馬場貴也(ばば・よしや)のプロフィール
- 登録番号:4262
- 生年月日:1984年3月26日
- 年齢:42歳(2026年5月時点)
- 身長・体重:167cm・54kg
- 血液型:A型
- 支部・出身地:滋賀・京都府
- 出身高校:京都府立東稜高等学校
- 登録期:93期
- 級別:A1級
- 弟子:澤田尚也
馬場貴也は2003年11月15日、三国競艇場でデビューを飾ったボートレーサーです。
京都府出身ながら滋賀支部に所属し、ホーム水面はボートレースびわこ。難水面として知られる琵琶湖を主戦場に、現在も全国のグレードレースを渡り歩くトップレーサーとして活躍しています。
プロフィール上は京都府出身とされていますが、幼い頃は長野県に居住していた時期もあったそうです。
ボートレーサーになったきっかけは「両親の勧め」
もともとカーレーサーを夢見ていた馬場貴也選手。しかし、その夢が叶わなかった際に両親からボートレーサーという道を勧められたそうです。その後、ボートレース丸亀で初めてレースを観戦し、スピードと迫力に圧倒されたことがボートレーサーを志す決め手になったと語っています。
高校卒業後にやまと養成所の試験を受け、2002年秋に93期生として入所。養成所時代のリーグ戦では第1戦で優勝を飾るなど好成績を残し、勝率は6.18と上位クラス。卒業記念競走でも優出4着という実績を残して2003年にプロデビューを果たしました。
同期(93期)には実力派がズラリ!
- 長田頼宗(おさだ・よりむね):SGグランプリシリーズで優勝経験あり
- 岡祐臣(おか・ゆうしん):グレードレースで活躍する近畿の実力派
- 渡辺浩司(わたなべ・こうじ):安定したA1選手
- 杉山裕也(すぎやま・ひろなり):キャリアを重ねるベテラン
- 真庭明志(まにわ・ひろし):同期の中でも安定した成績を誇る選手
なかでも長田頼宗選手とは養成所時代に部屋が隣だったこともあり仲が良い関係。デビュー後に長田選手が先にSGで活躍する姿を見て、良い意味で刺激を受けたとインタビューで語っています。93期の25名でデビューした選手のうち、現役でA1級を維持しているのはごく一握りで、馬場貴也選手はそのトップに君臨する存在です。
馬場貴也の師匠と弟子
馬場貴也の師匠・弟子関係も、ボートレースファンの間では広く知られています。指導者としての顔も持つ馬場選手の、師弟関係を紹介します!
師匠は「後明俊夫」選手
馬場貴也の師匠は同じく滋賀支部に所属していた後明俊夫選手。おもにB1級で活躍し、2012年ごろまで現役で走った選手です。
弟子は「澤田尚也」選手
馬場貴也の弟子は同じ滋賀支部の澤田尚也選手。馬場貴也選手について「師匠はいつも褒めてくれてばっかり」と語っており、馬場選手がとにかく褒めて伸ばすタイプの師匠であることが分かります!
守田俊介選手は澤田選手について「この世代では特に伸びてる。艇界イチのこいつ(馬場)に教えてもらえて幸せやで」と評するほど。また、丸野一樹選手は「馬場さんみたいなターンをする選手が出てきた」と称賛しているなど、澤田選手の成長は師匠の指導あってこそとも言われています!
「日本最速の男」と呼ばれるボートレース界屈指のスピード
峰竜太選手(2020年賞金王)をはじめ、数多くのトップレーサーから「ボートレース界最速男」と称される馬場貴也。その速さの源となる2つの大きな武器を紹介します。
日本レコードを2回更新した、唯一無二のスピードスター
馬場貴也が一躍有名になったのは、2012年1月26日に地元ボートレースびわこの優勝戦で記録した1分42秒2の日本最速レコードです。
これより前の2010年11月には、ボートレース津でも当時のレコードを更新する1分42秒6をマーク。さらに2012年に自らの記録を更新するという「自分超え」を果たしています。
そして2018年2月には浜名湖で出力低減モーター導入以降のコースレコードとなる1分45秒2を記録。3つの会場でコースレコードを保持するという、前代未聞の偉業を達成しました!
現在の持ちペラ制度廃止によって条件が変わったため、この記録が更新されることは事実上ほぼない、と言われています。
トップレーサーの峰竜太選手(2020年賞金王)も馬場貴也のターンスピードを「ボートレース界最速男」と称して絶賛するほど。峰選手があまり他人を褒めないことで知られているだけに、その言葉の重みは格別です!
得意技は「ウィリーターン(ウィリーモンキー)」
馬場貴也の代名詞とも言えるのが、ボートの舳先(へさき)を浮かせて旋回する「ウィリーターン(ウィリーモンキー)」です。ターン時に接地面を少なくすることで、旋回スピードと旋回後の加速力が劇的に上がるという高難度の技術。
使い手は年々増えていますが、馬場貴也はその中でも代表格の1人と言われています。ターン入口でも出口でも攻められるうえ、仕掛ける際のハンドルさばきの速さが際立っており、2コースや3コースからでも逆転を狙える大きな武器になっています。舟券予想においても、マーク必須の技術ですよ!
ボートレーサー馬場貴也の経歴と転機
デビューから20年超のキャリアの中で、馬場貴也には大きな苦難と転機がありました。スランプ、整備規程違反、そして劇的な復活と快進撃。その軌跡を順を追って紹介します。
デビューから初優勝まで:苦労の4年間
デビュー戦は2003年11月15日の三国競艇場。向かい風8m・波高7cmという荒れた水面で、大外6コースからコンマ31と出が合わず5着スタート。プロの洗礼を受けましたが、初節から6着は1本もなく「545345」とまずまずの出だしでした。
- 2003年11月15日:三国競艇場でデビュー(6号艇6コース、5着)
- 2004年3月14日:ボートレースびわこで初勝利(恵まれでの1着)
- 2006年2月15日:ボートレース桐生で初優出(3着)
- 2007年5月2日:ボートレースびわこで初優勝(コンマ01のトップスタートからまくり差し)
初優勝はデビュー4年目となる2007年のびわこ。A1レーサーが多数参戦するGW開催で、大外6コースからコンマ01という完璧なスタートを決め、そのまま最内に切れ込んで逆転1着!93期では一番乗りの初優勝となりました。
転機となった「整備規程違反」と再起
好調を続けていた馬場選手でしたが、2015〜2016年ごろから成績が低迷するスランプ期に突入します。G1での成績が安定せず、2015年はG2で優出1回のみという苦しい時期が続きました。
2016年は地元のお正月開催の優勝戦で1号艇からまさかのフライングを犯し、年始からリズムを大きく崩してしまいます。
そして2017年のびわこ正月開催3日目。オイル交換時の不注意が原因となる整備規程違反を犯し、即時帰郷。その結果、1年間のびわこ斡旋停止というペナルティーを受けることになります。本人もインタビューで「気が緩んでいた」と振り返ったこの経験が、のちの大きな転機になりました。
地元水面を走れない苦しい時間の中で、馬場選手は丸岡選手からのある言葉によって自分の乗り方に重大な気づきを得ます。ボートの後ろに立ち、これまで以上に前方を浮かせることで旋回速度と旋回直後のスピードが飛躍的に向上。それ以降の馬場貴也は文字どおり別人のような快進撃を続けることになります!
悲願のSG初制覇!「人生が変わる瞬間」
先輩で同じ滋賀支部の守田俊介選手から「今なら脂が乗ってて絶好調だからSGいけるぞ!」と背中を押された矢先の2018年11月。ボートレース芦屋で開催されたSG「第21回チャレンジカップ」で、待望のSG初優勝を達成!
予選では「31413」と決して派手な成績ではありませんでしたが、得点争いが大混戦となり、まさかの得点率1位で準優へ。準優を逃げ切って自身初のSG優勝戦をイン(1コース)で迎えると、コンマ19とやや後手を踏んだものの、スリット後に艇を伸ばして先マイに成功。そのまま押し切ってSGタイトルを手にしました!
当時のことを馬場選手は「人生が変わる瞬間ってこんな感じなんだな」と語り、嬉し涙を流して喜んだそうです。それまでの苦労を知るファンにとっても、忘れられない名シーンとなりました!
馬場貴也の優勝歴・成績一覧
通算68勝(SG5回・G1 8回含む)という圧倒的な実績を誇る馬場貴也。ここでは主な優勝歴と最新の成績をまとめて紹介します。
デビューからこれまでの主な優勝歴
- 2007年5月2日:ボートレースびわこ 一般戦で初優勝
- 2008年9月16日:ボートレース児島 G3「第21回瀬戸の若鷲決定戦」でG3初優勝
- 2018年11月25日:ボートレース芦屋 SG「第21回チャレンジカップ」でSG初優勝
- 2019年12月22日:ボートレース住之江 SG「第34回グランプリシリーズ戦」でSG優勝(2度目)
- 2020年8月4日:ボートレースびわこ G1「開設68周年記念G1びわこ大賞」でG1初優勝
- 2021年2月12日:ボートレース三国 G1「第64回近畿地区選手権競走」優勝
- 2022年3月31日:ボートレース下関 G1「開設67周年記念競帝王決定戦」優勝
- 2022年4月18日:ボートレース戸田 G1「戸田プリムローズ開設66周年記念」優勝
- 2022年10月30日:ボートレース常滑 SG「第69回ボートレースダービー」でSG優勝(3度目)
- 2023年2月11日:ボートレース住之江 G1「第66回近畿地区選手権競走」優勝
- 2023年8月27日:ボートレース福岡 SG「第69回ボートレースメモリアル」でSG優勝(4度目)
- 2023年12月15日:ボートレース丸亀 G1「京極賞 開設71周年記念競走」優勝
- 2024年1月8日:ボートレースびわこ 一般「新春滋賀県知事杯争奪戦」優勝
- 2024年6月5日:ボートレース住之江 G1「太閤賞競走開設68周年記念」優勝
- 2024年9月1日:ボートレース丸亀 SG「第70回ボートレースメモリアル」でSG優勝(5度目)*史上4人目の連覇達成
- 2025年7月13日:ボートレースびわこ G2「第7回全国ボートレース甲子園」優勝
- 2025年9月13日:ボートレース住之江 G1「第53回高松宮記念特別競走」優勝(準パーフェクトV)
- 2025年9月29日:ボートレース戸田 一般「第6回日刊大衆杯」優勝
- 2026年4月23日:ボートレースびわこ 一般「日本モーターボート選手会会長賞」優勝(自身初のパーフェクトV・7戦7勝)
通算優勝回数(2026年5月時点)
- 通算優勝:68回
- SG優勝:5回
- G1優勝:8回
- G2優勝:2回
- G3優勝:2回
- 一般優勝:51回
G1優勝を先に経験する前に、SG優勝を先に達成するという珍しいキャリアの持ち主。これもいかに馬場選手の実力が突出しているかを示すエピソードです!
2025〜2026年の最新成績(直近半期)
マクール掲載の独自集計(2025年11月〜2026年4月)によると、勝率7.19・2連対率45.8%・3連対率64.1%・優出5回・優勝1回(2026年4月のパーフェクトV)という成績を記録。コース別の平均スタートタイミングは1コース0.13・2コースと3コースで0.12というクオリティです。
2026年5月以降の出場予定(公式サイト確認分)
- 2026年5月15日〜20日:ボートレース芦屋 G1「読売新聞社杯全日本王座決定戦開設74周年記念」
- 2026年5月26日〜31日:ボートレース浜名湖 SG「第53回ボートレースオールスター」
- 2026年6月4日〜9日:ボートレース宮島 G1「宮島チャンピオンカップ開設72周年記念」
- 2026年6月13日〜18日:ボートレース常滑 G1「開設73周年記念競走トコタンキング決定戦」
- 2026年6月23日〜28日:ボートレース鳴門 SG「第36回グランドチャンピオン」
2026年5〜6月だけでSG1本・G1複数のビッグレースへの出場が決定!SGオールスターやグランドチャンピオンでの活躍にも注目が集まります!
馬場貴也の賞金ランキングと年収
ここ数年、賞金ランキングで常に上位に名を連ねる馬場貴也。年度別の獲得賞金を見ると、2018年のSG初制覇を境にいかに急激な飛躍を遂げたかが一目でわかります。
- 2016年:2,883万円(112位)
- 2017年:3,149万円(113位)
- 2018年:8,400万円(10位)
- 2019年:1億284万円(9位)
- 2020年:6,602万円(24位)
- 2021年:7,677万円(17位)
- 2022年:1億8,734万円(2位)
- 2023年:1億6,152万円(3位)
- 2024年:1億7,981万円(2位)
- 2025年:1億4,126万円(6位)
2018年以前は年収3000万円前後で推移していましたが、SG初制覇を機に大きく飛躍。2022年は1億8700万円超えの賞金で賞金ランキング2位を記録。わずか106万円差で賞金王を逃すという激戦を演じたことでも話題になりました!
直近3年はいずれも賞金ランキング上位に君臨しており、生涯獲得賞金は現在も積み上がり続けています。
馬場貴也のプライベート!家族・趣味・自宅・愛車
水面では「最速の男」として圧倒的な存在感を見せる馬場貴也ですが、プライベートでは釣り好きの気さくなお父さんという一面も。ここでは競艇ファンが気になるプライベート情報をまとめて紹介します。
妻・香那さんと子供2人の4人家族
馬場貴也は妻・香那さんとの間に2人のお子さんがいる4人家族です。レースがない日は家族揃って琵琶湖畔で釣りをするのが日課のようで、「釣り」と「家族との時間」を大切にする選手として知られています。
プライベートな一面として、馬場選手はウィキペディアに「英検3級」という記載があり、本人もテレビ番組で認めています。上のお子さんはなんと小学2年生で英検3級に合格し、「お父さん、英語できひんやろ」とからかわれることがあるとか(笑)。こんな和やかな家族エピソードも、ファンには人気のポイントですよね!
2億超え?大豪邸と超高級愛車アストンマーティン
2023年9月には関西テレビの「ウラマヨ」(ブラックマヨネーズ司会)に出演し、当時新築の自宅が公開されました。一言で表すなら「超がつくほどの大豪邸」というインパクト!
また、馬場選手がこの番組に登場した際に乗り込んできた愛車が「アストンマーティンDBS スーパーレッジェーラ」。イギリスの最高級スポーツカーで、価格は少なく見積もっても4000万円以上。馬場選手本人は「以前から欲しかった車。ボートレーサーはその夢を実現できる仕事なので、後輩にそういう姿を見せるために購入しました」と語っており、この発言がファンにとっても強烈な印象を残しています!
趣味は「釣り」と「ビリヤード」
馬場貴也の趣味は釣りとビリヤード。家族で車でドライブに出かけたり、琵琶湖でゆっくり釣りをしたりという休日を過ごしているようです。滋賀という自然豊かな環境が、馬場選手のライフスタイルにもよく合っているようですね!
社会貢献活動(寄付)にも積極的
馬場貴也は2018年のチャレンジカップ優勝時、2022年のダービー優勝時にも、獲得賞金の一部を寄付する社会貢献活動を実施しています。また、新型コロナウイルスが蔓延した時期には毒島誠選手・長田頼宗選手と3名で「1着回数×1万円」を支援するという取り組みも行いました。競艇界最強クラスの実力を持ちながら、人としての姿勢も多くのファンから尊敬されています。
史上最年少!滋賀支部長としての顔
2018年7月、馬場貴也は滋賀支部の支部長に選出されました。支部長は支部内の選手による投票で決まる仕組みで、当時34歳での就任は全国の支部でも史上最年少記録。支部長になると節間中に選手班長を任されることもあり、安定板装着の有無に関する運営との相談や、選手の集合管理なども担当するなどレース以外でも多忙な日々を送っています。
「褒めて伸ばす」指導スタイルで弟子・澤田尚也選手を育てながら、地元滋賀の支部全体のレベルアップにも貢献するリーダーとして、現役選手の中でも際立った存在感を放っています。
ゴールデンレーサー賞を受賞!競艇界の名誉的称号
2022年12月18日、馬場貴也は史上11人目の「ゴールデンレーサー賞」を受賞しました。ゴールデンレーサー賞はBOATRACE振興会会長賞メダルを24個以上獲得した選手に与えられる競艇界の名誉的称号です。SG・G1の優勝やGRANDE5競走での3着以内入賞時にメダルが授与され、2022年のグランプリ2着でメダルが合計24個に到達しての受賞となりました。
ファン投票でも上位!オールスター常連の人気選手
SGボートレースオールスターのファン投票順位は、直近2回で2025年5位・2026年6位という高評価!実力だけでなく競艇ファンからの支持も厚い選手であることが数字でも証明されています。
馬場貴也のSNS情報
馬場貴也はインスタグラム(@yoshiya4262baba)を運営しています。
X(旧Twitter)については公式アカウントは持っていません。
インスタでは地元・びわこでの活躍やレース後の投稿などが確認でき、ファンとの距離感を大切にしている様子が伝わってきます。更新されたときはぜひチェックしてみてください!
まとめ:馬場貴也は「スピード+技術+人望」を全て兼ね備えた、ボートレース界最高峰の選手!
馬場貴也を徹底紹介しました!
両親の勧めでボートレーサーの道へ進み、カーレーサーへの夢を胸に秘めたまま養成所へ。プロになってからも初優勝まで4年、SG初制覇まで15年という長い道のりを経て、今や誰もが認めるボートレース界の頂点に立つ選手となりました。
その間に経験した整備規程違反・地元水面斡旋停止・同期に先を越された苦悩……すべてを乗り越えてたどり着いた今の姿だからこそ、馬場貴也への応援には熱がこもります!
2024年のSGメモリアル史上4人目の連覇、2025年の住之江G1準パーフェクトV、2026年4月のパーフェクトVと、42歳となった現在もまだまだ進化が止まりません。
まだ手にしていない悲願は「賞金王(グランプリ優勝)」のタイトル。2022年にあと一歩まで迫ったあの激闘を思うと、次のグランプリこそ…!という期待は年々高まるばかりです。
ウィリーターンが炸裂するその瞬間を、ぜひ現地かモニターで体感してみてください。どのコースからでも逆転を狙える攻撃的なレーススタイルは、舟券を買う際にも必見のポイントですよ!