師匠の塩田北斗が弟子の中田達也を語る・ボートレース福岡
2022年12月に福岡G3(福岡ソフトバンクホークス杯)が開催されました。
そこで塩田北斗は4コースから逆転優勝を果たします。
フライング艇のある波乱の優勝戦でしたが、節間を通して見事な走りでした。
優勝した塩田選手はインタビューへ。
今節を振り返った後、「ちょっと喋ってもいいですか?」と前置き。
ファンの方に向けて、弟子の中田達也選手が亡くなったことについて語りました。
「それ以来、達也と一緒に走っている」、「僕の走っている姿を見て、達也が走っていると思ってくれたら嬉しいです」など、弟子への思いが伝わる感動的なスピーチをされました。
強い思いをもって地元優勝を果たした塩田北斗、これでSGクラシック2023の出場権を獲得しました。
今後の活躍に注目が集まります。
「塩田 北斗(しおた ほくと)選手」のプロフィール
- 登録番号 4566
- 生年月日 1987年12月25日
- 身長 166cm
- 体重 53kg
- 血液型 O型
- 支部 福岡支部
- 出身地 福岡県
- 登録期 105期
- 階級 A1級
塩田北斗選手は、福岡県出身で福岡支部に所属しているA1級の選手です!
同期は、「佐藤翼選手」「前田聖文選手」「磯部誠選手」など賞金ランキングにも入ってくる選手も多く、師匠は「今村暢孝選手」です!
ボートレースを始めたきっかけは、幼い頃からボートレース場に行く機会があり、高校の進路に困っていた時に、収入が良さそうだから目指したそうです!
おそらく、お父さんや周りの親しい方が、幼い頃によくボートレース場に連れてってくれたんでしょうね。
また、塩田北斗選手自身、稼ぐだけではなく勝負事が好きで合っていると途中から考えるようになり、その性格を生活かし努力を重ねて3回目の試験で合格したみたいです。
それしても、12月25日が誕生日の方って珍しいですよね!
不器用で真面目な性格で思うような成績が出ない日々
塩田北斗選手自身、自分のことを不器用だとインタビューで答えており、その性格のせいかやまと競艇学校時代は、成績も同期の中では下から数えた方が早かったみたいで、クビになりそうな雰囲気があったりらしいです。
そんな不器用な塩田北斗選手が変わったきっかけは、デビュー期の終わりぐらいのことで、今村暢孝選手に「強くなりたいなら、こんな風にしてみなさい!」っていうアドバイスをいただいて、それ以来少しずつ変わり今村暢孝選手とは師弟関係なんですって!
逆境に強い原点は、どうやら今村暢孝選手の教えと塩田北斗選手の性格に関係していそうですね!
師匠の教えを胸にSGグランプリ初出場へ

師匠の教えを忠実に守りレースの結果を求め続けて早11年、その努力が身を結び2020年には、初のSGグランプリ出場を果たしました!
塩田北斗選手曰く「勝っても勝ち足りない。 まだ一般戦の優勝がほとんどだから、グレードレースもしっかり優勝していきたい。」とインタビューで話しており、2021年には初のG1やSGの優勝にも意力を示しています!
ツイッターやインスタグラムはやってるの?
「塩田 北斗(しおた ほくと)選手」は積極的なターンが武器

SGグランプリに初出場して、波に乗っている塩田北斗選手は、積極的なターンと環境適応能力を武器に、2020年は年間優勝回数を4回に伸ばしました!
では、2020年の他の成績や2021年の調子はどうなのでしょうか。早速、見ていきましょう!
2020年は過去最高勝率をマーク
2020年はここ数年間の中でも特に成績が良く、塩田北斗選手のボートレース人生の中で過去最高勝率の7.46%をマークしています!
- 勝率 7.46
- 2連対率 60.20%
- 3連対率 77.77%
- 出走回数 171回
- 優出回数 12回
- 優勝回数 4回
- 平均スタートタイミング 0.15
- フライング回数 0回
スタート平均タイミングは0.15と、SGクラスの選手と比べるとそこまで早くはないですが、スタートのタイミングを合わせるのが上手く、フライングに関しても11年間の中でわずか3回しかないので、安定したスタートも持ち味と言えますね!
- 1コース 95.9%
- 2コース 76.0%
- 3コース 83.3%
- 4コース 70.0%
- 5コース 68.0%
- 6コース 50.0%
コース別の3連対率を見てみると、どのコースでも積極的にターンを決めることができるため、全コースの3連対率が高めとなっています!
1コースの3連対率95.9%もすごいですが、6コースの連対率50%というのはボートレース界屈指の数値と言えるでしょう。
2021年は早くも準優勝2回と確かな手ごたえ
2021年も引き続き絶好調で、1月に行われた「一般戦 第3回東京スポーツグループ杯」や「一般戦 スポニチ金杯新春特選]」では、準優勝という好成績を残しています。
インタービューでは、「出足型で伸びも悪くない。内寄り向きの気配で良い感じ」と答えているので、今後の活躍にも期待できますね!
以下は、近々出走予定のレースで、去年の成績が良かっただけに、タイトなスケジュールになっていますね!
- 2021年01月28日~ G1 戸田 戸田プリムローズ開設64周年記念
- 2021年02月08日~ G1 大村 九州地区選手権
- 2021年02月20日~ 一般戦 福岡 福岡県知事杯争奪 福岡都市圏開設31周年記念競走
- 2021年03月01日~ 一般戦 唐津 日刊スポーツ杯
- 2021年03月13日~ G1 若松 読売新聞社杯全日本覇者決定戦開設68周年記念競走
今後のレースは、G1レースが3レースと一般戦を2レースに出場予定しているので、もしかしたらG1レースの初優勝の可能性もありますね!
「塩田 北斗(しおた ほくと)選手」の優勝歴と獲得金額
これまでの優勝歴
まずは、これまでの優勝歴を見ていきましょう!
【SGの優勝歴】なし
【G1の優勝歴】なし
【G2の優勝歴】なし
【G3の優勝歴】2019年10月 常滑 G3INAX杯争奪第31回とこなめ大賞
これまでのグレードレースの優勝歴は、2019年10月にボートレース常滑で開催された「G3INAX杯争奪第31回とこなめ大賞」のみです。
優勝した「G3INAX杯争奪第31回とこなめ大賞」は、圧倒的1番人気で1号艇だった白井英治選手を6号艇だった塩田北斗選手が抑えて勝ちました!
その時の3連単が110,870円というとんでもない高配当になったので、記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
今後は、G2レース以上は初優勝に期待したいところですね!
2020年は獲得賞金ランキングにもランクイン
それでは、獲得ランキングと順位を見ていくとしましょう!
【2020年の賞金ランキング】- 63位:永井彪也 選手 43,351,000円
- 64位:平山智加 選手 42,765,666円
- 65位:塩田北斗 選手 42,703,000円
- 66位:須藤博倫 選手 42,490,000円
- 67位:剛 選手 42,378,666円
2020年は、好調を維持していたため賞金ランキング65位に入っており、獲得賞金額は42,703,000円とA1選手の平均獲得金額3,300円を大きく上回っています!
2019年より前はA1級とA2級を行ったり来たりしていたので、まだ安定しているとは言い切れないですが、2021年以降は50位以内をまずは目指して頑張っていただきたいですね!
「塩田 北斗(しおた ほくと)選手」は積極的なターンが武器で逆境に強い選手!
塩田北斗選手は、
自身でもまだ進化の途中と答えており、2020年以降の成績を見ても、これからより好成績を残せると言えるでしょう。
今後は、自身初のG2以上の優勝や賞金ランキング上位に向けて、活躍に注目していきたいボートレーサーの1人です!