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渡辺浩司(わたなべ・こうじ)選手は福岡支部のスタート巧者選手!

渡辺浩司(わたなべ・こうじ)選手は福岡支部のスタート巧者選手!

渡辺浩司(わたなべ こうじ)選手は、福岡支部に所属しているA1級の競艇選手。

1997年にデビューし、2009年に鳴門競艇場で初優勝を果たしました。

1コースからの平均STが0.14と早く、福岡支部を代表するスタート巧者のひとりです。

渡辺選手は、デビューからから数えて1,384走を選手責任でのスタート事故(F・L)をせずに航走した記録を持っています。

当記事ではそんな渡辺選手の徹底分析します!

渡辺浩司選手のプロフィールを紹介!

渡辺選手はスタート巧者
渡辺選手はスタート巧者
  • 生年月日 1983年11月13日
  • 出身地 大分県
  • 身長 167cm
  • 体重 53kg
  • 血液型 A型
  • 所属 福岡支部
  • 登録期 93期
  • 登録番号 4256
  • デビュー日 1997年

渡辺選手は福岡県出身。 1997年11月19日に地元である常滑競艇場でデビュー。

2000年には常滑で行われた「2000年新鋭リーグ戦競走第4戦」で、G3初優勝を果たしました。

同期には佐々木康幸選手選手、渡辺浩美選手、寺田祥選手らがいます。

スタート無事故記録の保持者

渡辺選手は「デビューから1,384走を選手責任でのスタート事故(F・L)無しで走った」という記録を持っています。

この記録は2021年1月現時点、誰にも破られていません。

渡辺選手は、スタートは決して慎重という訳ではありません。

特に1コースからのスタートではFギリギリを攻める傾向にあり、平均STは0.14とトップレーサーの中でも早いタイムとなっています。

訓練生時代からスタート巧者としての頭角を現しており、やまとリーグ第2戦優勝戦では、4艇がフライングする中で0.08のスタートを決めて、見事に優勝を果たしました。

競艇界の歴史に残る(?)レース

2009年に住之江で行われた「KANSAI1週間10周年記念カンイチ激速カップ」で、無事故の記録を持つ渡辺選手と、当時現役F最多記録を持つ上島久男選手が決勝対決するという伝説の(?)レースがありました。

結果は渡辺選手が1着、上島選手が3着となり、渡辺選手は通算2度目の優勝を果たしました。

渡辺選手の趣味は旅行?

2017年のインタビューにて、友人と鹿児島の霧島神宮へいって勝利祈願のお参りをしてきたと公言しています。

その際は、「しろくま」というかき氷を食べたそうで、美味しかったと語っています。

ハンサムな見た目に反して、甘いものが好きなのかもしれません(笑)

渡辺選手の特徴

渡辺選手は1コーススタートが強い!
渡辺選手は1コーススタートが強い!

2020年5月1日~10月31日までの集計データによると、1コース3連対率はなんと100.0%でした。

渡辺選手が1号艇に番組されたレースでは、1号艇1着が固い買い目となります。

  • 1コース進入 100.0%
  • 2コース進入 77.4%
  • 3コース進入 77.3%
  • 4コース進入 50.0%
  • 5コース進入 68.2%
  • 6コース進入 50.0%

渡辺選手は、1コース以外でも高い3連対率を保持しています。

また、2コースを取ったレースは1・2着率が、3~6コースは2・3着率が、高い傾向にあります。

また、5・6号艇に番組されているレースでは、5レースに1回の割合で枠なり進入を崩す選手です。

渡辺選手のグレード別戦績について

2021年1月27日現在、渡辺選手の各グレードの出場節数は、一般競走が「259回」、G3が「22回」、G2が「5回」、G1が「53回」、SGが「7回」です。

SGでの3連対率は「23.6%」、一般競走での3連対率が「75.6%」になります。

出場節数から、主に一般競走・G1で活躍している選手だということが分りますね。

ちなみに、G1での通算3連対率は「44.9%」です。

渡辺選手が強い会場って一体どこ?

渡辺選手の各会場における3連対率を見てみると、一番低いのが児島「約60.6%」で、高いのがびわこ・鳴門・下関・芦屋「約76%」でした。

3連対率が70%を超える会場は、上記4会場を含めて、多摩川・常滑・三国・丸亀・若松・福岡・唐津の11会場です。

地元会場は出場節数も多いので、若松・芦屋・福岡で渡辺選手の名前をみつけたときは積極的に舟券を買っていきましょう。

渡辺選手の主な優勝歴

SG

なし(優出0回)

G1

なし(優出3回)

G2

なし(優出0回)

G3

なし(優出12回)

2021年1月27日現在、渡辺選手はまだSG・G1・G2・G3での優勝経験がありません。

これからの活躍に期待したいところですね。

ちなみに、一般競走での優勝回数は28回で、優出回数は148回にも上ります。

賞金獲得ランキングの順位

渡辺選手の気になる獲得賞金ランキングの順位はこちら!
渡辺選手の気になる獲得賞金ランキングの順位はこちら!

渡辺選手は例年、賞金獲得ランキングの100位圏内に入るトップレーサーです。

ここでは、2016年以降の渡辺選手の賞金獲得ランキングの順位を一覧にしています。

  • 2020年 39,633,000円 89位
  • 2019年 100位圏外
  • 2018年 100位圏外
  • 2017年 34,331,000円 84位
  • 2016年 40,394,000 49位

まとめ:渡辺選手は、福岡を代表するスタート巧者のひとり

福岡支部のスタート巧者と言えば田頭実選手が有名ですが、1コースのSTを比べても引けを取らない実力を持つのが渡辺選手です。

さらに、デビューから数えて1,384走を選手責任でのスタート無事故で走ったという記録まで保持しています。

2020年5月1日~10月31日の1期間、渡辺選手が1コースからスタートしたレースの3連対率は100%でした。

このことから、渡辺選手が1号艇に番組されているレースでは、1着に固定して買っておくのが無難と言えるでしょう。

また、センター・アウトコースからでも粘り強く2・3着を奪取することのできる選手です。

一般競走で渡辺選手の名前をみたら、積極的に舟券に絡めた方が良いです。

2021年以降は、G3以上のタイトルを優勝することができるのか、期待が高まります。