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魚谷智之(うえたに・ともゆき)選手は兵庫支部の代表格!

魚谷智之(うえたに・ともゆき)選手は兵庫支部の代表格!

魚谷智之(うおたに ともゆき)選手は、兵庫支部に所属しているA1級の競艇選手。

1995年にデビューし、2004年にG1初優勝を飾りました。

唐草模様のヘルメットがトレードマークになっています。

当記事ではそんな魚谷選手の徹底分析します!

魚谷選手のプロフィールを紹介!

第23回オーシャンカップでの魚谷選手
第23回オーシャンカップでの魚谷選手
  • 生年月日 1975年11月02日
  • 出身地 兵庫県
  • 身長 163cm
  • 体重 53kg
  • 血液型 A型
  • 所属 兵庫支部
  • 登録期 76期
  • 登録番号 3780
  • デビュー日 1995年

魚谷選手は兵庫県出身。

1995年にデビューしました。

同期には瓜生正義選手・原田幸哉選手・横西奏恵選手らがいます。

弟子は松下直也選手、来田衣織選手です。

魚谷選手の愛称には「魚ちゃん」・「魚屋さん」があります。

兵庫支部を代表する自在型の選手

魚谷選手はイン逃げは勿論のこと、巧みな「捌き」による差し・捲り差しを得意とする「自在型」の選手です。

2006年に「SG第53回全日本選手権」でSG初優勝を果たしているのですが、兵庫支部の選手がSG優勝したのは、この時なんと46年ぶりだったそうです。

優勝者インタビューでは、あまりの祝福の声の多さに司会者との会話が成り立たなかったとか。

魚谷選手はゲン担ぎのために髭を剃らない!?

魚谷選手はゲン担ぎに前検日に剃ってきて、最終日まで髭・爪を伸ばしておくそうです。

また、ある時期から顎髭を伸ばすようになったのは、ハンドルをぶつけてできた傷跡を隠すためでもあるそうです。

魚谷選手は願掛けに禁酒していたが…!?

これはYoutubeに公開されている「ナッツチャンネル」にて本人から明かされたエピソードです。

魚谷選手は一時期、3年間にも及ぶ禁酒をしていたそうです。

その禁酒は勝率を上げるためだったようですが、『1回くらいSG獲れるかと思ったけど、全然獲れへんから止めるのやめよ!』と、長らく自らに課していた抑制を解いたそうです。

禁酒を止めるキッカケを作ったのは、同じ兵庫支部の後輩である金子龍介選手。

常滑からの遠征の帰り際に『3年も頑張ったんやから、もう楽になり』と、金子選手が缶ビールのプルを上げて手渡してくれたそうです。

いやはや、後輩との仲の良さを感じるエピソードですね(笑)

魚谷選手の特徴

魚谷選手は自在型!
魚谷選手は自在型!

2020年5月1日~10月31日までの集計データによると、なんと魚谷選手の1コース3連対率は100%でした!

魚谷選手が1号艇に番組されたレースでは、1号艇1着が固い買い目となります。

ただし、2着率も決して低くはないので、出走表をよくみてから投票する着順を決めましょう。

  • 1コース進入 100.0%
  • 2コース進入 33.3%
  • 3コース進入 50.0%
  • 4コース進入 60.0%
  • 5コース進入 65.2%
  • 6コース進入 21.4%

魚谷選手は自在戦を得意としており、3~5コースの3連対率も1コースと引けを取りません。

また、2~6号艇に番組されているレースでは、4レースに1回の頻度で枠なり進入を崩します。

その際は、アウト寄りのコースを選ぶことも珍しくありません。

魚谷選手のグレード別戦績について

2021年1月7日現在、魚谷選手の各グレードの出場節数は、一般競走が「235回」、G3が「40回」、G2が「21回」、G1が「256回」、SGが「107回」です。

SGでの3連対率は「56.5%」、一般競走での3連対率が「81.0%」になります。

出場節数から、主にG1・SGで活躍している選手だということが分りますね。

一番出場回数の多いG1での通算3連対率は「63.7%」です。

一般競争では非常に高い勝率を誇ります。

魚谷選手が強い会場って一体どこ?

魚谷選手の各会場における3連対率を見てみると、一番低いのが住之江・芦屋と大村「約62%」で、高いのが地元会場である尼崎「79.2%」でした。

三連対率が70%を超える会場は、尼崎を含めて、桐生、多摩川、津、三国、びわこ、鳴門、若松の8会場です。

地元会場は出場節数も多いので、尼崎で魚谷選手の名前をみつけたときは積極的に舟券を買っていきましょう。

魚谷選手の主な優勝歴

SG

  • 2006年10月29日 SG第53回全日本選手権(福岡競艇場)
  • 2007年07月29日 オーシャンカップ競走(桐生競艇場)
  • 2007年09月02日 SG第53回モーターボート記念(蒲郡競艇場)

G1

  • 2004年02月11日 G1第47回近畿地区選手権競走(尼崎競艇場)
  • 2006年07月10日 G1大渦大賞開設53周年記念競走(鳴門競艇場)
  • 2006年11月07日 G1三国モーターボート大賞(三国競艇場)
  • 2006年12月14日 G1ダイヤモンドカップ競走(尼崎競艇場)
  • 2007年03月11日 開設53周年記念北陸艇王決戦(三国競艇場)
  • 2007年07月20日 G1徳山クラウン争奪戦 開設54周年記念競走(徳山競艇場)
  • 2007年12月04日 G1モーターボート大賞(尼崎競艇場)
  • 2008年01月17日 G1近松賞(開設55周年記念)
  • 2009年04月12日 開設55周年記念G1トーキョー・ベイ・カップ(平和島競艇場)
  • 2009年11月19日 G1福岡チャンピオンカップ開設56周年記念競走(福岡競艇場)
  • 2017年10月13日 G1つつじ賞王座決定戦 開設65周年記念競走(津競艇場)

G2

  • 2008年04月27日 G2 第12回 競艇祭 ~スポーツ報知杯~(大村競艇場)

G3

  • 1999年03月08日 第12回瀬戸の若鷲決定戦(児島競艇場)
  • 2000年04月10日 2000新鋭リーグ戦競走第5戦(若松競艇場)
  • 2000年06月19日 2000新鋭リーグ戦競走第10戦(びわこ競艇場)
  • 2002年07月29日 UCCカップ2002(浜名湖競艇場)
  • 2004年11月08日 ペプシコーラ杯競走(三国競艇場)
  • 2005年05月15日 第4回シモデンカップ(児島競艇場)
  • 2006年08月25日 G3スポーツニッポン杯争奪戦(徳山競艇場)
  • 2010年09月23日 G3第22回三交マキシーカップ(津競艇場)
  • 2012年04月26日 G3第11回シモデンカップ(児島競艇場)

2021年1月7日現在、魚谷選手のSG優勝回数は3回、G1優勝回数は11回です。

2006年に「SG第53回全日本選手権」でSG初優勝。

翌年2007年には「オーシャンカップ競走」、「SG第53回モーターボート記念」で優勝し、同年でSGを2タイトル制覇を果たしました。

因みに、一般競争での優勝回数は60回です。

賞金獲得ランキングの順位

第33回グランプリでの魚谷選手
第33回グランプリでの魚谷選手

魚谷選手は例年、賞金獲得ランキングの100位圏内に入るトップレーサーです。

ここでは、2004年以降の魚谷選手の賞金獲得ランキングの順位を一覧にしています。

  • 2020年 45,985,000円 61位
  • 2019年 51,612,500円 36位
  • 2018年 38,799,000円 62位
  • 2017年 71,899,000円 13位
  • 2016年 58,994,000円 18位
  • 2015年 34,589,000円 67位
  • 2014年 37,926,961円 46位
  • 2013年 100位圏外
  • 2012年 49,479,000円 22位
  • 2011年 56,971,000円 16位
  • 2010年 65,499,000円 16位
  • 2009年 61,878,000円 17位
  • 2008年 84,647,000円 9位
  • 2007年 205,374,000円 1位
  • 2006年 134,489,000円 5位
  • 2005年 44,503,000円 66位
  • 2004年 69,352,000円 20位

まとめ:魚谷選手は、兵庫支部を代表する自在型の選手!

魚谷選手は、2006年に46年ぶりの兵庫支部所属のSG優勝者となりました。

さらに、翌2007年には、同年でSGを2タイトル制覇するなどの快進撃もみせます。

以来、魚谷選手は兵庫を代表する選手の1人として活躍しています。

舟券戦略面としては、1号艇に番組されているレースでは1or2着に固定。

3~6コースを取ったレースでは、3着率が高い傾向にありますが、それと同時に4・5コースを取ったレースの2着率も高めです。

魚谷選手はコース取りによって獲れる順位に偏りがあるので、そこも念頭に置いた上で投票することをオススメします。