宮島の4会場です。

宮島は前本選手の地元であり、一番出場節数の多い会場です。

前本選手の名前をみつけたときは積極的に舟券を買っていきましょう。

また、前本選手は全24会場中15会場での三連対率が70%を超えており、不得意な会場があまりない選手だと言えます。

前本選手の主な優勝歴

SG

  • 2013年12月23日 SG第28回賞金王決定戦競走 - シリーズ戦(住之江競艇場)

G1

  • 2007年11月15日 G1競艇キングカップ 開設55周年記念(児島競艇場)
  • 2010年02月04日 G1中国地区選手権(下関競艇場)
  • 2013年11月14日 G1宮島チャンピオンカップ開設59周年記念(宮島競艇場)
  • 2018年01月29日 G1全日本王者決定戦 開設64周年記念(唐津競艇場)
  • 2018年02月21日 G1第61回中国地区選手権競走(児島競艇場)

G2

  • 2020年04月07日 モーターボート大賞・戸田巧者No.1決定戦(戸田競艇場)

G3

  • 1999年09月15日 G3第12回キリンカップ(平和島競艇場)
  • 2005年09月11日 G3 キリンラガーカップ2005(びわこ競艇場)
  • 2007年06月29日 G3第7回オロナミンCカップ競走(鳴門競艇場)
  • 2017年10月17日 G3DMM.COM杯(戸田競艇場)
  • 2018年05月24日 G3 KIRIN CUP(蒲郡競艇場)
  • 2020年08月08日 G3長府製作所杯(下関競艇場)

2021年1月5日現在、前本選手のSG優勝回数は1回、G1優勝回数は5回です。

デビュー以来、G1とG3ではコンスタントに優勝を取っています。

SGは2013年に賞金王で初優勝しています。

因みに、一般競走の優勝数は100を超えており、主にそちらで賞金を稼いでいるようです。

賞金獲得ランキングの順位

前本選手は14年連続で賞金獲得ランキング100位圏内に!
前本選手は14年連続で賞金獲得ランキング100位圏内に!

前本選手は例年、賞金獲得ランキングの100位圏内に入るトップレーサーです。

2007年から14年連続で100位圏内入りを果たしていることから、安定した実力が窺えます。

  • 2020年 73,885,000円 16位
  • 2019年 50,380,500円 42位
  • 2018年 60,127,000円 22位
  • 2017年 31,683,000円 79位
  • 2016年 31,683,000円 79位
  • 2015年 39,367,000円 51位
  • 2014年 40,789,833円 42位
  • 2013年 52,053,000円 26位
  • 2012年 32,276,000円 85位
  • 2011年 31,190,000円 74位
  • 2010年 45,175,000円 42位
  • 2009年 32,296,000円 86位
  • 2008年 35,548,000円 64位
  • 2007年 45,336,000円 38位
  • 2006年 100位圏外
  • 2005年 100位圏外
  • 2004年 45,438,800円 62位
  • 2003年 53,046,000円 50位

まとめ:前本選手は一般競走で常に優勝候補の選手!

前本選手はG1・一般競走で主に活躍し、長年賞金獲得ランキングで高い順位を取っているトップレーサーです。

前付けを得意とし、レースを大きく荒らします。

前本選手に振られた艇番が大きい数字であるほど、高額配当が飛び出しやすくなるので注目してみましょう。

また、2020年は10月中旬に他艇を巻き込む転覆事故もあり、ファンからは怪我の心配などもありましたが、無事に年の暮れにはグランプリの出場が叶いました。

そして、2021年の年始めも宮島の一般競走で早速優勝しています。

今年も前本選手の活躍に期待ができそうです。