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稲田 浩二(いなだ こうじ)選手を紹介!スタートタイミングとダッシュが持ち味なボートレーサー!

稲田 浩二(いなだ こうじ)選手を紹介!スタートタイミングとダッシュが持ち味なボートレーサー!

今回は、スタートタイミングとダッシュが持ち味で、ボートレース界でも屈指の実力を持つ稲田浩二選手について紹介していきます!

2019年以降、G1レースを初制覇してから好調を維持し、2021年以降も注目すべき選手の一人で、インタビューの際にはちょっと抜けているような受け答えが面白ことでも知られています。

では、稲田浩二選手のプロフィールから実績、最新情報などを見ていきましょう

「稲田 浩二(いなだ こうじ)選手」のプロフィール

稲田浩二
稲田浩二
  • 生年月日 1984年12月8日
  • 身長 169cm
  • 体重 52kg
  • 血液型 A型
  • 出身地 兵庫県
  • 所属 兵庫支部
  • 登録番号 4290
  • 登録期 94期

稲田浩二選手は兵庫県出身で、兵庫支部に所属しているA1級選手です!

始めたきっかけは、たまたまテレビを見ていた際にボートレースのことを知り興味を持ったからだそうで、それまでは意外にも卓球部に所属していたそうです。

同期は、「岡崎崎恭裕選手」「落合直子選手」「平田さやか選手」「古賀繁輝選手」「岸本雄貴選手」など、今も現役で活躍している選手ばかりですね。

印象に残っているレースは優勝したレース全てで、厩舎で過ごす際にはTVを見ながら過ごすのが日課なんだとか!

特定の師匠や弟子などはいませんが、兵庫支部のみんなが師匠であり弟子であるとインタビューで答えてます!

これまでの経歴

  • 2004年5月16日 ボートレース尼崎(尼崎競艇場)で開催された「第4回報知ローズカップ争奪戦」でデビュー
  • 2004年9月14日 ボートレース宮島(宮島競艇場)で開催された「長月競走」で初優出し、優勝戦では5コースからまくりを決めて初優勝
  • 2009年2月16日 ボートレース三国(三国競艇場)で開催された「第52回近畿地区選手権」でG1初優出
  • 2007年1月23日 ボートレース大村(大村競艇場)で開催された「共同通信社杯 第21回新鋭王座決定戦」でG1初出走し、最終日の4Rで2コースから差しを決めてG1初勝利
  • 2010年7月14日 ボートレース丸亀(丸亀競艇場)で開催された「第15回オーシャンカップ競走」でSG初出走
  • 2013年5月26日 ボートレースびわこ(びわこ競艇場)で開催された「ボートピア京都やわた開設6周年記念」で通算500勝を達成
  • 2018年3月18日 ボートレース浜名湖(浜名湖競艇場)で開催された「第53回ボートレースクラシック」でSG初優勝
  • 2019年9月2日 ボートレース津(津競艇場)で開催された「津インクル開設8周年記念レース」で通算1,000勝を達成
  • 2019年9月16日 ボートレース戸田(戸田競艇場)で開催された「戸田プリムローズ開設63周年記念」で、G1初優勝

こちらが、稲田浩二選手のこれまでの経歴ですが、プロデビューしてからすぐに初勝利し、初優勝しているのなど若い時から活躍していることが分かります。

2019年に念願のG1初制覇

戸田プリムローズを制覇した稲田浩二選手
戸田プリムローズを制覇した稲田浩二選手

プロデビューから好調で周りからも「SGやG1を初制覇するのは時間の問題」と言われるほどの実力を持っていた稲田浩二選手。

しかし、良い結果は出してもSGやG1を優勝ができず、デビューから15年目にして念願のG1初制覇を成し遂げました

涙を流しながら喜ぶと思いきや、表情を変えずに寡黙なインタビューで司会者が「最後に皆さんにお礼の言葉をお願いします。」と言われた際に、稲田浩二選手は「えーっと、、なんやったけなー。」と返し、ボートレースファンを爆笑させたのは有名な話です

ツイッターやインスタグラムのアカウントはない

イメージ通りかもしれませんが、稲田浩二選手は自分から発信するのが苦手な感じがするので、現在までにSNSアカウントが作られた形跡などはありません。

私生活はあまり知られていないですが、休日は家族サービスをすることが多いみたいです

他の私生活も気になるので、いつかはSNSで投稿してほしいものですね!

「稲田 浩二(いなだ こうじ)選手」と言えばイナダッシュ!

スタートダッシュを決める稲田浩二選手
スタートダッシュを決める稲田浩二選手

稲田浩二選手はスタートタイミングを得意としていて、0.17を切れば早いと言われているボートレース界で、0.12~0.13という脅威的なスタートタイミングの持ち主です

スタートタイミングが早すぎることから、ボートレースファンから稲田浩二選手のダッシュを「イナダッシュ」と呼ばれるようになり、親しまれるようになりました!

では、その他の特徴はあるのでしょうか。

イン逃げが得意で全コースの連対率が非常に高い

稲田浩二選手は、イナダッシュからのイン逃げを得意としているため、1コースが強い印象を受けますが、全コースの連対率が高いことでも知られています。

  • 1コース 95.7%
  • 2コース 82.4%
  • 3コース 75.0%
  • 4コース 64.3%
  • 5コース 46.7%
  • 6コース 66.7%

こちらが2020年のコース別3連対率ですが、全コースの連対率が高く特に注目なのが1コースと6コースですね!

1コースの90%越えももちろん素晴らしいですが、6コースの連対率が60%以上というのはボートレース界でもトップクラスの連対率です。

  • 勝率 7.24%
  • 2連対率 53.20%
  • 3連対率 72.89%
  • 出走回数 107回
  • 優出回数 7回
  • 優勝回数 4回
  • 平均スタートタイミング 0.13
  • フライング回数 0回

その他にも、2020年の成績では勝利率が7.24%と非常に高く、2021年に関してもこの好調を維持できればグレードレースの優勝も期待できるかなとい感じですね!

「稲田 浩二(いなだ こうじ)選手」の優勝歴と獲得金額

宮島チャンピオンシップを制覇した稲田浩二
宮島チャンピオンシップを制覇した稲田浩二

2019年に「G1 戸田プリムローズ開設63周年記念」を初優勝してから、好調を維持している稲田浩二選手ですが、過去の成績はどうなのでしょうか。

これまでの優勝歴

【SGの優勝歴】

  • なし

【G1の優勝歴】

  • 2019年09月 戸田 戸田プリムローズ開設63周年記念
  • 2020年09月 宮島 宮島チャンピオンカップ開設66周年記念

【G2の優勝歴】

  • なし

【G3の優勝歴】

  • 2008年03月 尼崎 新鋭リーグ戦競走第2戦プリンスロード2008
  • 2009年03月 若松 新鋭リーグ戦競走第2戦植木通彦フェニックスカップ
  • 2010年02月 尼崎 G3新鋭リーグ戦競走第1戦プリンスロード2010
  • 2016年06月 浜名湖 G3SUZUKIスピードカップ

2019年以降は、一般戦もしっかり勝ちながら、G1レースも勝っているのでこの勢いのままに、2021年はSG初制覇に期待したいところですね!

過去5年間の獲得金額と順位

  • 2020年 5985万円(30位)
  • 2019年 5140万円(38位)
  • 2018年ランク外(3424万以下)
  • 2017年 3572万円(66位)
  • 2016年ランク外(2981万以下)

獲得賞金ランキングを見ると、やはりG1レースを勝っている2019年以降の獲得金額が多くなっています。

2021年は、SGレースやG1レースなど複数のタイトルを獲得すれば、賞金ランキング10以内の可能性もありますね。

  • 2021年1月 江戸川 一般 ジャパンネット銀行賞
  • 2021年2月 三国 G1 近畿地区選手権
  • 2021年2月 尼崎 G1 サンケイスポーツ旗争奪第52回尼崎選手権競走
  • 2021年3月 浜名湖 一般 浜名湖賞 開設67周年記念 静岡県知事杯争奪戦
  • 2021年3月 三国 G1 開設周67年記念 北陸艇王決戦
  • 2021年3月 福岡 SG 第56回ボートレースクラシック

2021年1月~3月は一般レース2レースとG1レース2レース、SGレース1レースに出場予定なので、地元開催のG1レースやSGには特に注目していきたいですね

まとめ:「稲田 浩二(いなだ こうじ)選手」はボートレース屈指界のスタート巧者

稲田浩二選手は、スタートタイミングが早いことから別名「イナダッシュ」としてボートレースファンから知られており、フライングや事故なども少ないことからスタート巧者としても知られています

また、近年はイン逃げだけではなく、全コースから優勝を狙えるようなトップレーサーへと成長しました!

2019年以降はG1レースも制覇して安定して素晴らしい結果を残してるので、2021年は賞金ランキング10以内とSG制覇に向けて、活躍に期待したいところですね